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習い事の月平均はいくら?子育て世帯の「失敗しない!」節約術

LIMO / 2019年12月2日 19時15分

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習い事の月平均はいくら?子育て世帯の「失敗しない!」節約術

子どもを育てていくには多くの支出が伴います。とはいえ、「節約のため」という理由で出費を削ったことにより、子どもの将来の可能性を狭めたくはありませんよね。

そこで今回は、子どものためのお金を捻出するための節約術をご紹介します。子育て世帯の方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

「買うものを選ぶ」という節約

節約をするとはいえ、何も買わないで生活することはできません。そのため、商品の選び方を意識して無駄のないものを購入するよう心掛けておきましょう。そこで、ママたちが実際に意識している「ものを選ぶポイント」を聞いてみました。

「大人の服を買う際は、『来年も再来年も着られるか』を基準に判断しています。流行りものや質の悪そうな服は、そのシーズンしか着られない可能性が高いですからね。安いから、みんなが買っているからという理由だけで買わないようにしています」

「最近では安価な文房具や調理器具などが多く販売されていますが、すぐに使えなくなった、使いにくいといったケースが多かったです。結局また買い直し…なんてことも。そのため、1つ1つの値段は高くても、使い心地がよく長期的に使えるものを選ぶようにしています」

「息子を塾に入れる際、『授業料は安いが口コミがイマイチな塾』と『授業料は高いが評判がいい塾』の2択に迫られました。悩みましたが、途中で塾を変わるよりは…と思い後者を選択。その結果、子どもには合っていたようだし、前者の塾から移ってきた子も多かったです。値段ではなく、口コミを重視して正解でした」

予算を決めておく

支出が膨らみがちな項目は、あらかじめ予算を決めておくのもおすすめです。ママたちは、どのようにして予算を設定しているのでしょうか。実際の取り組みを聞いてみました。

「外食は月に2万円までと決めています。自然と『今月は使い過ぎたからフードコートで済まそう』『来月はリッチな食事を1回だけ楽しもう』といった意識ができますよ」

「長期休暇は次々にお金が飛んでいくので、『今年の年末年始の出費は5万円以内』などと決めています。夏休みなど期間が長い場合も同様に『夏休み全体で20万円』と設定しておけば、旅行の予算がイメージしやすくなります」

「子どものお金を優先させるため、自分のおこづかいは月1万円と決めています。美容院代や化粧品の購入は、すべてこの予算内におさめています。余ったお金は自由に使えるので、ちょっとしたご褒美を買うこともありますよ」

節約の失敗例も

買い物の基準や予算を決めてうまく節約しているママがいる一方、節約によって後悔をしたケースもあるようです。その失敗例を聞いてみました。

「友人へのプレゼントを安物で済ませたところ、渡した瞬間に変な空気が…。その後の関係も、なんだかギクシャクしてしまいました。お祝いやプレゼントの費用は削るべきでない、と学びました」

「『小学生になったらレッスン代が上がるから』という理由で、娘が通っていたピアノを辞めさせることに。しかし、後になって『あのときピアノを続けたかった』と言われてしまいました。本人の気持ちを確かめたうえで判断すべきでしたね」

「節約を意識しすぎて、自分の欲しいものをほとんど我慢していました。やがてストレスがたまっていき、夫婦喧嘩の回数も増加…。家庭の雰囲気も暗くなったように感じます。子どものために節約したつもりが、かえって家庭環境を悪化させてしまいました」

習い事は何個?予算はいくら?

「子どもの可能性をつぶしたくない!」という親心から、子どもに何個も習い事をさせている家庭もあります。習い事の平均数や金額はいったいいくらなのでしょうか。

バンダイの「子どもの習い事に関する意識調査(https://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question252.pdf)」(対象:3~6歳の未就学児童と小学生のこどもを持つ親700人、期間:2019年5月17日~19日)によると、

≪1人あたりの習い事の数≫
1つ・・・46.6%
2つ・・・33.1%
3つ・・・15.1%
4つ以上・・・5.1%

と、1つがもっとも多く半数近くなっています。調査対象の子の年齢が低いこともあり、今後増やす予定の家庭も多いかもしれませんね。

また、「子どもの習い事にかける月額の平均金額」は1人あたり1万3607円(全体平均)となっています。未就学児の平均は8644円ですが、小学6年生になると1万5611円に上がっています。小学校高学年になると学習塾に通うなど、習い事の数も増えるのかもしれませんね。

「低年齢のうちは、子どもに何でもやらせたい!そこから絞ればいいのだから」という考えのもと、5個以上の習い事に通わせている家庭もあります。

「1つのことを続ける姿勢を身につけて欲しい」という考えで、1つの習い事に絞っている家庭もあるでしょう。

各家庭考え方はそれぞれです。しかし、お金のことだけではなく「子どもの気持ち」、「子どもの睡眠時間」、「子どもが夜出歩くことの危険性」、「親の送り迎えの負担」など、習い事に関しては考えなければならないことが多いため、数や金額に正解はないのでしょう。

ある程度の予算を決めて、その中で「うちの子どもにとってベストな習い事の通わせ方」を考えていきたいですね。

まとめ

節約をする際は、人間関係に影響を与えない範囲にする、子どもの意志を尊重する、オンとオフを切り替えるといった工夫が大切です。予算内なら自由にお金を使える、損をしない買い物をするなど、ストレスがたまりにくい取り組みから始めてみましょう。「この商品はいつまで使えるか」「これを節約するとどんな影響があるか」と一歩先を見据えるのが、節約を成功させるポイントですよ。

【参考】
「子どもの習い事に関する意識調査」㈱バンダイ

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