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家事は妻がやって当たり前な時代じゃない!実は「家事」より「仕事」の方がラク!?

LIMO / 2019年11月23日 20時10分

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家事は妻がやって当たり前な時代じゃない!実は「家事」より「仕事」の方がラク!?

「妻にはこれだけの年収は稼げないのだから家事をして当たり前」といった男性の意見を聞いたことはありませんか?言われる側の女性もまた「夫は私が働いても到底追いつかないほど稼いでくれているから家では何もしてもらわないでいる」といったことを口にしたりします。

確かに多くのお金を稼ぐためにはその分多くの労働をしている場合が多く、働く時間が短いほうが自然と家事を多く担当しがちです。しかし、その呪縛にとらわれすぎてはいないでしょうか。実は、その思想が夫婦間の不公平を生んでいたりするのです。

夫婦の収入を比べるのはナンセンス

家事というのは、収入を補填するためのものなのでしょうか。生活していくためにお金が必要なように、家庭生活を円滑に行うために日々の家事は必要な行為です。昔はそれが男女で役割分担され、夫はお金を稼ぐ担当、妻は家を守る担当とされてきました。

また、女性は結婚での離職や出産というライフイベントがあるため、仕事をしても中断される場合が多かったことで女性はキャリアアップしづらく、男性のように収入が増えていかない一因でもあります。

そのような環境の中で「俺はたくさん稼げるんだ」といった態度でいることは場合によってはモラハラといわれることもあり、妻に家事を押し付けていい理由にはなりません。世間と接することが多い仕事は、ストレスやプレッシャーも多々ある一方、評価やスキルアップという充実感も味わえるため、最近では女性の中にも「仕事の方がラク」と感じる人もいるほど。もはや性別を理由に「妻がやって自分は何もしなくて当たり前」という時代ではないようです。

妻が感じる不公平感

「そうはいっても、妻と全く同じだけ家事ができるほど日本の男性社会には時間がない」という意見もまたうなずける話です。それでは、妻たちは夫に対しどのように家事や育児に参加してほしいと思っているのでしょうか。

・多くの家事や育児を担うのはそこまで苦痛とは感じていません。だけど、ちょっとだけ手を出して「ママじゃなくちゃダメだー!」と突き返してくるときはモヤモヤします。私が上手なんじゃない、こっちは交代要員がいないからやるしかないんだよ!

・子供が産まれた後も、自分のプライベートを優先するところにイライラします。以前から空いた時間に家事を手伝ってくれてはいましたが、子供が産まれた後「あー、その日は無理だわ!俺いない!」と全く悪びれずにいう夫。私は子供の用事の合間に自分のことを必死でしているのに、いまだに自分中心の生活を送れる状況に嫉妬してしまいます。

・数分で終わる家事と、買い出しから下ごしらえ、料理に片づけまでするような複雑なものを対等にカウントし「同じくらい家事をしている」気になっているのがわかったときには愕然としました…どうやら会社では「仕事も家庭もバリバリする俺」をアピールしているようです。

どうやら妻たちは、自分と同じだけ家事や育児をしてほしいと思っているわけではないようです。夫の方が家事をしたり子供と接する時間がなかったりするのは仕方がないし、役割として自分が多く担うこと自体に不満はありません。

それでも不公平だな、と思ってしまうのは、相変わらず自分優先の生活を送れていることや妻の地道な努力に気づかないで無神経な態度をとってしまっても、それに気づかずストレスなく過ごせているところにあるのではないでしょうか。

大切なのは言葉や姿勢?

さらに、家事をほぼ一人で行う妻の中には、それが苦痛ではないという人もいるといいます。ある主婦は「家の中が片付いたり料理ができていくのは楽しいし、夫より自分の方が得意。なにより、夫はそれを理解し『自分にはできないことをしてくれている』とたびたび感謝の言葉を口にしてくれるので、家事にやりがいを感じるのかもしれません。」と語ってくれました。

多くの男性が「外で働けないのだから家事や育児をやって当たり前」という姿勢なのに対し「自分にできないことをしてくれる妻に感謝している」という夫。彼女が家庭を輝く場と考え夫との格差を感じないでいられるのは、こういったお互いへのリスペクトが大きく影響するのではないか、と話してくれました。

確かに、多くの妻にとって家事をこなすこと自体が苦痛なわけではなく「誰でもできる」「簡単そう」と思われていることを毎日こなし、「自分より能力が低いんだから当たり前」といった態度でいられることこそ、ストレスの原因なのかもしれません。

まとめ

「稼ぎが少ない方が家事をして、労働で補う」そんな発想は残念ながらまだまだ多くあるようです。しかし、実際に役割が逆転した際に男性側は「家の仕事は楽だった」となるのでしょうか。

相手がしていることを尊重し、感謝する。収入や性別も関係なく、得意な人が得意なことをしたり相手が助かるよう少し歩み寄ったりするだけで、お互いへの思いやりの気持ちも違ってくる。そんな関係が築けるのではないでしょうか。

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