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自転車、酒、その両方… 「今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」がどれもこれも激しい

LIMO / 2019年11月26日 20時25分

自転車、酒、その両方… 「今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」がどれもこれも激しい

自転車、酒、その両方… 「今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」がどれもこれも激しい

Twitterで「#今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」というタグが笑いと共感を呼んでいます。このタグに投稿されるツイートはどれもパワフルなものばかり。危険とさえ言えるものもあり、漫画家の瀧波ユカリ(@takinamiyukari)さんは次のように仰っています。

「これ読んでると、若者×自転車、若者×酒の相性が最悪だし若者×自転車×酒で簡単に死ねることがわかるな…」

実は「#今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」というタグは瀧波さんが発信源。昔のことをふと思い出すと、「恥ずかしい」というよりは「何てことを……」と驚く気持ちが強くなってきたのだそうです。

そこでご自分の「今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」をいくつかツイートして、「みんなのも教えて…」と呼びかけたところ、若さゆえの武勇伝が出るわ出るわ。とても読み応えのあるタグとなりました。

タグに投稿されたツイートには瀧波さんが仰る通り「若者×自転車」、「若者×酒」、「若者×自転車×酒」の危ないエピソードがたくさん。

本稿では瀧波さんが「みんなのも教えて…」とツイートなさった11月16日19時頃からまる3日が経過した11月19日19時までの間に、「#今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」タグに投稿された若者と酒と自転車に関するツイート721件を対象に調査をしてみました。

駆け抜ける「若者×自転車」

自転車は多くの人が最初に手に入れる「遠くへ行ける道具」。乗れるようになると世界が広がります。また、エンジンがついたものに乗れるようになるまで、長くつき合うものです。

長い期間つき合う自転車という道具は相棒とでも呼ぶべき身近なものであるがゆえに、若者は自転車と一体となって無謀を働きます。

「ド田舎道の直線道路。
真っ直ぐな坂道を自転車で手放し運転していて楽しくなって
(もしかして目を閉じてもこのまま家まで着くのでは?)と何を思ったか目を閉じ&手放し運転でそのまま斜めに進み、用水路流れる土手に華麗に転がっていった」

まず、手放し運転が既に危ないです。しかも坂道です。しかし危険なことが楽しくなってしまうのが若いということなのかもしれません。自転車+手放しに「目を閉じる」がプラスされてしまいました。

この「目を閉じる」も若者がなぜかやってしまう行為らしく、「#今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」タグにも数多く見られました。

自走する乗りものというはワクワクするものですが、ノーハンド&ブラインドなら転がるのが道理。華麗に転がった後は怪我をしなかったでしょうか。ツイートできる未来があってよかった。このツイートのほかにも自転車で目を閉じて走った人、坂道をブレーキなしで下った人は複数おられました。

このように若さと自転車が激突してしまった人は、本稿での調査対象ツイートの4.8%を占めています。若い体力にまかせて数十km単位でやたら長距離を走る人、下り坂をノーブレーキで疾走する人、猛スピードで突っ走った結果、何かしらに激突してしまった人、階段を転げ落ちた人など、自転車とはこれほど危険な乗りものだったかと肝が冷えるツイートが山盛りです。

限度を知らない「若者×酒」

20歳を過ぎれば酒を飲むことができます。20歳の人などは若者の最たるものとも言えましょう。酒を飲んでやらかす人は若者でなくても多いですが、若者が酒と出会った場合はやらかす度合いがひどいです。

「#今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」タグに投稿された中でも、調査対象ツイートのうち、約8.3%に当たる60件のツイートが酒でアレやコレやしたという内容です。

本項目「若者×酒」カテゴリでも、ツイートを本稿掲載のためにお借りしたいと3日間に渡って何人もの人々にお願いをお送りしましたが、とうとう「いいよ」というお返事を頂けませんでした。ツイートはしてもメディア掲載には難色、ということなのでしょうか。

「若者×酒」カテゴリ60件のうち「ベロベロ」だとか「ベロ酔い」などの文言が入っていたのが9件。調査対象ツイート全体の1.3%がベロベロに酔っ払ってやらかしてしまった人たちです。この中には大怪我をした人や、危うく生命を落としそうになった人、ブロック塀や電柱という無生物とケンカした人も。

ツイートなさったみなさんは既におわかりのことでありましょうが、本項をお読みのみなさんも改めてご確認ください。酒は、度を越すととても危険なものです。楽しく適量を召し上がってください。

梅酒の梅や甘酒で大変な目に遭った人もおられます。酒であることをうっかり失念してしまいがちですが、梅酒の梅は酒に浸かっていたものですから酒精を含んでいますし、甘酒も酒のうちです。体質によってはこういったものでも泥酔の可能性がありますので、こちらも適量でご健康に。

危険と危険の危険な出会い「若者×自転車×酒」

これまで「若者×自転車」や「若者×酒」の危険なことをごらん頂きました。これらをさらに越える「若者×自転車×酒」も、数は少ないですがありました。件数にして4件、割合は約0.6%ですが、その危険さを表すツイートの例をごらんください。

