婚活で「ニーズのない特徴」とは?お客様感覚になる婚活者が結婚できない理由3選
LIMO / 2019年11月13日 18時45分

婚活で「ニーズのない特徴」とは?お客様感覚になる婚活者が結婚できない理由3選
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
婚活サービスは普通のサービス業とは大きく異なる点があります。スポーツジムのお客様であれば、利用して購入金額が多く利用頻度が高いお客様ほど、エクササイズにも詳しく鍛えた体をしているかもしれません。上客のほうがたくましい良い体で、入会したての初心者の方はプヨプヨ…なのかもしれませんね。
でも、婚活サービスの場合は優秀な人はサッサと婚活市場から卒業していくのです。複数の結婚相談所に登録したとか、婚活歴5年超えなんていう、婚活にかけたお金・時間が多いほど「不良在庫」なのです。しかも、時間をかければ年齢も上がり、より婚活は不利になってしまいがち。
しかし、長年婚活をしているため目だけは肥えていきます。私より結婚相談所の仕組みに詳しい婚活マスターから「ネットが普及する前は、自宅に相手のプロフィールが書いてある書類が届いてその中から選ぶんですよ」なんて教えてもらったこともありました。
そんな知識を蓄えるより、自分を売りましょうよと思うのですが…。婚活に大金を使いながらも結婚できない人の特徴をお伝えします。
自分を売る場という自覚がない
結婚相談所やアプリは、ただの出会いの場であって課金したからといって相手の心を購入できるわけではありません。あれはいわば「テナント出店料」のようなもの。そこで出店して、自分のことを買ってくれるお客を自分で努力して見つけなければならないのです。
しかし、普通のサービスはお金を払うことでサービスを受けることができます。婚活サービスも同じような消費者気分で利用してしまうと、どんなに課金しても成婚には至りません。
「この人はたくさんお金を払っているから結婚してあげよう」
なんて誰も思わないのです。
結婚相談所やアプリ、パーティーという仕組みを活用しつつ、ちゃんと相手に気配りをして選んでいただく視点を持って活動しなければならないのです。
そんな中で、お金を出して婚活したつもりになってしまうような受け身な方は、どんどん差がついていってしまいます。
条件の優先順位をつけることを「妥協」と呼ぶ
多くの女性は、自分をさほど理想が高くないと思っています。
恋愛結婚ならば背が低い男性でも、年収がそんなに高くない男性でも好きになるかもしれないし、幸せになることとスペックは別というのです。
しかし婚活をスタートした場合、まず相手男性を検索するための条件を尋ねられます。「優しい人がいい」と思っても優しいという男性を検索することはできません。
そうなると、初めに身長、学歴、年収といったはっきり数値化しやすいもの、区分しやすい条件を決める作業がでてきます。
「背は普通でいい。170センチ以上かな。年収も400万円あれば。大卒以上、一人暮らしをしていて、太ってなくて清潔感があって、会える距離に住んでいる男性」
という条件にしたとします。もう、これで十分高望みなのです。170センチ以上でなおかつ年収400万円以上でなおかつ大卒以上になったら当てはまる方は1桁ではないでしょうか。
そこで「あ、そうですよね。身長は絶対条件じゃないし、別に私より背が高ければいいです」と条件の中で優先順位をつけていける方は大丈夫。
しかし、お金を出して婚活サービスを利用しているお客様感覚の方になると、
「なぜ婚活をしてまで条件妥協しなきゃいけないんですか!恋愛結婚なら背が低い男性とも付き合えるけれど、婚活までして条件を下げたくないです」
と思ってしまうのです。
賢く条件に優先順位をつけるだけなのに、かたくなに妥協と考える方はどんなに婚活をしても結婚は無理でしょう。
「ありのままの私」を受け入れてくれる人に出会えると思ってしまう
たくさんの出会いに課金してしまう方は、たくさん会えば1人ぐらい、ありのままの私をそのまま受け入れてくれる人に出会えると思っています。
人の好みはそれぞれですから、そういう「たくさん出会う」という戦略もありだと思います。お酒を飲みすぎる人は苦手という人もいますが、一緒に飲める相手を探している人にとってはいいパートナー候補でしょう。オタク趣味もぽっちゃり体型も、探し方によってはその個性を好意的に受け入れてくれる方は見つかると思います。
しかし、ニーズのない特徴を個性と呼ぶでしょうか?
