家計簿をつけて満足…はNG!「お金を育てる」家計簿データ活用法8つのポイント

LIMO / 2019年11月9日 11時45分

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家計簿をつけて満足…はNG!「お金を育てる」家計簿データ活用法8つのポイント

貯金をするうえで大切なのは、支出状況を把握して問題点を見つけ出すことです。支出状況を把握するときによく使われるのは家計簿ですよね。そのため、「貯金」と「家計簿」は切っても切れない関係ともいえるでしょう。

ただし、家計簿をつけているからといって「必ずしも貯金が増える」とは限りません。さらにもう一歩踏み込み、工夫を凝らす必要があるのです。

そこで今回は、今の状態から貯金アップへと繋げる方法をご紹介します!

みんなの貯金はいくらなの?

貯金アップの策も知りたいところですが、他の人がどのくらい貯金をしているのかも気になりませんか?まずはLeadingTechが運営する情報メディア「ワイズローン」が発表した「貯金実態調査2019(https://wiseloan-cash.com/savings2019/)」で貯金の実態を見ていきましょう。

この調査によると、貯金額の平均は317万円で、全体の53.7%が貯金100万円以下ということがわかりました。100万円以下だけで見ても、5万円以下と95〜100万円の二極化が鮮明で、貯金をするしないが明確になっているようです。また、貯金額が多い人は比較的長期的に貯金をしていることも見えてきたので、やはりできるだけ早い段階から貯金をしていくことが課題と言えます。

家計簿を貯金に繋げるヒント

家計簿をつけると、毎月の支出や貯金の状況を掴むことができます。お金の流れが一目で分かるので、収入と支出のバランスも見えてくるでしょう。

しかし、この段階で終わってしまっているケースも少なくありません。これでは、「ただ家計簿をつけているだけ」という状態です。さらにお金を貯めるには、家計を見直して問題点を改善しなければなりません。以下で2つの問題点とその改善方法を紹介します。

お金を引き出しにくい銀行口座を利用する

「せっかく貯めたお金に手を付けてしまう」という場合、貯金用の銀行口座からお金を引き出しやすいことが問題であると考えられます。じつは、貯金上手な人は、日常的に使う銀行口座の他に口座を作って、そこに「使わないお金」として貯めていく方法をとることもあります。

例えばATMや窓口が近所にない銀行の口座を作ってみるのもいいでしょう。わざわざ遠くまで行くのかと思うと、お金を銀行口座から引き出すのも面倒になってきますからね。結果的にお金を使わなくなって、貯金ができるという仕組みです。

あえて現金で支払いをする

クレジットカードやスマートフォン(スマホ)での決済が便利になったこともあって、これらの支払い方法を積極的に使う人も増えています。しかも、10月1日からの消費増税においては、キャッシュレス・ポイント還元事業(2020年6月末までの期間限定)によって支払い金額の最大5%分が還元されるようになりました。これによって、ますますクレジットカードやスマホ決済が注目されています。

このような決済方法は、買い物をスムーズにするメリットがある一方で、現金を扱わないためにお金が減っていくという感覚が薄れる可能性もあります。そのためついつい無駄遣いをしてしまうかもしれません。もしその可能性があると感じたら、現金での支払いを心がけるのもいいでしょう。

家計簿で支出を管理すると、このような問題点が浮き彫りになってきます。数字で見るとお金の動きがより鮮明になってくるので、「貯金をキープできているか」「無駄な買い物が多くないか」といった点を家計簿を使って見直してみてくださいね。

お金が貯まらない人は「支出コントロール術」を試してみよう

それでも思うように貯金が増えない…という方は、支出を調整する力を養っていきましょう。そこで、金融業界に勤めている人が実際に行なっている支出コントロール術をご紹介します。さっそく、日常のなかで取り入れていきましょう。