「ベロ酔で自転車乗ってたら顔からコケて、まぁ酔うてるし痛くないし発車。すれ違う人達がめっちゃ見てくるなーと思ってたら、信号待ちで隣なった人に「大丈夫ですか?」聞かれて「大丈夫いつもこんなんやから!」言うて。後で気づいた

顔面血だらけ」

ここにも登場しましたベロ酔いの人。先ほど「若者×酒」カテゴリでカウントしたものとは別枠のものです。若者がベロベロに酔っているだけで大変危険だというのに、自転車がプラスされてしまいました。顔から転倒したというのに痛くないとというのが、酒の危険性を物語っています。

「大丈夫いつもこんなんやから!」とは、おそらく笑顔で言ったのではないでしょうか。流血しつつその自覚なくにこやかに言い放たれる「いつもこんなんやから!」に、信号待ちで声をかけた人は壮絶な背景を想像したのではないでしょうか。

ほかにも酔って自転車で顔面から転倒した人が複数おられました。ある1人は車道で転倒したため危うく後続車にひかれそうになったとのこと。みなさん、よくぞ現在まで生きておいでです。これからは「いのちだいじに」作戦で長らえられますよう。たとえ自転車でも「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」です。

若者はなぜ目を閉じるのか

上記3つのカテゴリの調査をしていて気づいたのが、先の項でも少し述べましたが「目を閉じる」若者が多いということです。自転車をこいでいる途中で。歩いている途中で。目を閉じた人は例外なく、どこかに落ちるか怪我をしています。

調査対象ツイートのうち、目を閉じた件のツイートは7件。全体の1%です。そのうちの約5件が自転車に乗っているときに目を閉じていて、田んぼや溝に落ちたり、その他障害物に接触して怪我をしたというツイートです。自転車以外の人もやはり落ちるか怪我です。

目を閉じた理由は「どうなるのかやってみた」、「近い場所だから」「いつもの道だから」目を閉じても行けると思ったなど。中には「何を思ったのか」とご自身でもわからないという人もおられました。確かに若いときというのは、振り返れば「なぜ、あんなことをしたのか」ということの集合体だと言えます……。

実験する若者たち

若者というのは好奇心や探究心が旺盛なものらしく、何かを「やってみる」人がとても多いようです。本稿での調査でも調査対象ツイートの約2.6%の人たちが「こうしたらどうなるんだろう?」、「こうするとこうなるんじゃないか?」という疑問や推論から実際にやって、何らかの散々な目に遭っています。

本当にバナナの皮ですべるのか? 指をステープラーでパチンとやるとどうなるのか? 砂糖と塩を等量ずつ混ぜたら甘さとしょっぱさが打ち消し合ってどちらの味もしないのではないか? コンセントにシャープペンシルの芯を挿し込んだらどうなるのか?……若者の疑問と探究心は尽きません。

疑問が生じたら取り敢えずやってしまうのが若者です。早々にすべって転んだり、鉄の針が指に刺さったり、ひどくまずいものを口にする破目に陥ったり、電気でビリビリしてしまったり。ここでも「ああ、みなさん、いまも生きておられてよかった」という気持ちが湧いてきます。

シャープペンシルの芯に限りませんが、コンセントに細い何かを挿し込んでビリビリしてしまった人が複数おられました。一部の人の間では子供の頃に電気のビリビリが楽しい時期があると言いますが、家庭用電源でも生命に差し障ることはありますので、どうか今後はお控えください。

それから、ステープラーの針は思いのほか簡単に指に刺さります。パチンと挟まなくても刺さることがありますから、取り扱いには充分ご注意なさいますように。刺さるととても痛いです。筆者がなぜそれを知っているかはお尋ねにならないでください。

まとめ

「今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」というタグに投稿された700余りのツイートを調査した結果をおしらせして参りましが、ほかにも特徴的なものがいくつかあります。

「1日10食」だとか「1日に切り餅10個を連続5日」のようにやたら食べる、あるいは逆に、数日間何も食べないで過ごすなどの極端な食生活。ほとんど眠らずに遠出したり重労働したり、数十kmを大会でもトレーニングでもないのに駆け足したり、体力の限界まで稼働。多くの人たちがこういった内容をツイートなさっています。

もうひとつ印象的だったのは、猫用のウェットフード、いわゆる「ネコ缶」を食べてみた人が、コンセントで電気ビリビリの人と同じくらいの数おられたことです。ドッグフードを食べたという人は見当たらないのに、キャットフードを食べてみる人が複数いるというのがおもしろいですね。

いずれの人も「今思い出してびっくりする若い時のバカっぷり」を否定するのではなく愛しながら、ご自分の身体と心と生命を大切にいまと未来を過ごされますように。「若い時のバカっぷり」を恥ずかしいとお思いの人はまだまだお若いので、近未来にまたしてもやらかしてしまわないようお気をつけください。

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