婚活をしてきているはずなのに、ぼさぼさの眉毛、ほぼノーメイクで袖口や襟元からヒートテックなどのあったかインナーが見える女性とは毎年お会いします。毛玉付きニット、タイツが伸びてダルダルという方もおりますね。
公務員、金融機関の内勤、医療機関、教育機関など堅いところにお勤めの方が多いのですが、職場では容姿について指摘はされないそうです。でも、婚活では女にカウントされません。人間の雌というだけ。わかりやすい言葉でいえばブスなのです。
20代ならばたくさん出会えば、地味でも「素朴な子だな」と好印象を持つ男性はいるかもしれませんが、30代を超えれば難しいでしょう。ブスにブスとは注意しませんよね。自分で気付いて身だしなみは改善してください。
服装・メイクのレベルアップは一番即効性があり、1カ月程度で簡単に変えることができますので是非やってみて欲しいです。
自分はどれだけの人なのか向き合えないと結婚は無理
一方で、なかなか一朝一夕で変えにくい「婚活でニーズのない特徴」もあります。例えば、実家依存とか汚部屋とか金遣いが荒いなど。
相手に注文を付けるのは簡単です。自分がどれだけの人間なのか、自分と向き合うことは非常に勇気がいることです。お金を出して婚活をした気分になる前に、0円でできる自分と向き合うことを避けないでください。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「婚活疲れ」8割超が実感 - 最も苦労していることは?【1000人調査】
マイナビニュース / 2025年2月4日 17時8分
-
SMBCコンシューマーファイナンス調べ 結婚費用にいくらくらいかけた? 「結納式」平均44万円、「婚約指輪」平均34万円、「結婚指輪(2人分)」平均47万円、「結婚式・披露宴」平均196万円、「新婚旅行」平均60万円、「新生活資金」平均103万円
@Press / 2025年1月31日 15時30分
-
SMBCコンシューマーファイナンス調べ 「婚活疲れを感じる」婚活を行っている未婚者の80.6%、女性では86.8%
PR TIMES / 2025年1月31日 15時11分
-
「身長163cm」「年収400万円」婚活で“圧倒的に不利”な男性はどっち? 多くの男女が知らずに損する“婚活の真実”
女子SPA! / 2025年1月25日 15時47分
-
「婚活で地獄を見た」恋愛経験ゼロ女性が、人生初の彼氏と“爆速で結婚”した理由。出会った場所も意外すぎた
女子SPA! / 2025年1月11日 15時47分
ランキング
-
1維新、高校無償化で党勢回復に足がかり 国民は103万円の壁引き上げで足踏み
産経ニュース / 2025年2月6日 19時52分
-
2漫画「脳外科医竹田くん」作者、素性明かす「被害者の親族です」赤穂市民病院の医療事故「モチーフに」【声明文全文】
まいどなニュース / 2025年2月6日 8時26分
-
3鳥インフル列島猛威 1月過去最悪の倍ペース 通報遅れ、飛び火懸念 鶏卵価格は高騰
産経ニュース / 2025年2月6日 17時17分
-
4Q. レアで中が赤いままのステーキ。食中毒リスクは?【管理栄養士が回答】
オールアバウト / 2025年2月6日 20時45分
-
5「結婚したいのに、いつまでも結婚できない男性」に共通している“残念すぎる勘違い”
日刊SPA! / 2025年2月6日 8時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
