もうレベルを落とせない!?「私に釣り合う」発言のママ友にモヤモヤ!
LIMO / 2019年11月12日 20時10分
もうレベルを落とせない!?「私に釣り合う」発言のママ友にモヤモヤ!
どんな園や学校にもクセのあるママというのはいるもので、できれば関わりたくないというのが本音です。しかも、最初はいい人と信じていたママから見下すような態度を取られたら…やっぱりモヤモヤしますよね!?
最初は気の利く優しいママだった
2児の母であるA.Yさんは自宅から少し距離のある幼稚園に息子さんを通わせていました。バス登園ということもありクラスのママと顔を合わせることが少なく、少々不安を感じていたそうです。そんな彼女に声をかけてくれたのが、S.Kさんという次のバス停付近に住む一人っ子男子のママでした。初めての参観会の際に「まだみんなの顔を覚えらなくて不安だよね」そんな風に話しかけてもらえ、ホッとしたそうです。
しかし、状況は少しずつ変わっていきました。個人的にlineを聞いてくれたS.Kさん。二人でやり取りをしているときはとても親切で、息子さんが園で聞いてきた話などもよく教えてもらっていました。ある日、上にお姉さんがいるというハキハキしたママが、クラスのママたちに「lineグループを作りたいので私に連絡ください!」とIDの書かれた紙を配布。数日のうちにクラスlineが完成し、あっという間にノート機能を使用した全員の自己紹介合戦が開始。気の利く彼女は一人一人にコメントを残し、全員とコンタクトを取るマメさを見せました。メール不精だったA.Yさんは「本当にすごい」と感心していたといいます。
徐々にリーダーグループに接近する
クラスlineはしばらくの間大変賑わっていたといいます。特に、第一子のママたちは初めての人間関係に緊張し「失礼のないよう」やりとりをするため、どのトークも盛んに更新されていきました。そんなやりとりに圧倒され、A.Yさんは思わず通知を切ってしまったそうです。
ある日、彼女はあることに気が付きます。Lineグループを作ったリーダーママと、リーダーの親友ママ、それからパッと見華やかでいかにも「中心!」というママとS.Kさんの4人だけが延々とトークを繰り返しているのです。他のママたちは徐々にトークが減ってきており、盛り上がる4人を見ているだけの状態。その頻度が上がるにつれ、S.Kさんから自分への個人lineが減っていったことに気が付いたといいます。とはいえ「気が利く彼女には華やかなグループが元々あっていたんだろうな」とあまり気にしなかったそう。
イベント幹事としてテキパキこなす
園生活も3ヵ月ほど過ぎたころ、リーダーママ主催で子供抜きの集まりが開催されることに。初めての集まりに緊張気味なママたちの中、幹事の横で集金や出欠チェックを行うS.Kさん。少し見ない間に本当に仲が良くなっていたようで、クラス会の間も4人のテーブルでは自分たちだけがわかる話題が続きました。
たまに他の人に向けて「リーダーのうちの娘さんがデキる」「Sちゃんの息子くんモテるんだよー」とお互いを持ち上げる発言を連発し、他のママたちはひたすら愛想笑い。確かに幹事は大変だし子供さんたちはいい子かもしれないけど、前の彼女だったら全員に気配りができたのに、と違和感を覚えたといいます。そして、彼女にしか話していない息子の情報がリーダーからみんなに発表されてしまったことにも、違和感を覚えたそうです。
ほかのママたちはもはや用済み!?
そして、帰宅したA.Yさんはlineをみて驚いたといいます。S.Kさんのタイムラインには「今日はウチラの企画でみんな大盛り上がり☆最高のクラスで過ごせて私も息子も幸せものだなぁ。」と記されていました。盛り上がっていたのはあなたたちだけで、みんなは愛想笑いで少々疲れているのにも気づかなかった?そんな彼女の投稿にいつものリーダーグループは即座に反応。雑談が続く中「あとはダンススクールで話そう!!」という一言で締めくくられていました。どうやら、盛り上がった4人は子供たちに同じ習い事をさせはじめた様子。
仲がいいのは結構ですが、そんな「ウチラ」を見せつけられたその他のママたち。個別に会話をすればいいとも思うのですが、彼女たちは「輝く自分たちの話をみんなに聞かせる」ことが楽しいようで、全員に語り掛ける形でしゃべるためなかなかその相槌を切り上げるわけにもいかず、そんな身内話を延々と聞かされることにママたちは困惑していました。
自称「最強メンバー」に冷めた視線が止まらない
完全に4人対その他というカーストができたある日、久しぶりに園以外で彼女に会ったA.Yさん。挨拶をして早々に立ち去ろうとしたところ、彼女たちといるといかに成長できるか、自分たちがクラスをまとめ上げているかを一気に語られたそう。「やっぱり私にはあのくらいの人たちでないと釣り合わないって改めて感じる」と笑顔で言い切り、彼女は立ち去ったといいます。
自分とは釣り合わない、と言い切られたA.Yさんは茫然。狭い世界で頂点に立ちたい人なんだよ、と夫に慰められたそうですが、そのモヤモヤはしばらくの間続いたといいます。
今ではクラスの他のママと連絡を取り合い、息子さんも安定した園生活をおくっているとのことですが、相変わらずあの4人の「自慢オンステージ」が定期的に開催され、お金と時間を使って傍観者にならなくてはいけない苦痛に他のママたちと慰めあっているそう。みなさんの周りにも狭い世界で「頂点」に立ちたがる人、思い当たりませんか?
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