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大掃除にかける時間が減っている! ワンオペ育児ママは大掃除をどう乗り越える?

LIMO / 2019年11月28日 19時45分

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大掃除にかける時間が減っている! ワンオペ育児ママは大掃除をどう乗り越える?

年末の足音が聞こえてくる時期になりました。年末はクリスマスやお正月の準備だけでなく、仕事納めに向けた慌ただしさや帰省など、とにかく忙しいもの。さらに風邪や感染症も流行するため子どもが保育園に行けずに看病したり自分自身も体調を崩したりして、小さな子どもを持つ共働き夫婦にとっては試練の時期とも言えるかもしれません。

そんな年末の大きなイベントの一つが大掃除ではないでしょうか。今回は、年末も仕事の激務夫を持つワンオペ育児中の筆者の大掃除体験についてお話します。

思い切って「大掃除はしない」選択をしたら…

筆者の夫は仕事柄、年末ギリギリまで仕事をしています。具体的には12月30日に仕事納めとなり、その日は朝まで仕事関係の打ち上げ。12月31日の朝に帰宅するので、そこから就寝し、12月31日の夕方から夜にかけて起き出します。そして大みそかの夕食を食べたらあっという間に年越し…といったせわしない年末を毎年過ごしています。

また夫は仕事始めも1月3日から。12月31日の朝まで仕事関係の人たちと過ごしていることを考えると、実質的には1月1日と2日のみが夫にとって帰省したり初詣に行ったり、のんびりと過ごせる貴重な時間です。このように夫の年末年始はいつにもまして激務になるために、我が家では年末の大掃除は12月29日から30日にかけて、いつも筆者一人が2日がかりで済ませてきました。

しかし、一昨年の年末のこと。妊娠中だった筆者はひどい悪阻で、最低限のトイレやお風呂以外はずっと横になっていました。食事もほとんど摂れず、横になっていても気分が悪く嘔吐を繰り返すので、起き上がって家じゅうを掃除するなんてとうてい無理な状態。そこで夫と相談した結果、思い切って「今年の大掃除はしない」という決断をすることに。

大掃除をしない年末を過ごしていて襲ってきたのは、「大掃除をしなかったら、気持ちの良い新年を迎えられないのではないか」「水回りやお風呂など、汚れが気になる部分はせめてやっておきたかった」という罪悪感や不安。しかし、年が明けてみるとそんな気持ちはどんどん消えていきます。

1月下旬に入り、悪阻も落ち着いた頃になると、大掃除をしなかったことも忘れるくらいにいつも通りの日常が戻ってきました。やむを得ない理由で大掃除ができなくても、別にどうってことはなかったのです。

年明けに大掃除をやろうとして失敗

そして昨年末。上記の通り、前の年に大掃除ができなかったため、「今年こそ!」と張り切っていた筆者。12月のうちに家事代行サービスを利用して時間のかかるキッチン回りはプロにお任せしていたので、あとは残りを自分でやればいいという状態にしていました。しかし夏に生まれた生後4カ月半の子どものお世話をしながら一人で行う大掃除は、そう甘くはありませんでした。

3時間ごとの授乳と頻繁なオムツ交換、布団に寝かせておくと泣くので約7キロの子どもを常におんぶ紐でおんぶしながらの肉体労働でもうヘトヘト。妊娠前は2日がかりで終わっていた大掃除が、まったく進みませんでした。結局、リビングと玄関、トイレだけはできたものの、お風呂や寝室、窓などは手が付けられずに終わってしまったのです。

大掃除が中途半端に残っている気持ち悪さを抱えて年を越してしまった筆者。モヤモヤが残っていたので夫の仕事始めである1月3日から一人で大掃除を再開したのですが、これが肉体的にも精神的にも大きな負担でした。何より世の中が新年を迎えておめでたいお正月ムードの中、前の年にやり残した大掃除を一人でやっているという恥ずかしさや情けなさ。そして年末同様に、子どものお世話に時間が取られてなかなか進まない…。

こんなことになるなら、「子どもが小さいし、一人で大変なのだから今年もやらない」と割り切るか、最初からもっと広範囲を家事代行サービスなどに外注するといった選択肢を取ればよかったととても後悔しました。

大掃除にかける時間はここ10年間で3.5時間も減少

ワンオペママにとって、日常的な掃除は一人でこなせても年末の大掃除を一人ですべて行うことは容易ではありません。本当ならば夫婦で協力したいものですが、筆者のように年末年始も仕事という激務な旦那さんを持つワンオペママも少なくないでしょう。

先日、「洗エールレンジフード」などのシステムキッチンの住宅機器メーカー、クリナップ株式会社が20代~60代の既婚女性500人を対象に行った調査結果によると、73%もの人が年末に大掃除を予定していると回答しました。

一方で主婦歴10年以上の人に大掃除にかける時間がここ10年でどう変化したのかを聞くと、約4割の人が「減った」と回答。具体的には平均で約3.5時間も削減していることがわかりました。

こうした調査結果を見てもわかるように、一昔前と違って大掃除にかける時間を減らすことはもはや珍しいことではなくなりつつあります。

「大掃除は絶対にしなければならない」と自分自身を追い詰めすぎて、さまざまなことのバランスが崩れてしまうくらいなら、筆者のように「今年は大掃除ができなくてもいい!」と割り切る年末がたまにはあってもいいのではないでしょうか。

【参考】「年末の家仕事」に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000036791.html)(クリナップ株式会社)

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