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クレカの平均利用額はどのくらい? 貧乏にならないクレジットカードの使い方

LIMO / 2019年12月23日 19時45分

クレカの平均利用額はどのくらい? 貧乏にならないクレジットカードの使い方

クレカの平均利用額はどのくらい? 貧乏にならないクレジットカードの使い方

消費税が8%から10%に増税されて、はや2カ月以上が経ちました。

2020年6月末までは「キャッシュレス・消費者還元事業」のおかげで、キャッシュレス決済を行うと最大で5%の還元が行われるため、「10月以降はキャッシュレス決済の利用機会が増えた」という人もいるかと思います。

最近ではキャッシュレス決済の手段も非常に多岐にわたっていますが、最も多くの人が利用しているであろうキャッシュレス決済の手段は、やはりクレジットカードでしょう。

クレジットカードはその利便性ゆえ、コンビニやスーパーなどでついつい利用してしまいますが、使い方に気を付けなければ「カード貧乏」とでも言うべき状態に陥ってしまいかねません。

そこで今回は、カード貧乏に陥らないために気を付けたいカードの使い方について、説明していきたいと思います。

クレジットカードの月間平均利用金額は5.2万円

大手クレジットカード会社のJCBが2018年に公表した「クレジットカードに関する総合調査2018年度版調査結果レポート」によると、1番多く使うクレジットカードの月間平均利用金額は5.2万円だそうです(N=2,938)。

毎月5.2万円をクレジットカードで決済しているとすると、年間では60万円超の金額になるわけですから、カードの使い方に気を付けることで家計の状態が変わってくるということも納得でしょう。

家計の見直しをする際に、食費を抑えるようにするとか固定費の見直しをする人は多いかと思いますが、何気なく利用しているクレジットカードの使い方を見直すほうが、よほど効果が期待できるかもしれません。

ポイントを貯めることに執着しすぎていない?

ポイントを貯めるのはクレジットカードの醍醐味の1つではありますが、ポイントはあくまでもカード決済した際に「おまけ」として付与されるものです。

しかし人によっては、ポイントを貯めたいがためにクレジットカードを使うというような、手段と目的が入れ替わっている人がいます。

「〇〇店で本日ポイント還元率2倍!」と聞くと、「じゃあ今日はそこで買い物をしないと損だ」と考えてしまうようなことはないか、今一度胸に手を当てて考えてみましょう。

たまたまその日、そのお店で買い物をする用事があったのであればいいですが、ポイント欲しさにわざわざ無駄な買い物をして出費を増やしてしまうのは、カードを使っているというよりも「カードに使われている」という状況になりかねません。

必要以上に多数のカードを所有すると総利用額が把握しにくい

用途によって使い分けるために、クレジットカードを複数枚持っているという人は多いかもしれません。確かに、よく利用するお店で便利に使えるクレジットカードがそれぞれ異なるならば、複数枚のカードを所持することは理に適っているとは言えます。

ただ、クレジットカードを複数枚利用すると、当然利用明細もそれぞれ別になりますし、カードの引き落としも別の日に行われます。そうすると、クレジットカード全体としていくら決済したのかが分かりにくくなってしまい、無駄使いにも気付きにくくなってしまいます。

1枚のカードの明細が「8万円」と届くと、「今月は使いすぎたかな…」と思って翌月からは注意できますが、4枚のカードでそれぞれ別に「2万円」の明細が届いても、「まあ、こんなものだろう」と、そんなに気にはしませんよね。

クレジットカードを複数枚利用している場合は、それぞれ別に届く利用明細の金額を合算して、クレジットカード全体での決済金額を把握するよう心がけましょう。

オートチャージは便利だけれど…

SuicaやPASMOを利用している人の中には、クレジットカードからのオートチャージを利用している人もいるのではないでしょうか。

オートチャージは、交通系の電子マネーなどの残高が一定金額になった場合に、クレジットカードから自動的にチャージしてくれるサービスで、残高を気にせず利用できるので非常に便利です。

ただ、利用者が意識しない間に勝手にチャージしてしまうので、「気づけば今月こんなにチャージしていた」という事態に陥ってしまうこともあります。

クレジットカードの使いすぎには注意している人でも、電子マネーでの決済に関しては意外と無頓着なことも多いものです。オートチャージを利用しているのであれば、「電子マネーの利用=クレジットカードの利用」という意識は、しっかり持っておいたほうがいいでしょう。

まとめ

現代では、クレジットカードは現金と並んで主要な決済手段であり、キャッシュレス推進の流れがこのまま加速していけば、クレジットカードで決済する機会はますます増えていくことになるでしょう。だからこそ、クレジットカードを上手に使い、「賢い消費者」になれるよう気を付けていくことが大切です。

これから年末年始を迎えると、つい財布の紐が緩みがちになりますね。その前に今一度、自分のクレジットカードの使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

【参考】「クレジットカードに関する総合調査2018年度版調査結果レポート(https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/report2018.pdf)」(JCB)

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