1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

共働きなのに「家事をしない」どころか「自分のこともしない」夫…男性目線で考える理由と対策

LIMO / 2019年12月20日 11時45分

共働きなのに「家事をしない」どころか「自分のこともしない」夫…男性目線で考える理由と対策

共働きなのに「家事をしない」どころか「自分のこともしない」夫…男性目線で考える理由と対策

「男は仕事、女は家事」という構図は大昔にとっくに崩れ去り、今では共働き家庭が多くなり、家事も夫婦2人で役割分担をする家庭が増えてきています。

しかし、この現代でも共働きの状況でありながら、家事を妻に任せる夫が存在しているのです。夫婦2人が正社員であるにも関わらず、夫が家事をやらないのはなぜなのでしょうか。

また、夫に家事をやってもらうように意識改革をさせるには、何をすれば良いのでしょうか。この記事では、原因や対策をじっくり考えてみたいと思います。

なぜ夫は家事をしないのか?

夫は面倒くさいから家事をしないわけですが、妻は面倒くさくても家事をやるわけです。「面倒くさいから」という理由では説明がつきません。

なぜ夫は「面倒くさいから」という理由で、行動に移せないのでしょうか。その理由は主に以下の4つの理由ではないでしょうか。

①家事をやってもダメ出しや文句を言われるから

妻の方が家事スキルに長けていたり、意識が高いゆえに起きる現象です。
夫は自分で何かやろうとしたときに、妻から「なんでそうするの」「こうしてよ」などと叱られたことがあるのでしょう。

妻に任せた方がいいんだ」と諦め、いじけたり拗ねている場合もありますが、「妻の方がこだわりが強いので、妻に任せておこう」と譲っている可能性もあります。

夫が家事に取り組んだときは、ポジティブな言葉を投げかけてあげることをオススメします。夫の家事の内容を改善したい時は、傷つけない言い方を考えましょう。

②何もしなくても妻が当然のようにやってくれるから

結婚当初から妻が1人で家事をこなしていると、夫は「それで問題ないんだ」と思ってしまいます。

妻が自分で好きでやっているのかと思いきや、突然妻が怒りだして困惑し、大げんかになってしまうのでしょう。

妻が突然「あなたのために、こんなことをしている!」と主張しても、夫が『別にしてくれなくて良かったのにな』と思っているケースもあります。『言ってくれたら協力したのに』と夫にもモヤモヤが残るでしょう。必要なのは価値観をすり合わせる対話です。

「不満だ」と思ったら、夫婦間ですぐに言うようにしましょう。言わずにため込んで爆発させる行為は、お互いに得がありません。

③帰りの時間が遅く、疲れているから

仕事が本当に忙しく、時間的にも肉体的にも難しいというケースもあるはずです。
しかし、ここで大切なのは「スタンス」でしょう。スタンスがハッキリするのは、夫が休日の日です。

忙しいからできていないのであれば、休日は家事も「自分の仕事」として取り組んでくれることでしょう。しかし、休日も一切家事をしないのであれば、仕事に関係なく、「家事は妻の仕事」という価値観で日々を過ごしているということでしょう。

④本気で「家事は妻の仕事」だと思っているから

特に理由もなく「家事は妻がやるものだ」と思い込んでいるパターンです。頭を抱えてしまいますが、これも意外といます。

そういう夫の実家はきまって、専業主婦で家事が完璧なお母さんと、家事を全くしないお父さんがいるのです。そして、「うちのお母さんこそ、最高のお母さん」だと思っています。この価値観の根拠は「実家」なのです。

これは何も夫だけではありません。妻もまた「実家のお母さん像」を目指してしまうケースがあります。母を尊敬し「お母さんのようになりたい」と思う気持ちは素晴らしいのですが、自分に合った「お母さん像」があるはずです。

マネをするのは「お母さんばかりが家事をやっていた生活」だけではなく、もっと本質的な「家族を愛し、寄り添うこと」だけでも良いのではないでしょうか。

夫の意識を変えるきっかけになる言葉とは

それでは、全く家事をしない夫の意識はどうすれば変わるのでしょうか。きつい口調で叱っても意味はなく、余計モチベーションを落とすだけです。

「自分のことは自分でやるようにしようね」

共働きなので条件は同じなのですから、本来、他人の分まで家事をやるのはおかしな話です。もう自分のこと以外はやらないようにしましょう

『どうせやるなら、一緒にしてくれたらいい』と言われても、「それをやるとキリがなくなって、私が全部しないといけなくなるでしょ」と一蹴してください。

ただ、1つ注意点があります。目的は逆襲ではなく、意識改革なので、なるべく夫を嫌な気持ちにさせない必要があります。「なんでそんなことに気を使わなきゃいけないんだ」と言いたくなると思いますが、嫌な気持ちにさせてしまったら、意識改革は絶対に成功しません。

相手が「喧嘩を売っている」と思わないようにしましょう。「悪意がある」と思われると、話が家事とは関係ない方向に行ってしまう原因にもなります。

「やり方がわからないなら教えるから、言ってね」と言葉を足すなど、フォローがあれば大丈夫です。「フォローはするけれど、基本的に自分のこと以外はやりませんよ」というメッセージを送り続けて、夫の意識改革を図ってみて下さい。

「2人の時間を過ごしたいから、一緒にやろう」

モラハラタイプの夫には効かないことが多いですが、妻に甘えている夫には効く一言です。

『うん!やる!』と素直に言いやすい、和やかな雰囲気をつくるように努めましょう。

一緒にやってから、自分でする方向にもっていくのです。一緒にやってあげたらほめてあげて、自分の思い通りに夫を動かすようにできると良いですね。

追いつめられる場合は離婚も選択肢に

何か働きかけを起こしても、夫の拒み方が激しくなり、日々の暮らしが辛くなるようでしたら、当然離婚も選択肢に入ってきます。

ただ、注意しなければならないことがあります。夫が話し合いでの離婚に応じてくれない場合、家事や育児を手伝わないことだけでは離婚原因としては認められない可能性があるのです。

しかし、夫が最終的に離婚に応じれば離婚できますので、「本気で離婚したい」という意志を夫に示し続けることが重要になります。

「どうせ離婚しないだろう」と思い込んでいる場合も多いので、弁護士を通じてやりとりをしたり、離婚調停の話をしたりと、「本気の行動」を見せることで夫が話し合いに応じてくれる可能性が高まるでしょう。

あなた自身の心の健康を守れるのはあなたしかいません。夫1人のために追いつめられる必要はないのです。

ぜひ、自分を守るためにも家族全員分の家事を抱え込む生活から脱却しましょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください