食いしん坊の子育て中!それでも私が毎月5万から1年で100万円貯めた方法
LIMO / 2019年12月9日 20時0分
食いしん坊の子育て中!それでも私が毎月5万から1年で100万円貯めた方法
2019年も早いものでもう12月です。年始にやろうと決めたことを皆さんは実行できた1年だったでしょうか。皆さんは年始に何に挑戦しようとお考えだったでしょうか。
年始に毎回、心に決める節約
その中でも、毎年志して実現できないことが節約ではないでしょうか。「食事の手作り」や「まとめ買い」。インターネットを検索すれば色々出てくる節約術。しかし、現状はそれほど甘くない、というのはよく耳にする話です。「そんな事実践しているけど貯まらない」とお考えの方が多いというのが実状ではないでしょうか。家計簿つけても貯まらない。
それはなぜでしょうか。私の節約法の成功体験の結論を先に言うと、それはお金を使った後に家計簿を書くからなのです。
中学生になるサッカー少年二人に小学生の元気な女の子、夫のご飯3人前は当たり前(これでも減った方)、普通サイズの服も入らない元アメフト選手。
そして、私はといえば、毎月の美容代にたまに参加する飲み会代、楽しみを削らずどの様にしたら貯まる家計になるのか。「エンゲル係数異常値家庭」を切り盛りする筆者が家計の根本的見直し術についてお伝え致します。
企業の財務も世帯の家計も同じ
家計を切り盛りするというのは実は企業の財務と似たようなものかなと考えています。私自身は、最近まで国内某大手IT企業で予算管理業務に携わっていました。その中で感じた事は、企業の予算調整も家計のやり繰りもかなり近いものがあるということです。
会社で使用していた予算管理表をもとに我が家の予算管理表を作成する事で毎月の貯蓄額が大幅に増えた筆者の家計の工夫をお話しします。
ここでは、企業がどのようなプロセスで予算を追っていくのか、そしてそれを家計に置き換えた時のポイントとあせて見てみましょう。
内容は ①年間予算の作成 ②毎月々の予算調整 ③予算通りに収まったか振り返り の3つです。
① 年間予算の作成
企業では昨年度の実績(実際使った額)をもとに各月の各項目(人件費、物の購入費、システムの導入費、出張費等)ごとに予算を割り振っていきます。
次に、昨年度はイレギュラーで発生したけれど、今年は発生しそうにない費用をプール金とします。
更に、昨年度は発生していないが今年度発生しそうなプロジェクト等あれば、そのプロジェクトが発生しそうな月にプール金から補充し、それでも足りなければ各月について微調整し、まずは1年間の予算の完成です。
各ご家庭であれば、昨年は子供の進学費用がかかった等イレギュラーなイベント費用は一度プール金に入れて、今年から塾に通い出した等、毎月々の費用が上がった場合は、昨年より各月の予算を多めに確保しましょう。
② 毎月々の予算調整
新年度がスタートすると同時に当初予算に比べてズレがないか、各部署で毎月第3週目くらいにチェックをします。
第3週目というのは、そこまでの計画を大幅にずれていないか、残り1週間でイレギュラーな事は起きそうにないか等見当をつけやすいからです。
そして次の月もこのまま修正なしでいけそうか、再度予算の見直しもします。
繰り返しになりますが、第3週目がポイントです。前半のズレを取り戻しつつ、後半の見通しも確実についてくる頃といえます。
また、家計でいえば、第3週目くらいにお給料日のご家庭も多いのではないでしょうか。各月で一番見直しやすい時期だと思います。
③ 予算通りに収まったかの振り返り
月が替わると毎月多少変動する費用等も実際使った金額が確定します。そこで、今度は各項目について当初予算とズレが生じていないか確認し、ズレが生じたものに関しては、なぜズレたのか分析しレポートを作成します。
各ご家庭では、各項目メモ程度でよいと思います。ポイントは全体でオーバーした等のざっくりとした振り返りではなく、項目ごとに振り返る事です。
月々の使った費用すら不明確な方へ
最低でも1か月、出来れば2から3か月は使った費用を書きだしてみましょう。それは家計簿でもよいですし、普通のノートでも構いません。食費、日用品、外食費、交通費、娯楽費、光熱費…等々、分析したい項目を作成し、なんの費用にどれくらい出費しているかを把握するのです。
家計は可視化するだけで、無理な節約などすることなく自然と無駄が減ります。また、何か新しい事を選択する時にも、まずは予算表が頭の中に浮かぶようになってきます。
たとえば、「これは今年度の今月の予算内だから使ってもいい費用だ」とか、「ここまでのラインだったら許容範囲だ」という判断が瞬時に出来るのです。
こうすることで筆者は月に5万以上貯蓄に回すことが出来る様になりました。毎月5万円を節約することができれば年間で60万円にもなりますし、このスタイルを自分で確立し、さらに節約額を増やしていくことできれば年間で100万円の節約も可能です。
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