「上の子の教材…下の子に同じものを買うべき?」第二子の通信教育や習い事を節約する方法
LIMO / 2019年11月25日 11時45分
「上の子の教材…下の子に同じものを買うべき?」第二子の通信教育や習い事を節約する方法
「兄弟は平等に育ててあげたい」多くの親がそう考えながら子育てをしています。でも実際、普段からなかなか手がまわらないのが第二子というものです。複数の子供を育てていると毎日があわただしく、気づけば上の子のときにはあんなに調べて選んだ習い事や教材も、上の子の開始年齢になっているのに始めてすらいない始末。
とりあえず家には上の子の時の教材も残ってはいるけれど…これってもう一度同じものを買うべき?それともうまく活用すべきなのでしょうか?
第二子はスタート時期がスローでも平気?
あんなに張り切っていた第一子の教育に比べ、第二子の教育というのはどうしても力が抜けがちです。上の子の時だったら「お友達は今どんなことができるの?」なんて気になっていたのに「今できなくたって焦らなくてもいずれできるようになる」という経験による安心感から、どうしても力が入りません。
また、こちらが一生懸命教えなくても、上の子のやることを側で見ているため、自然と真似てできているということも多いようです。また、上の子のときに買ったものの使わなかった教材や「そんなに早くからやらなくてもよかったな」なんていう習い事もあるので、必要なものを最短で与えてあげることができる、といったメリットもあります。
習い事のノウハウを生かした遊びや上の子の高度なおもちゃを体験
そして、親の本音としては「二人分の教育費は馬鹿にならない」というのも正直なところ。第一子で手に入れたおもちゃやノウハウを駆使して二人目以降に活用できたらかなりの節約になります。
上の子がいる家庭では、小さなころから年齢以上のおもちゃに触れる機会があるので、興味がある分野に早く巡り合え、好きなことを見つけるチャンスも第一子のときよりぐんと広がります。また、上の子の習い事の送り迎えに幼い頃からついていっているので、場所見知りや知らない人の中に入っていかなくてはならない状況も減り、おとなしい子などの悩みも比較的少なくて済みます。
水泳教室などではなかなか難しい場合もありますが、体操教室や英会話教室などは、上の子の見よう見まねで早くから覚えられることもたくさん。一緒にお教室のカードを利用したりタッチペンに触れさせてあげたり、五感を使って楽しみながらスタートを切ることができます。そのため、無理に上の子の年齢に合わせてお教室に通い始めなくても自然と基礎ができていることも多く、遅いスタートでもレベルの高いクラスから始められた、なんて報告もあります。
上の子の教材にプラスアルファ
兄弟のいるママたちが頭を悩ませるのが、通信教育です。楽しいおもちゃとカラフルな絵本が毎月届くので、子供たちがそのたびに喜ぶのもわかります。しかし、上の子から数年しか経っていないのにまた同じものを申し込むのももったいない…場所も取るしお金もかかる。みんな一体どうしているのでしょう。
「上の子はいわゆる最大手の通信教育を受講していました。おもちゃやDVDに絵本教材。確かに充実しているんですよね。でも、正直月に何回繰り返して使うか?と考えるとそこまでコスパのいいものとは感じませんでした。そのため、同じ会社の教材を下の子に受講させる気は一切ありませんでした。ただ、子供たちはキャラクターも好きだしDVDも車の中で見たりするので、あれば助かるのも本音です。
なので、うちは上の子の学年が終わるごとに教材をまとめて保管しておきました。それで、下の子の年齢になったときに一年分を開放するんです(笑)下の子は自分にピッタリのおもちゃやDVDに喜ぶし、上の子もなぜか一緒になって新しいおもちゃのように遊びだす。二巡することでこちらとしても元は取れた、という満足感が生まれます。ただ、過去に上の子が書き込み式の教材をやりつくしてしまっている点はやっぱり下の子はかわいそうに感じました。そこで見つけたのが、千円以下で学べる通信教材です。
カラフルな大手のものに比べると確かに地味ですが、いつも書き込まれている絵本に慣れている下の子は、『自分の教材が毎月届く』ということ自体が嬉しかったようです。自分が一番初めに好きなだけ書き込めるし、上の子はもっていないし。家族全員がウィンウィンな方法だったな、と思っています。」ちなみに、こちらのお宅では、国語・算数の書き込み式の勉強が本格的に始まる小学生までこちらの作戦を続けたそう。「幼稚園の間だけで三万円は浮いたと思います」と語ってくれました。
まとめ
ついつい注力するのが遅れがちな第二子以降の教育や習い事。節約したい気持ちもありますが「自分ばかりやらせてもらえなかった」といった不満がでないよう気を付けることも大切です。スポーツ選手や一流の人々が「兄や姉のやっているのをみていたので早くに興味が湧きスタートすることができた」ということもよくある話。
第一子とアプローチを変えながら、子育ての中で培ったノウハウと自宅にあるものを上手に活用していきつつ、それぞれの能力を伸ばしていってあげられるといいですね。
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