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子供たちのリアルな望み。クリスマスプレゼントで「嬉しいもの」「残念に感じたもの」

LIMO / 2019年12月19日 19時45分

子供たちのリアルな望み。クリスマスプレゼントで「嬉しいもの」「残念に感じたもの」

子供たちのリアルな望み。クリスマスプレゼントで「嬉しいもの」「残念に感じたもの」

12月に入り、きらびやかな装飾も増えて、街もすっかりクリスマスムードになりました。この時期になると子供たちは、「どんなプレゼントがもらえるんだろう?」「サンタさん、来てくれるかな?」と、クリスマス当日を心待ちにしていることでしょう。筆者もそうでした。

そんな子供たちの様子をみて、せっかくなら喜ぶものをあげたいと思うのが親心でしょう。そこで今回は、プレゼントをもらっている側に年齢の近い現役高校生の筆者が、保育園児から高校3年生まで、周囲の子供たちから聞いたリアルな声をお伝えしたいと思います。

残念に感じても子供たちは顔に出さない

話を聞いてみると、小学校の高学年までは「サンタ」からプレゼントをもらっていたという答えが多く、小学校の高学年から高校3年生までは親からプレゼントを直接もらうと言っていました。

筆者もそうですが、サンタが実は自分の親であることは、心の奥底では気づいていることが多いものです。

保育園・幼稚園の年長ぐらいになると、「サンタは親だ!」と言う子も出てきます。それで、サンタの存在を強く信じながらも「え! そうなの?」と心の底で疑い始めてしまうのです。そのため、クリスマスの朝に目覚めてワクワクしながらプレゼントの包装紙を開け、たとえ残念に感じるものだったとしても顔に出す子のほうが少ないでしょう。

筆者の母親も、子供の頃にサンタから辞書や文房具をもらい、とても残念に感じたそうです。それでも、親が一生懸命考えてプレゼントしてくれたものだと思うと、喜べない自分がおかしいんじゃないかと感じ、いまでも苦い思い出だといいます。

小学生に喜ばれる定番のクリスマスプレゼントは?

小学生の子供たちの多くは、流行に敏感で、周囲と一緒に遊ぶためにも流行りものが欲しいと思っているケースが多いようです。

男の子に昔から定番なのはゲーム機本体やゲームソフトで、小学校1・2年生のうちは、戦隊ヒーローのロボットやオモチャの戦闘用品といったものも人気です。

女の子の定番はアニメやキャラクターの雑貨、ブレスレット・ストラップといったアクセサリーや本物のクレープ・アイスクリームなどを作ることができる大型のオモチャで、シルバニアファミリーやリカちゃん人形なども世代を超えた人気があります。

ただ、最近では女の子にも「動物の森」や「すみっこぐらし」などのゲームが人気なので、ゲームソフトや本体を欲しがることも多くなっているようです。

小学生の子供たちにとっては、サンタから何のプレゼントをもらったかはとても重要で、プレゼントを自慢しあったり、一緒に使ったりしてさらに親交を深めていく重要なアイテムでもあります。そのため、「どれだけ人気があるか」「はやっているか」は、とても大事なのです。

事前に子供たちの様子を観察し、子供たちが好きなキャラクターなどをリサーチしておくと良いのではないでしょうか。

気持ちは嬉しいけれど…趣味の合わないプレゼントに困惑

次の話は、高校生のYさんが、弟のために購入したプレゼントにまつわるものです。親から子へのプレゼントではありませんが、ありがちな失敗談なので紹介したいと思います。

Yさんは、アルバイトで貯めたお金で中学生の弟にクリスマスプレゼントを買ってあげたいと思い、毎日のように何を渡そうかと迷っていたそうです。

そんなある日、買い物に出かけたショッピングセンターで、Yさん自身が好きな真っ赤なカラーのマフラーをみつけました。ブランドもので生地もしっかりとしているし、まさにデザインもドンピシャでYさんの好み。「これしかない!」とYさんは勢い込んで購入し、クリスマスまでソワソワしっぱなしだったそうです。

ところが、クリスマス当日、弟の喜ぶ顔を想像してワクワクしながらマフラーを渡すと、「こんな真っ赤でダサいマフラーなんか、恥ずかしくて付けられるわけない!」と言われてしまいました。Yさんは相当落ち込んだといいますが、それ以降は、クリスマスまでに弟が欲しがるようなものをリサーチするようになったそうです。

そのため翌年からは、弟が飛び跳ねてベッドが壊れるほど喜んでもらえるようになり、「相手が欲しいものをプレゼントするのは大切なことだ」と気づいたそうです。

どんなに気持ちを込めても、たとえ高いものを買ったとしても、趣味の合わないプレゼントは喜ばれない可能性が高いばかりか、場合によっては相手に気を使わせたり雰囲気が悪くなったりするかもしれません。

中高生など、年齢が上がってくると、直接「何が欲しい?」と聞いてからプレゼントするという方法もアリのようです。

中高生に喜ばれるクリスマスプレゼントはやっぱり現金や金券類!?

中高生に関しては男女差や考え方の違いもあるようですが、話を聞いた女子の場合は、欲しいと思っているのは雑貨やアクセサリー類、好きなアイドルのライブチケットなど多岐にわたっていました。

男子はギターやベース、好きなアーティストのライブチケットなど趣味のものが多く、「もらえるなら何でもいい」という意見も少なくありません。

また、「何が欲しいかなんてコロコロ変わるし、友達とショッピングセンターに行っていいものを見つけたら欲しいと思うこともよくあるから、欲しいと思ったときに買えるように現金がいいかな」という、夢のない意見も意外と多くありました。

高校生にもなると個性も出てきますし、友達に影響されやすい年齢でもあるため、欲しいものもしょっちゅう変わるものです。そのため、欲しいものや好きなものを、自分のタイミングで選んで買えるということが喜ばれるポイントになるようです。

ただ、現金や商品券をクリスマスプレゼントで欲しいというのは、親御さんとしては「夢がない」「ちょっと違う」と感じる残念な結果かもしれません。

まとめ

今回、筆者を含む未成年の子供たちの声を文章にして、あらためて「年齢を問わず、プレゼントする相手が欲しいものを贈る」というのがいかに大切かを再確認しました。また、相手の欲しいものをリサーチするということは、相手のことをよく知ることであり、コミュニケーションを取ることにもつながるのではないかとも思います。

みなさんも、ぜひ大切な人が欲しがっているものを事前に上手にリサーチし、ハッピーなクリスマスをお過ごし下さい。筆者も今年は、小学生の妹に、クリスマスプレゼントを贈ってみようと思います。

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