周囲の人と一緒に節約

自分1人だと節約が続かないこともあるかもしれません。例えば、ランチに誘われてしまうと断れなかったり、友人に合わせて高い料理を注文してしまったり…。でも、周りの人と一緒に節約をすれば、みんなでお弁当を持ってくることもできますよね。もしお弁当が作れなくても、500円以内でお昼ごはんを買うというように金額を決めてルール化し、みんなで共有すれば予算オーバーもしにくくなってきます。

使う金額のルール化は、趣味や好きなことに対しても使える方法です。たとえばスイーツが好きな人ならば、週に500円までと決めておいて、それを一緒に節約をしている人と共有します。周りの人も一緒に節約をしていけば、自分だけルールを破るわけにもいかないですし、
やる気もアップしてきますから、結果的に支出をコントロールできるというわけです。

手帳を使って予算をしっかり把握する

飲み会やイベントがある時は、ついついお金を使ってしまうこともあるかもしれません。でも、スケジュール帳などに予算を記入して、その金額以上は使わないというルールを決めるのもオススメです。たとえば『飲み会、5000円』と書かれている日は、その金額までしか使わないというルールです。あらかじめ予算が決まっていれば、二次会やタクシーの利用を自主的に抑えられます。

また、1週間ごとの予算を決めて、お金を使う日と使わない日を分けるのもいいですよね。金曜日は飲み会があってお金を使うから、木曜日は予算0円にするというイメージです。予算0円の日を設けることで、1週間なら支出の帳尻も合わせやすいので、支出を上手にコントロールできそうです。

自分が使っていい金額を決める1人予算会議を開く

毎月自分が使えるお金を決めるための「1人予算会議」をしてみるのはどうでしょう。ただし、この会議をする前提として、毎月いくら貯金をするか?が明確でないといけません。金額が決まっていれば、収入から貯金分を引いて、残りで生活していくことになります。その中で家賃や光熱費、生活費など絶対に必要なお金を引いて、はじめて自由に使える金額が見えてきます。具体的な金額がわかっているからこそ節約の意識も高まりますし、逆に買いたい物なども明確になってくるのではないでしょうか。

ちょっとした工夫で支出を抑えられる

先ほどの支出をコントロールする方法をいくつか紹介しましたが、他にも有効な方法があります。より節約効果を高めるため、以下のような工夫も取り入れていきましょう。

長持ちするものを選ぶ

安さ重視で商品を選んだ結果、質が悪くすぐに買い直した経験はありませんか?たとえば洋服。安く買えたと喜んでいたら、何回か洗濯をしたら形崩れや毛玉ができてしまったということもあるかもしれません。そうすると、また新しい服を買うことになってしまいます。洋服に限らず購入頻度が高くなると、そのぶん支出が膨らんでしまいますよね。物を購入する際は、丈夫な素材でできているか、壊れにくいか、長期間使用できるかなどを踏まえて選ぶようにしましょう。

健康を意識する

節約というと辛いイメージもあるかもしれませんが、「自分の健康のため」だったらどうでしょう。「1駅くらいなら運動のために歩こう」「健康のために間食を減らそう」など健康を意識した考えは、結果的に節約にもつながります。無理をせずに自然に節約でき、ストレスもたまりにくい点も魅力ですね。

きれいな部屋を保つ

部屋が片付いた状態だと、「家でゆっくり過ごそう」という気持ちになれるので、外出先でお金を使う機会を減らすこともできます。また、部屋が片付いていると、物がどこにあるのかが一目でわかるので、「ないと思って買ってしまった!」という無駄買いもなくなります。整理整頓をしていれば気分も良くなり、仕事も捗るかもしれませんよね。整理整頓を意識し、居心地のいい環境を整えておきましょう。

まとめ

家計簿をつけると、お金の流れがわかるだけではなく、支出をコントロールしようという気持ちも出てきます。支出コントロールはこれまで紹介した方法もありますから、まずは「これはできそうだな」と思うことから始めてみてはいかがでしょう。大切なのは、無理をしないことです。「貯金実態調査2019」でも、貯金の年数が長ければ長いほど貯金額は増えていることがわかっていますから、無理をせずに続けることを意識していきましょう。

【参考】
「貯金実態調査2019」ワイズローン

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