串カツ田中HD、既存店売上高が今期ワーストの88.1%に(2019年11月)
LIMO / 2019年12月9日 12時15分
串カツ田中HD、既存店売上高が今期ワーストの88.1%に(2019年11月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は串カツチェーン店「串カツ田中」を運営する串カツ田中HD(3547)の、2019年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年12月4日に更新された串カツ田中HDの2019年11月既存店売上高は、対前年同月比88.1%となりマイナス成長。客数(90.8%)と客単価(97.0%)ともにマイナスとなりました。
一方で全店売上高は115.5%となりプラス成長。客単価は95.7%とマイナスになりましたが、客数(120.7%)の伸びがそれをカバーした結果、プラス成長を果たしました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は11月決算)。
既存店売上高は3月以降、9カ月続けて対前年同期比でマイナス成長が継続しました。また期末の11月は88.1%と今期最も悪い数字となっています。
客単価が9月(100.9%)を除き全ての月でマイナスとなる中で、客数も期初の12月は118.4%ありましたが、期末の11月には90.8%にまで減少するなど、客数が売上高の減少に影響を与えています。
全店売上高は全ての月でプラス成長を維持しましたが、12月の161.5%に対し11月は115.5%であり、成長率の低下は否めない状態です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は2019年は1月と8月に1,700円台でダブルボトムのチャートを形成しており、8月以降は着実な上昇を見せました。ただし11月の2,652円をピークに株価は下落に転じており、どの値位置で下げ止まるのか注目されます。
既存店売上高の第1四半期は対前年同月比でプラス成長を維持しましたが、その後はマイナスに転じ、ジリジリとマイナス幅を広げる結果となりました。客数減を背景としているため、今後の客数の推移が注目されます。
参考資料:月次報告(2019年11月度)(http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS06609/6bdf653a/eecb/427e/86ac/73d3a80d6c96/140120191204433822.pdf)
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