「夫婦になってよかった?悪かった?」夫婦の本音を聞いてみた!
LIMO / 2019年11月14日 20時10分
「夫婦になってよかった?悪かった?」夫婦の本音を聞いてみた!
夫婦としてパートナーと長年一緒に過ごしていると、相手と分かり合えない場面もあるはず。「ほかの家庭は円満に見えるのに、なぜわが家は…」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。しかし、ほかの家庭の様子は本人たちにしか分からないもの。それぞれに、人には言えない悩みや不満を抱えているのかもしれません。
そこで、さまざまな夫婦に「夫婦になってよかったこと、悪かったこと」を聞いてみました。夫婦関係をよくするために気を付けている点も、あわせてチェックしておきましょう。
夫婦になってよかったこと
まずは、夫婦になってよかったことを見ていきましょう。身の回りのサポートや育児への介入といった支え合いだけでなく、子どもとの出会いに関する意見も見受けられました。
・「妻がほとんど家事を担ってくれるので、仕事に専念することができています。独身時代は、家の中が大変なことになっていましたから…。帰宅後においしい料理が待っていると思えば、仕事のやる気も高まります」
・「夫はいつも貴重な休みを家族サービスに使ってくれるので、感謝しています。息子にとっても、いいパパになってくれて嬉しいです」
・「妻がいてくれたから、子どもに出会えたし幸せな家庭も築けました。家事も育児もしっかり行ってくれている妻には、頭が上がりません。独身も自由で楽しいけど、家族で思い出を作るのもいいものですね」
夫婦になって悪かったこと
良好な夫婦関係を保っている家庭がある一方、現状に不満を抱えている人も少なくないようです。その理由を、こっそり聞いてみました。
・「結婚前は自分の給料を自由に使えていたのに、今では妻が決めた金額のお小遣い制…。いつまで経ってもお小遣いの額は変わらないし、仕事のやりがいを感じなくなってきました」
・「結婚前は専業主婦でいいと言ってくれていたのに、今では『いい立場だよな』と嫌味を投げかけてきます。こっちだって、家事や育児でなにかと大変なのに…」
・「結婚生活が長くなるに連れて、妻の言動が悪化してきました。『そんなこともできないの?』『給料が低すぎる』と責められることも。これってDVなのでは…と感じています」
今よりも夫婦関係をよくするためには
こう見ると、思いやりのない言葉や家庭内のルールにストレスを感じている人が多いようです。これからも長年連れ添う夫婦がよい関係を保ち続けるには、どのような点に気を付けておく必要があるのでしょうか。夫婦円満な家庭に、その秘訣を聞いてみました。
・「家事を手伝ってくれない夫と大喧嘩になり、『なんで手伝おうとしないの?』『もっと協力してよ!』と怒鳴ってしまったことがあります。そのとき返ってきた言葉が、『何をしたらいいのか分からないから』という予想外のものでした。そうだったのか…と気づいた今では、『毎日のゴミ出しは夫』『食後の食器洗いは交代で行う』といった当番制にしています」
・「帰省の際は、あえて義両親や親戚の前で『いつも主人に助けてもらっている』『掃除が上手い』と褒めています。みんなの前で褒めると、モチベーションも上がるみたい。今では『掃除は俺に任せろ!』と率先して動いてくれるようになりましたよ」
・「定期的に家計状況を共有する場を設けています。状況次第では、『もう少しお小遣いを上げてほしい』と交渉することも。断られたとしても、根拠が提示されていれば納得できます」
お小遣いや家事の分担など家庭内のルールを決める際は、「お互いが理解し、納得している状態」であることが大切なようです。夫婦間で意見を出し合える機会を用意しておくのもいいですね。適度に不満を伝えられる場があれば、夫婦関係におけるストレスもたまりにくいでしょう。
まとめ
身近な存在であるパートナーには、つい強い口調で責め立てたり、「言わなくても分かってくれるはず」と思い込んだりしてしまいがち。ときには一歩下がり、相手の立場に立った自分をイメージしてみては。「思いやりが不足していた」「偏った考えで発言していた」と気が付くきっかけになるかもしれませんよ。お互いの努力や悩みを理解し、「結婚してよかった」と思えるような夫婦になれるといいですね。
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