忘年会シーズンの救世主?日本のライドシェアアプリ「CREW」活用法
LIMO / 2019年12月11日 19時45分
忘年会シーズンの救世主?日本のライドシェアアプリ「CREW」活用法
年末は忘年会などで帰りが遅くなることもしばしば。
お酒を飲んでしまうと電車で帰るのが億劫になるという方も多いかと思います。
筆者もついついタクシーを利用してしまいますが、交通費の出費が多くなってしまいますよね。
そんなタクシー代を節約できるアプリとして最近注目されているのが「ライドシェア」と呼ばれるサービスに分類される『CREW(https://crewcrew.jp/)』というアプリです。
聞いたことがないという方も多いかと思いますので、CREWの概要と使い方、実際に使ってみた感想を紹介していきたいと思います。
ライドシェアアプリ『CREW』の概要
ライドシェアアプリCREWは「近くを走る誰かのクルマをスマホで呼べる、スマート送迎アプリ」をキャッチフレーズにサービスを展開しています。
利用可能エリアは東京都内の一部地域(新宿、渋谷、目黒、品川、六本木、銀座、秋葉原等)で、利用時間もPM8:00 - AM3:00と限られています。
一般のタクシーとは異なり、一定の審査を通過した「パートナー」と呼ばれるドライバーのマイカーに乗ることになります。筆者が実際に利用したときはBMWの7シリーズやSUBARUのWRX、トヨタ アルファードといった一般のタクシーとは違った車に乗ることができました。
このサービスはドライバーの「乗せたい」という気持ちと利用者(ライダー)の「乗りたい」という気持ちがマッチングすると成立するサービスです。
アプリ上で利用者が「乗る場所と行きたい場所」を設定すると、近隣のドライバーへ通知が行きます。その通知を見たドライバーが承諾すればマッチング成立といった感じで簡単に利用することができます。
日本国内ではあまり認知されていませんが、アメリカのライドシェアサービスの『Uber(https://www.uber.com/jp/ja/)』や『Lyft(https://www.lyft.com/)』と利用イメージが似ています。海外で利用したことがある方ならイメージがしやすいかと思います。
タクシーとは似て非なるサービス
CREWは利用するにあたり費用がかかります。
その費用の内訳は「移動にかかった実費(乗った車のガソリン代)とシステム使用料金(運営に支払う手数料)、そして乗せてもらったドライバーへの謝礼(感謝の気持ち)」となります。
CREWのサービスはあくまでもタクシーとは異なりますから、ドライバーから報酬を要求されることはありません。報酬を要求すると法令上の「運送の対価(=運賃)」ということになりますのでタクシーと同じ扱いになります。
CREWのサービスは「移動のシェアリング」が目的ですから、利用者がドライバーと過ごしたわずかな時間に喜びを感じられれば感謝の気持ちとして謝礼を渡すということになります。
もちろん謝礼は強制ではありませんから「0円」ということもOKと公式でアナウンスされています。
使い方によっては費用が節約できる
実際に筆者がCREWを利用したときの費用イメージを紹介したいと思います。
深夜11時過ぎに六本木から埼玉県某市へ移動した際、かかった金額(実費分)が「システム利用料1400円とガソリン代(利用した車の燃費から算出)が832円の合計2232円」でした。これに任意の謝礼を支払ったのですが、タクシーを利用した際の費用と比較をすると想定で4000円くらいは安くなったと思います。
このサービスは都内近郊での移動を想定されていますが、長距離ドライブが好きなドライバーとマッチすることができれば、さらに遠くへ行くことも可能ということです。実際にこの時乗せていただいたドライバーさんによると、栃木県の宇都宮まで運転したとのことでした。
安全性はどうか
費用が節約できるけれど、一般の方が運転する車に乗るとなるとちょっと・・・と思ってしまう人もいるかと思います。
CREWでドライバーになるには、ある一定の審査と説明会への参加が義務付けられているので安心感があります。
さらに万が一の際にも保険がしっかりと適用されていますし、利用した際にお金をその場で支払う必要もありません(利用にはクレジットカードの利用が必要)。
そしてドライバーと利用者間で個人情報を交換する必要もないという点で、女性でも安心して利用することができます。
アプリ利用後にはドライバーと利用者間の双方で評価をするシステムが採用されていますので、評価が低いドライバーを避けて利用することもできます。
ライドシェアと聞くと不安な要素もあるかと思いますが、クリアされているところも評価できるかと思います。
まとめ
スマホを使った様々なサービスが最近は展開されています。
今回紹介したサービスは限られた時間帯とエリアとなりますが、お試しで利用してみるというのもいいかもしれないですね。
【参考】
『CREW(https://crewcrew.jp/)』
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