時間をかけずに「大掃除」を完了させる5つのポイント
LIMO / 2019年12月14日 9時45分
時間をかけずに「大掃除」を完了させる5つのポイント
お正月を気持ちよく迎えるために行なう、「大掃除」。できるだけ家の中をきれいにして、お正月に備えたいけれど、何かと忙しい年末にはなかなか時間をとれないですよね。
そこで今回は時間や手間をかけずに大掃除を行なう方法をご紹介します。
大掃除を手際よく行うには順番と担当割が重要!
忙しい年末には先に手順や担当を考えて、効率よく大掃除を行なうのが一番。そこでまずはどこから先に掃除をするかと、どこを誰に担当してもらうかを考えてみましょう。
1.掃除の順番は使用頻度の低い順で
最初に考えなくてはいけないのが、掃除をする順番です。この順番を決める時に基準となるのが、使用頻度。
使用頻度の高いリビングなどから大掃除をはじめてしまうと、せっかくきれいにしたのに年末にはまた汚れが目立ってしまっているという状態になってしまうこともあります。大掃除のあとの汚れが気になってしまって、ちょこちょこと掃除をすることで時間をロスしてしまうこともあるので、使用頻度の高い場所は最後に掃除するようにしましょう。
大掃除を効率的に行なうためには、最初に窓掃除などの外回りからはじめるのがおすすめ。外回りの掃除は天候にも左右されやすいので、スケジュール通りに掃除できないという場合には、次の場所からはじめるなど柔軟に対応するようしておくのがいいですね。
外回りの次は納戸やクローゼット、そして寝室の掃除を行ないましょう。クローゼットや寝室は毎日使う場所ですが、リビングやダイニングのように汚れやすいわけではありません。また家族だけが使うスペースなので、お正月に来客があるという家でも汚れが気になりづらい場所。
納戸などの掃除が終わったら、廊下やお風呂、脱衣所などを掃除するのがおすすめ。最後はリビングやダイニング、トイレ、玄関など来客の目につきやすい場所を掃除しましょう。
使用頻度が高く、掃除に時間のかかるキッチンは一度に掃除をするのではなく、数日にわけて使う回数の少ないものや汚れの強いものから先に掃除をし、シンク周りなど毎日、何度も使う場所は最後に行なうのがおすすめですよ。
2.場所ごとに担当を決めて負担を減らす
家族みんなで行うというイメージのある大掃除ですが、実際にはいつも家事をしている女性の負担が多いというのが現実ですよね。
とくに大掃除をしてほしい日時の直前に家族に伝えると「予定がある」などと断られてしまうこともしばしば。そんなことにならないように早目に家族それぞれの担当箇所を決めて伝えておきましょう。
例えば、子ども部屋や趣味部屋など使う人が限られているスペースは、使う人が責任を持って掃除をするとか、重いものを移動することがある外回りは男性陣に、洗浄力の強い洗剤を使わない場所は子どもに…など、適材適所で担当を考えれば説得しやすいですね。
時短&手間を少なく大掃除をする方法
順番と担当が決まったら、大掃除を実践するだけ。でもいつも通りの掃除方法では時間がかかってしまいます。ここからは大掃除の時だからこそ使ってほしい時間や手間のかからない掃除法をご紹介します。
1.つけ置きやパックで手間を少なく
お風呂場のカビやキッチンの油汚れなど、強くこすってもなかなか落ちない汚れはつけ置きや洗剤パックで効率よくきれいにしましょう。
お風呂場のカビや鏡の汚れには、洗剤を吹きかけてからラップなどでパックしてあげると、洗剤が乾きづらいので効き目を持続しやすいんですよ。とくに落としづらい汚れは、洗剤を含ませたキッチンペーパーを貼りつけてからラップでパックしてあげましょう。
キッチンに多い油汚れは、洗剤を入れたぬるま湯につけ置きしてあげるのがおすすめです。シンクを使用して掃除を同時進行させたい場合には、段ボールの箱に厚手のビニール袋を入れてつけ置き用の容器として使ってみましょう。
2.いつもの掃除にちょっとだけプラス
いつもはあまり掃除しないけれど、大掃除の時には欠かせない壁や天井のほこり落とし。面積が広くて1度に掃除しようと思うと面倒なスペースです。
でもいつもの掃除で掃除機をかける前にほうきやモップなどを使ってほこりを落とすのなら、手軽ですぐにでも実行できそうですよね。玄関はいつもの掃き掃除の前に天井・壁面のほこり落としをして、靴箱の上などを拭き掃除するという手順をプラスするだけでも、かなりきれいになります。しかも5~10分ほどの時間しかかからないと思えば、実行しやすいですね。
お正月に来客の予定がある時には、いつもは使わない食器をきれいにしておくことも必要。こちらもいつもの食器洗いに少しずつプラスすることで、時間と手間の省略につながりますよ。
3.子ども部屋は冬休みがはじまってすぐに
子ども部屋の大掃除は早くやってもきれいな状態を持続しづらいですね。でもそう思って後回しにすると掃除しきれないということにもなってしまいます。そんな事態にならないために、子ども部屋の掃除は冬休みがはじまってすぐから開始して、子どもたちに毎日ちょっとずつ続けてもらうのがおすすめ。
とくにプリントや教科書などの整理は、冬休みのはじめにやっておくと連絡事項の伝え忘れが減り、宿題の確認にもなります。この時に不用品を分別しておいてもらえば、時間のある時に親が中身を確認して捨てることもできますね。
大まかに整理整頓が済んだら、子どもと一緒に窓や天井、壁の掃除をしてしまいましょう。あとは毎日の片づけと一緒に、掃除機をかけたり棚の上を拭いたりといった掃除をプラスしていくと、大人が手伝わなくても大掃除ができます。
時短大掃除で気持ちのいいお正月を迎えましょう
大掃除の時間や手間をはぶく方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?大掃除は気持ちよくお正月を迎えるために行うもの。そのためには完璧を目指しすぎないことも大切です。自分たちでできる大掃除を行なって、年末年始を楽しく過ごしましょう。
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