南海電気鉄道の給料はどのくらいか
LIMO / 2020年3月11日 18時15分
南海電気鉄道の給料はどのくらいか
企業年収給与研究シリーズ
シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(http://www.nankai.co.jp/library/ir/yuukasyoken/pdf/102th.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手鉄道事業会社である南海電気鉄道です。
南海電気鉄道の平均年間給与はいくらか
南海電気鉄道(提出会社)の2019年3月31日時点での平均年間給与は610.1万円と600万円を超えています。また、従業員の平均年齢は42.4歳で40歳を上回っています。平均勤続年数は21.1年となっています。
南海電気鉄道の従業員数は何人か
有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2019年3月31日時点で2624名。単体で2000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。
運輸業:2236名
不動産業:85名
流通業:53名
レジャー・サービス業:6名
全社(共通):244名
また、連結の従業員数は9168名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。
運輸業:5509名
不動産業:200名
流通業:507名
レジャー・サービス業:2026名
建設業:548名
その他の事業:112名
全社(共通):266名
過去5年の業績動向
南海電気鉄道(連結)の業績推移についても見ておきましょう。
まず、営業収益ですが、過去5年をみると、2015年3月期の2109億円から2018年3月期の2278億円まで増収が続きましたが、2019年3月期は2274億円となっています。
また、経常利益については、2015年3月期の220億円から2018年3月期の297億円まで増益が継続しましたが、2019年3月期は238億円でした。
投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は、2015年3月期は174億円、2016年3月期は126億円、2017年3月期は164億円、2018年3月期は147億円、2019年3月期は130億円となっています。
※南海電気鉄道の2018年3月31日時点での給与についてはこちら(https://limo.media/articles/-/7470)
まとめにかえて
年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。
ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。
【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について
平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。
【ご参考】有価証券報告書とは
日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。
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