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キッカケは母の一言。昭和の先輩ママからのマウンティング語録

LIMO / 2019年12月9日 11時15分

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キッカケは母の一言。昭和の先輩ママからのマウンティング語録

時代が変われば、社会も変わります。同じように夫婦生活や育児などの家庭環境も変わるのが当然です。令和時代の夫婦関係や育児の状況を昭和時代と比べることはなかなかできません。

しかし、現代のママたちは自分たちの母親世代、いわゆる「昭和の先輩ママ」たちから夫婦生活や育児においてマウンティングを受けてかなりストレスを募らせていることを知りました。

キッカケは母の一言。ワンオペ育児って当然?

筆者の実家で、学生時代の友達がワンオペ育児で苦労している話をしている時のことでした。筆者の母が「ワンオペ育児なんて、そんなの私たちの時代は当たり前だったからね」と一言。さらに続けて、「私なんか旦那は家に全然居ない中で子ども3人見ていたから。今考えればすごいよね」と話していました。

筆者の妻は「ほんと凄いですよねー」と相槌を返していただけで、その後、心境を聞いても特に気にも留めていないようでしたが、よく考えればなかなか怖いことを言っている気がしてなりません。「ワンオペ育児」で悩む全ての現代ママたちに対して、「あんたたち何甘えてんの?そんなの私らの時代では当たり前だから」と昭和の先輩ママが言っているような気がするのは私だけでしょうか?

昭和の先輩ママたちのマウンティング語録

それからというもの、筆者はそんな昭和の先輩ママから現代ママに対する、マウンティング発言が気になるようになりました。いざ気になってみると直接耳にする機会も多く、それが原因で現代ママがかなりストレスを抱えていることも知りました。

ある時は、保育園に入れなかったことを嘆いている現代ママに対して、先輩ママが「今は大変ね。昔は保育園なんて行かないのが当たり前だったから。家で子どもは私が見てたから」と話していました。「我が子は自分で見るのが当たり前」と言わんばかりの発言ですが、これだけ共働き世帯も増加して、働かなければならないお母さんが増加しているのだから、昔と違うのは当然です。

またある時は、先輩ママが「今は子どもにスマホ見せとくだけでいいからいいわよね。私らの頃はそんなのなかったから」とスマホ育児についてチクリ。自分達の時代には子どもの遊び物が何もなかったかのような言い分です。

さらに、旦那の弁当を作らない現代ママに対して、「私なんか子ども3人とお父さんの弁当を20年間毎日作り続けていたのよ」と話す先輩ママ。今は牛丼やお惣菜、お弁当などがかなり安く買えるし、コンビニもそこら中にあります。食べる側も毎日弁当より色々食べたいのが本音ですが、自分がしてきたことを美徳としたいのでしょうか?

最後は、家庭的な我が子と結婚した嫁に対する姑の発言。「うちの子は家事をするから〇〇さんよかったわね。私の旦那なんて全然しなかったから」と。現代ママへのマウンティング+我が子自慢のダブルパンチです。

なぜマウンティングが起こるのか?現代ママと先輩ママの願いは一緒

なぜこんなにも社会環境が変化して、前時代と比較などできないはずなのに、昭和の先輩ママから現代ママへのマウンティングは起こり続けるのでしょうか?

それは、先輩ママたちも、自分が苦労してきたことを労って欲しいし、認めて欲しいからではないでしょうか?もちろん到底それだけでは片付けられそうもない発言もたくさんあります。しかし、基本的には現代ママも先輩ママも、どちらもただ自分が一生懸命家事や育児に奔走している(いた)ことをみんなに知って欲しいし、認めて欲しいだけなのかなと思います。

まとめ

現代ママに対する、昭和の先輩ママからのマウンティングの数々。一見、自分の苦労話を話しているだけのように見えて、現代ママからすると嫌味にしか聞こえないようで、イライラを募らせている人も多いようです。

ただ、両者ともに家事や育児を頑張っている自分を知って欲しいし、認めて欲しいだけなのだから、せめてお互いの主張が正面衝突して摩擦が起きてしまわないように、両者の労をねぎらってあげようと筆者は心から思いました。

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