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「子ども1人なら女の子」が圧倒的! 女の子が好まれるのは世間の目が影響している?

LIMO / 2019年11月12日 19時45分

「子ども1人なら女の子」が圧倒的! 女の子が好まれるのは世間の目が影響している?

「子ども1人なら女の子」が圧倒的! 女の子が好まれるのは世間の目が影響している?

ママにとって、自分の子どもなら性別はどちらでも愛おしく感じるものですよね。なのに、周囲からの言葉にモヤモヤを感じることもあるのではないでしょうか。

特に最近では「女の子の方が育てやすいし、大きくなってからも一緒に買い物や旅行に行けて良い」などの意見が多く、男の子ママがヘコんでしまうことも。このような風潮はどこからきているのでしょうか。

男の子より女の子を望む夫婦が増えている

国立社会保障・人口問題研究所の『現代日本の結婚と出産:第15回出生動向基本調査(独身者調査ならびに夫婦調査)報告書(http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/NFS15_report5.pdf)』では、「女児選好の傾向が定着している」とされています。

特に同調査の中の「夫婦の理想の子ども数別 子どもの性別組み合わせ」を見ると、1人の子どもを望む夫婦では、男の子が30.2%、女の子が69.8%と圧倒的に女の子を望む夫婦が多いという結果に。また、3人の子を望む夫婦の中では、「3人とも男の子がいい」と回答したのはわずか0.8%でした。

女の子のほうが育てやすい?

女の子が好まれる理由の一つとしては、「落ち着いている子」や「親のいうことを聞く子」が好まれる現代の風潮が影響しているのではないでしょうか。特に最近では子どものマナーに対する目が厳しくなり、電車などの公共の場で子どもが騒いだりすると、周囲がピリピリした空気に。

ネットでも、「満員電車にうるさい子どもを乗せるな」「ギャンギャン騒ぐ子どもをスーパーに連れて行く親はどうかしている」などの投稿が頻繁に見受けられます。このような背景もあり、子どもらしくて元気いっぱいの子どもより、聞き分けが良い子どもに育てようとする親が増えていると想像できます。

そのため、男の子はわんぱくで手がかかるというイメージが先行して、特に男の子兄弟の場合、実際には本人の性格にもよるのにも関わらず、周りが勝手に「大変そうだ」と感じ、女の子の方が良いというイメージが高まっているのかもしれません。

実際に女の子を産んで良かった?

では、実際に女の子を産んだママ達は女の子の子育てについてどう思っているのでしょうか? その本音を聞いてみました。

「女の子は小さい頃からマセているので、友達関係の相談に乗らなければならないことが多く、心配が絶えませんでした」

「女の子でもイヤイヤ期では全然言うことを聞かず、自分の思い通りにならなければ泣いてばかり。うちの子の場合、男の子と変わらないくらい体力があるので毎日公園遊びに行かなくてはいけなかった。性別よりもその子の性格だと思う」

「姑からの男の子を産みなさいというプレッシャーがキツかったと言う女性がいました。2人女の子で3人目は男の子をと言われ続けていましたが、結局女の子が産まれて『女を3人も生んで何がしたいの』と言い放たれたそうです。後継にどうしても男の子が欲しかったのだと思いますが、女の子しか産めないのは無能と言われているようで傷つきますよね」

おわりに

女の子の方が聞き分けもよく育てやすいイメージが一般的ですが、個人の性格によるので必ずしもそうとは限りません。男の子でも育てやすい子もいますし、女の子でもわんぱくで一日中追いかけ回さなければいけない子もいます。

また、同じ性別の子ばかりを育てている母親が「違う性別の子がよかったと思っている」「性別が判明したときは落胆した」とは限りません。

たとえば、男の子3人兄弟が欲しくて望んだ通りになったというケースもあるでしょう。勝手に本人の心境や将来を予想して、「女の子が生まれるまで頑張ってみたら?」などという口出しは、男の子ママを傷付けるかもしれません。「賑やかで羨ましい」「兄弟で遊べて楽しそう」など、ママの気分も明るくなるようなポジティブな言葉をかけてみてはどうでしょうか。

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