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突き箸に渡し箸…「夫は箸のマナー違反常習者」子どもができてイライラ倍増!

LIMO / 2019年11月16日 19時45分

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突き箸に渡し箸…「夫は箸のマナー違反常習者」子どもができてイライラ倍増!

他人の箸のマナーが気になることってありませんか?特に、日々の生活を共にする夫や妻が箸のマナー違反をすると注意したくなるという人もいるのではないでしょうか。実は、筆者の夫は、突き箸や渡し箸などの箸のマナー違反常習者です。結婚当初から彼の箸のマナー違反が気にはなっていたものの、直接口出しすることはありませんでした。

しかし…子どもができてからというもの、夫が間違った箸の使い方をする度に口に出したり、イライラしたりするようになってしまったのです。

祖母から叩き込まれた食事や箸のマナー

筆者は、両親共働きの家に育ちました。そのため幼いころは、近所に住む祖母が家事を手伝うためによく自宅へ来てくれていたのです。お茶碗洗いや洗濯ものの干し方・たたみ方、掃除機のかけ方、料理の仕方などを筆者に教えてくれたのも祖母でした。また、食事のマナーについてもほとんど祖母から教わりました。口を閉じて咀嚼すること、手に持って良い器と悪い器があることなどはもちろん、箸のマナーは特に厳しく叩き込まれたのです。

幼い頃は、何に対しても厳しい祖母に反発心を抱いたこともありました。しかし、ひとり暮らしを始めたときに、何不自由なく生活をスタートできたのは、家事や自炊の基礎を祖母が教えてくれていたからでしょう。また社会人になり、クライアント先の年配の方と一緒に食事をする機会があったのですが、その方から「箸の使い方が綺麗だね」と言われたときには、改めて祖母に感謝したものです。

夫の箸のマナーがちょっぴり気になる…

食事や箸のマナーに厳しい家で育てられた筆者ですが、他人の食事マナーが気になるということは特になく、「美味しく食べられたら、それでいい」くらいの感覚です。しかし、日々の生活を共にする夫に対しては、完全に無関心とはいきませんでした。

筆者の夫は、食べ方や箸の持ち方はとても綺麗なのですが、時々タブーとされる箸使いをします。例えば、箸でつまみにくいトマトや煮物の野菜などに箸をブスッ!と直接突き刺す“突き箸”やご飯茶碗の上に箸を置く“渡し箸”、どれを食べようか箸をウロウロさせる“迷い箸”、箸で器の中の料理を選り分ける”探り箸”などです。筆者としては、どれも祖母から厳しく注意されてきた行為だったので、目の前にすると多少気にはなりました。しかし、長年夫はそのやり方で食事をしてきたのですから、突然直せ!と言われても気分を害するだけだと思い、直接口出しすることはありませんでした。

長男が箸を使うようになり、夫の箸のマナー違反を見る度にイライラ!

特に注意することなく、月日が流れ、長男が生まれました。そして、長男が年少さんの年になり、箸の練習を始めた頃から、筆者の意識が変わり始めました。夫の箸のマナー違反を目にする度に、口出しするようになってしまったのです!もちろん、食事中に直接、注意しても夫の気分を害するだけだと分かってはいるのですが…。

しかし、長男に正しい食事のマナーや箸の持ち方を教え、彼も必死で覚えようとしている最中に、一緒に食卓を囲んでいる夫から箸のマナー違反をされると、どうしても見過ごせないのです。注意する度に夫は、「ごめん!気を付ける!」と言いはするのですが、クセになっているのか刺し箸や渡し箸はなかなか直りません。

その理由は夫の実家を訪問するとよくわかるのです。義理の両親や妹も刺し箸や渡し箸などのマナー違反をするので、夫にとってはごく自然な行為なのでしょう。長年続けてきたやり方を大人になって直すことは、簡単ではないと思います。まさに「育ってきた環境の違い」というもの。だからこそ、これから箸の使い方を覚える子どもたちの見本となるよう、夫には少しずつでも箸のマナー違反を直して欲しいと願っています。

毎日使う箸だからこそ、最低限のマナーは守って欲しい

最近は、食べ方や箸のマナーについてあまり厳しく言われない時代になっているのかもしれません。またグローバル化が進んだ現代では、和食のマナーばかりに捕らわれすぎる必要もないでしょう。しかし、日本で生まれ育ったからには和食の食事マナーや箸の正しい使い方を身に付けておいて損はないはずです。

夫育ては子育てより大変…。これからも我が家では、子だけでなく夫にも最低限のマナーを教えこまなければならない日々が続きそうです。

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