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結局、ディーラーローンと銀行ローンどっちがお得?クルマの賢い買い方とは

LIMO / 2019年11月16日 18時45分

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結局、ディーラーローンと銀行ローンどっちがお得?クルマの賢い買い方とは

車は数百万円のお買い物。なかなか「現金一括で!」といえない買い物ですよね。
車を買う際に大半の人がローンを組んで分割で車を買うという選択肢を選ぶかと思います。
そのとき「お金をどこで借りて買うか」ということを考えたことがあるでしょうか。

多くの方は「車を買うお店(ディーラー)で」という方も多いですが、これ以外の選択肢として銀行(金融機関)でマイカーローンを組む、という選択肢もあります。
ディーラーローンと銀行ローン、それぞれに特徴があり一長一短の側面を併せ持っている商品でもあります。

そこで今回は、ディーラーローンと銀行ローンの特徴とこれらのメリットとデメリットを紹介します。

ディーラーローンの特徴

はじめに、ディーラーローンの特徴についてみてみましょう。

ディーラーローン最大の特徴は「車を買うお店ですべてが完結できる」という点です。
車にかかわる登録や車庫証明などといった手続きは煩雑でかつ必要書類も多いのですが、これにローンの手続きとなるとバタバタとしてしまいがち。

ディーラーローンでは必要書類が本人確認書類(免許証など)と印鑑証明書のみで済むので比較的簡単でもあります。
また、お金を借りるとなるとローン審査が必要ですが、ディーラーローンの場合は商談中に審査用紙に必要事項を記入すれば最短30分で審査結果がわかります。
ディーラーローンはとにかく簡単で手続きがスピーディ。
時間がない方や面倒くさがりな方にはもってこいのサービスといえます。

ですが、ディーラーローンにはデメリットも存在します。
それは「ローンが返し終わるまで所有権が留保される」ということ。ディーラーローンを組むと自動車検査証の所有者欄にディーラーの名前、使用者欄に購入者(名義人)の名前が記載されます。

これはローンの支払いが滞った時に購入した車を担保として差し出しているから。ローンの滞納が続くと車を差し押さえられてしまうという危険性があります。

さらにディーラーローンは審査が比較的緩い会社も多いため、貸出金利が高め(フルローン、残価設定ローンなどにより異なる。3~5%ほど)と設定されていることが多いので、支払期間が長くなればなるほど支払総額が高くなってしまいます。

これらを簡単にまとめると、ディーラーローンは「手軽だけれど支払い金額が高くなる可能性があり、完済まで自分のものとならない」という特徴があります。

銀行(金融機関)ローンの特徴

次に銀行のオートローン(マイカーローン)について解説していきます。
銀行ローンの最大のメリットは「金利の安さ」です。昨今のマイナス金利政策の影響で、銀行は住宅ローンだけではなくマイカーローンの金利を下げています。

例えば「京葉銀行(https://www.keiyobank.co.jp/kariru/mycar/)」のマイカーローンの金利を見てみると、変動金利ですが借入金額500万円以下の場合は、年2.3~3.3%とディーラーの半分ほどでお金を借りることができます。

300万円のローンを5年間で組むとして、ディーラーローン(金利5%)の場合は毎月の返済額が約5万6,000円になるのに対し銀行ローン(2.8%の場合)の返済額は約5万3,000円と月々約3,000円の負担減となり、5年間で約18万円も変わります。

一方で銀行ローンの場合、融資実行まで手間と時間がかかることがデメリットとなります。
銀行ローンを組む場合、年収を確認できる源泉徴収票や確定申告書、使い道を確認できる見積書や注文書などを用意する必要があったり、審査まで1週間程度かかったりします。

さらに平日日中に銀行の窓口へ行って手続きをしなければならないといった負担が生じます。最近では銀行の窓口に行かなくてもいいネット完結型のローンや、平日夜・土日にも窓口を開けている金融機関もありますので、比較的利用しやすくはなりましたが、やや億劫に感じてしまうかもしれません。

銀行ローンの特徴を簡単にまとめると「金利が低く負担額が減るが、書類集めや手続きが面倒に感じる場合がある」ということになります。

結局のところ、どっちがいいの?

金利が高いが簡単なディーラーローン、金利が低いけど大変な銀行ローン、ぶっちゃけどっちがいいの?という疑問が出てくるかと思います。

結論から言うと答えは「個人個人の状況や価値観による」ということになりますが、筆者は多少手間でも銀行ローンを利用することをおすすめします。

借りる金額が多ければ多いほど低金利の恩恵を受けられるので、仕事を休めたりするようであれば積極的に銀行ローンを利用した方がいいでしょう。

まとめ

低金利時代だからこそ、様々な商品が出てきています。
自分に合った商品を選ぶことが賢い消費者への近道になりますので、車の購入時と同様に買い方の比較検討をするようにしましょう。

【参考】
「マイカーローン(https://www.keiyobank.co.jp/kariru/mycar/)」京葉銀行

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