串カツ田中HD、既存店売上高が対前年同月比91.8%にまで後退(2019年10月)
LIMO / 2019年11月16日 12時15分
串カツ田中HD、既存店売上高が対前年同月比91.8%にまで後退(2019年10月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は串カツチェーン店「串カツ田中」を運営する串カツ田中HD(3547)の、2019年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年11月6日に更新された、串カツ田中HDの2019年10月既存店売上高は、対前年同月比91.8%となりマイナス成長。内訳は客数93.2%、客単価98.5%でした。
一方で全店売上高は118.6%であり、プラス成長を果たしました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は11月決算)。
既存店売上高について、今期Q1(12-2月)はプラス成長を維持したものの、3月以降は8カ月続けてのマイナス成長です。また客数のマイナス月7カ月、客単価のマイナス月10カ月であり、両者とも苦戦を余儀なくされています。なお、10月の対前年同月比売上高91.8%は、今期3度目の91%台となりました。
一方で全店売上高は今期全ての月でプラス成長を維持。ただし期初の12月は対前年同月比161.5%と高い成長を見せていましたが、10月は同118.6%となり、成長率は低下を余儀なくされています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は、2019年は1月と8月に1,700円台でダブルボトムのチャートを形成しており、8月以降は着実な上昇を見せています。現在は2,500円目前の水準で取引が続いており、更なる上昇を見せるのか注目されます。
新規出店にて成長するモデルが継続していますが、既存店の対前年同月比マイナスの改善が見られません。また新規出店を含む全店売上高も成長率が低下しています。まずは苦戦が続く既存店売上高への対応をどのように行うのか、という点が今後注目されます。
参考資料:月次報告(2019年10月度)(http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS06609/8e7d6994/62f9/4f44/88a2/60b12a5d6515/140120191106420361.pdf)
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