100円ショップ・セリア、既存店売上高のマイナスが続く(2019年11月)
LIMO / 2019年12月11日 12時15分
100円ショップ・セリア、既存店売上高のマイナスが続く(2019年11月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は100円ショップ「セリア」を展開するセリア(2782)の、2019年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年12月5日に更新されたセリアの2019年11月既存店売上高は、対前年同月比97.7%となりマイナス成長。内訳は客数98.4%、客単価99.3%でした。
一方で全社売上高は104.8%となり、プラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高は、これまでプラス成長となったのは9月(102.2%)のみの状態です。客数のプラス月3カ月、客単価のプラス月1カ月といずれも苦戦しており、マイナス成長が継続しています。
なお、全社売上高は今期全ての月でプラス成長を維持。既存店は苦戦の一方で、全社は好調を維持する状態です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は、2018年1月の7,390円が天井として存在します。現在は本年8月に付けた安値2.363円からの回復過程にあり、11月に3,000円台に到達し、現在は3,000円付近での取引が継続しています。
既存店は対前年同月比でマイナス成長が続く中、新規出店が続いており全店売上高はプラス成長が継続中です。既存店売上高はマイナス成長ながら、おおむね90%台後半の数字を維持しており、今後プラス成長に転じることになるのか、という点が注目されます。
参考資料:2019年11月度の月次売上高(https://www.seria-group.com/corporate/pressrelease/docs/seria_monthly_201911.pdf)
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