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「父に対する女子高生の本音」VS「親が感じる中高生になった我が子」両者の想いとは?

LIMO / 2019年12月13日 18時20分

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「父に対する女子高生の本音」VS「親が感じる中高生になった我が子」両者の想いとは?

子どもが中高生になると、思春期や反抗期といった難しい時期に差し掛かります。そして、部活や塾などで外出する機会が多くなるタイミング。親子で過ごす時間も短くなる傾向にあります。

そういったことから、親子のかかわり方にも少しずつ変化が見られるようになるでしょう。今回は、そんな親子関係が揺れ動きやすい中高生の子育てについてお伝えします。

親が感じる「中高生になって変化したこと」

子どもの成長に伴い、家庭の状況も徐々に変化していきます。これまでは必需品だったものも、中高生になると使用頻度がぐっと低くなることも珍しくありません。そんな家庭内の変化を聞いてみました。

・「子ども達が部活や補習で忙しくなり、家族で休日を過ごす回数は一気に減りました。車を手放したり、旅行に行かなくなったりと、家計的には助かっています。とはいえ、ちょっと寂しい気持ちもありますね」

・「なんだか、子どもがサバサバしたように感じます。これまで捨てないでと言っていた自分の作品やおもちゃを、あっさりと『捨てていい』と言うことも。ものが減ってスッキリするものの、今度は親の私が惜しい気持ちになっています」

・「これまでは親同士の付き合いが頻繁に行われていたものの、子どもが中学生になってからはほとんどなくなりました。学校からの連絡もメールですし、もはや固定電話の必要性さえ感じません」

女子高生と父親の仲は改善傾向

女子高生の娘をもつ父親のなかには、「娘に嫌われているのでは」「年頃の娘にどう接すればいいのか分からない」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。たしかに、娘との会話が少なくなった、冷たい態度を取られたという意見も少なくありません。ところが、女子高生たちの声に耳を傾けてみると、父親に対する意外な本音を知ることができました。

ここで紹介するのは、㈱アイ・エヌ・ジーが「渋谷の女子高校生130人に対して行なったアンケート(https://www.i-n-g.co.jp/news/%E3%80%90%E7%88%B6%E3%81%AE%E6%97%A5%E7%9B%AE%E5%89%8D%EF%BC%81%E6%B8%8B%E8%B0%B7JK%E3%81%8C%E9%81%B8%E3%81%B6%E3%81%8A%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BATOP10%E3%80%80%21%E4%BB%A4%E5%92%8CJK%E3%81%A82000%E5%B9%B4%E5%B9%B3%E6%88%90JK%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AF%EF%BC%9F%E7%88%B6%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%AB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%92%E7%94%A8%E6%84%8F%E3%81%99%E3%82%8BJK%E3%81%AF%E9%81%8E%E5%8D%8A%E6%95%B0%E8%B6%8A%E3%81%88%EF%BC%81%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E7%B5%90%E6%9E%9C9%E5%95%8F%EF%BC%81%E3%80%91)」の調査結果です。「お父さんのことはどう思う?」という問いに対する回答は、以下の通りとなりました。

【2019年】
好き…83.3%
嫌い…16.2%

【2000年】
好き…37.0%
嫌い…63.0%

ご覧のように、2019年では8割以上の女子高生が「お父さんが好き」であると回答しています。2000年と比較すると、父親との関係はかなり良好になっていると考えられるでしょう。

女子高生の本音は?

こう見ると、父親と女子高生には目に見えない絆があるようです。しかし、娘との現状を踏まえて「本当なのか?」と疑ってしまう人もいるのでは。そこで、親に対する女子高生の本音を聞いてみました。

・「なんだかんだで、私の気持ちにいつも共感してくれるのはお父さん。お母さんのようにガミガミと叱らないし、いつも優しく穏やかなところが好きです」

・「恋愛の相談は、やっぱりお母さんに聞いてほしい。でも、欲しいものを買ってほしいときはお父さんかな」

・「今後の進路についての話し合いは、両親の意見を聞きたいと思っています。でも、彼氏や友達のことをお父さんに話すことはありません。別にお父さんが嫌いという訳ではないけれど、ゆっくり話すタイミングも限られているし…」

・「お父さんが忙しいので、そもそも話す機会が少ないです。もう少し顔を合わせる時間があれば、いろんな話をするかもしれません」

母親と比べると、父親はどうしても親子の時間が短くなってしまいがち。その結果、会話をするタイミングを逃している家庭も少なくないようです。子どもの性別にかかわらず、親子のコミュニケーションは大切にしておきたいですね。

まとめ

子どもが中高生になると、部活動や受験勉強が本格化し、これまで以上に家族の時間が確保しにくくなってしまいます。子どもが精神的に成長することも合わさり、少し寂しさを感じる親たちの意見も見られました。

とはいえ、中高生は人間関係や将来の悩みを抱える時期でもあります。悩み事があればいつでも相談できるよう、適度な距離感を保っておきましょう。

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