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「私はマルチに負けたのか…」お金と恋愛の落とし穴にはまった3人のアラサーOL

LIMO / 2019年12月9日 19時45分

「私はマルチに負けたのか…」お金と恋愛の落とし穴にはまった3人のアラサーOL

「私はマルチに負けたのか…」お金と恋愛の落とし穴にはまった3人のアラサーOL

お金と恋愛には何かとトラブルがつきもの。「事実は小説より奇なり」とも言いますが、思わず首をかしげたくなるような事態も少なくありません。そこで今回は、アラサーOL3人に聞いた、お金と恋愛に関するトラブルについて紹介します。

まさかの金ヅル扱い? ひたすら借金を繰り返す男

ある地方銀行に勤めるAさん。5年前の恋愛のことを教えてくれました。Aさんは当時、25歳で社会人としてまだ駆け出しの頃。支店での営業が厳しく、癒しを求めていたのかも…と語ります。

そんなAさんが出会ったのは、声優を目指す1つ年下の男性でした。Aさんはアニメが好きだったこともあり、出会ってすぐに意気投合。声優業界のことを話してくれる彼にどんどんのめり込んでいったと言います。

当時の彼はまだ声優として売れてはいなかったものの、たまに端役で仕事がもらえていたとのこと。しかし、それも「今となっては本当かわからない。当時は『この役だよ』って言われて『すごい!』なんて浮かれていたけれど、クレジットに彼の名前があったかまで確認しようなんてつゆほども思わなかった」とAさん。

最初はいいお付き合いができていたようですが、そのうち彼の様子が変わっていったと言います。「地方へロケに」とか「地方で仕事がある」と言い、交通費は自腹だからとAさんにお金を借りるようになったのだそう。そして次第にエスカレートしていき、大金を借りるように。

「今度の仕事が取れたら返せるから20万円貸してほしい」とか「ステップアップのために有料のワークショップを受けたい。劇団のプロの人が指導してくれるから結構高くて35万円かかるけど、そのあとその指導してくれる人から仕事を紹介してもらえる」などの言葉でAさんを翻弄しました。

Aさんは「ボーナスだけじゃ足らずに、親が貯めてきてくれたお年玉にも手を付けた自分が情けない」とため息をつきます。「当時はまだ、自分を騙そうとする人がいるなんて思いもしなかったし、『彼はいつか有名声優になる。世間が彼の魅力に気づく前から彼を支える、いい奥さんになる』と思っていた」と話してくれました。

ちなみに、彼とはある日突然連絡が取れなくなり、そのまま音信不通。もちろん、声優として活躍している様子はないとのことでした。

不倫相手の貯金をアテにする男

ある対面証券で働くBさんは、過去の不倫経験の話をしてくれました。「もう4年前になるけれど、同じ支店の後輩と不倫していた。年下なのにしっかりしている、でも2人になると甘えてくる、っていうのが最高にかわいかった」とBさん。

彼が結婚しているとは知っていたものの、やめられなかったのだそう。「いつも奥さんに虐げられている感じで、かわいそうに思っていた。奥さん最低、私だったら幸せにしてあげるのにって当時は本気で考えていた。けど、今になって思う、かわいそうなのは奥さんのほうだった」と当時を振り返ります。

彼とのデートは基本、Bさん持ち。結婚しているので家庭にお金を入れないといけないうえ、奥さんが病弱で入院がち。彼1人のお給料で毎月の生活費をまかなっている、と聞いていたのだそうです。

「私が彼を守る、って変な勘違いをしていた。今になって思うと、当時の自分のことが全く理解できない。あの頃の私は本当に何かがヤバかったのだと思う」と首をかしげます。

結局、彼が転勤になり関係を続けられなくなったそうですが、交際期間は約2年。ずっとBさんがお金を出していて、毎月6〜7万円は食事やホテル代に消えていたというから驚きです。証券会社で若いうちからお金がもらえる環境だったからこそそんなことができたのかも、とBさんは話していました。

人当りのいい彼は「マルチ商法」にハマっていた

Cさんは新卒で入社した会社で自身の希望がかない、その会社では異例の新人で人事部配属。忙しくも充実した毎日を過ごしていたと言います。そんな時に出会ったのが、同じ人事部の先輩。4つ年上でしたが、人事部としては若手で、彼がCさんの教育係になったと言います。

彼の特徴は何と言っても人当りのよさ。誰からも好かれるような人で、「こういう人が人事部の鑑だな」と感じたのだそう。あっという間に2人は恋愛関係に。しかし、休日もなかなか会えない日が続いていました。

「彼の人当りのよさから、友達が多いのだろうとは思っていた。だから会えないのは仕方ないけれど、寂しいと伝えたら彼が『じゃあ一緒においで』と誘ってくれた。彼の友人に紹介してもらえるのがうれしくて、浮かれながら行ったのでマルチ商法のパーティーだと気づかなかった」とCさん。

「ああいう世界の人たちって異常なくらい仲がいい。でも、当時はみんなに愛されている彼ってすごい、と思っていた」のだと言います。しかし、何度か連れていかれてマルチ商法なのでは、と気づいたCさんは彼に詰め寄ったのだそう。

「マルチをやめるか、やめないなら私と別れるか。どちらにする?と言ったら彼は困った顔をしていたけれど、そのまま自然消滅。要は、私はマルチに負けたんだと思った」とCさんは苦笑い。今でこそ言えるけれど、当時はつらかったとも話してくれました。

まとめ

ちょっと衝撃な話でしたが、3人とも「当時の自分が何でそう思い込んでいたかよくわからない」ということを言っていました。当時は当時で真剣にいろんなことを考えていたのでしょうが、あとから振り返ってみれば「馬鹿なことをしたな」と思うのだそう。私たちはそんなことのないように気を付けたいものですね。

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