「コメダ珈琲」のコメダHD、対前年同月比での成長率に回復の兆し(2019年11月)
LIMO / 2019年12月16日 12時15分
「コメダ珈琲」のコメダHD、対前年同月比での成長率に回復の兆し(2019年11月)
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の、2019年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年12月9日に更新された、コメダHDの2019年11月既存店売上高は、対前年同月比106.4%とプラス成長になりました。なお、同社の客数及び客単価の内訳は開示されていません。
また全社売上高も111.2%であり、既存店・全店が揃ってプラス成長を果たしました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店売上高は7月(98.7%)を除き、プラス成長を維持。ただし4月の110.0%がピークとなっています。10月は100.3%と僅かにプラスという状態でしたが、11月は106.4%となり、比較的高い成長を見せました。
一方で全社売上高は全ての月でプラス成長。11月は111.2%であり、110%を超える高い成長となりました。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は、2018年10月に高値2,400円を付けた後に反落しました。2019年はおおむね1,950円~2,150円間のレンジ相場が続いています。11月に入り2,157円まで上昇しましたが2,150円台の突破はならず、12月は2,100円付近での取引が続いています。
既存店売上高は4月の対前年同月比110.0%をピークに成長率の低下が見られましたが、11月は106.4%まで戻しました。また全店売上高も11月は110%を回復しています。11月の回復が今後も継続するのかが今後注目されます。
参考資料:2020年2月期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material3/131200/00.pdf)
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