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マイカーは「買う」より「リース」がお得!?利用者増加中「カーリース」のメリットとデメリット

LIMO / 2019年12月20日 18時45分

マイカーは「買う」より「リース」がお得!?利用者増加中「カーリース」のメリットとデメリット

マイカーは「買う」より「リース」がお得!?利用者増加中「カーリース」のメリットとデメリット

「自動車=買う」イメージが強い人もいるのではないでしょうか?しかし、現在は買うものから借りるものへ変わりつつあります。なかでも自動車のリースは、ここ数年で認知度が広がってきたサービスです。この記事では、リースの概要とメリット・デメリットを中心に紹介します。

自動車は借りる時代になろうとしている

一般財団法人 自動車検査登録情報協会の「自家用乗用車(登録車と軽自動車)の世帯当たり普及台(https://www.airia.or.jp/publish/file/r5c6pv000000mhvq-att/r5c6pv000000mhw5.pdf)」の調査では、1世帯当たりの自動車保有台数率は、2012年3月末の1.08台を皮切りに、1世帯当たりの保有台数率は、毎年減っています。ちなみに、2019年3月現在の1世帯当たりの保有台数率は、1.052台です(2019年3月末現在)。

その一方で、広がっているサービスが自動車のリースです。リースとは、自動車を一定期間借りることです。契約期間中であれば、自家用車のように、いつでも利用できます。

契約期間も半年、1年、3年など、さまざまな期間の契約を結べます。なお、リースはカーショップやガソリンスタンドなどで契約可能です。ちなみに、リースと似た言葉で「レンタル」があります。

車を借りる点では同じ意味ですが、レンタルは6時間、12時間など、時間単位で契約を結ぶのが基本。さらに支払い方も、リースは月々払いですがレンタカーは前払いです。

自動車をリースするメリットとデメリット

ここでは、リースをするメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

メリットはこちらの3つです。

1. 自動車税を単体で払う必要がない
自動車の持ち主ではないため、自動車税の通知書は送付されません。つまり、納付書で自動車税を払わなくて良いのです。

これは、毎月のリース代に自動車税分の料金が含まれているからです。月々のリース代金と自動車税をまとめて払いたい人に向いています。

2. 必要な時のみ利用できる
必要な期間のみ、利用できることです。前述で述べた通り、シチュエーションに合わせて期間を設定できます。よって、数カ月単位での利用を考えている人にもピッタリです。

3. ローンを組む必要がない
毎月、1カ月分の支払で良いためローンを組むことは、ほぼありません。ローンの金利が発生しない分、お得に感じるでしょう。

車のローンを支払えなくなった時に、高額のローンを一気に返済しなければならない状況に追い込まれることもありません。

デメリット

デメリットは、こちらの3つです。

1. 長い期間借りた場合、買った方が安い
長い期間借りると、買った方が安いです。たとえば、コスモスマートビークル「コスモ My カーリース(https://www.cosmo-mycar.com/car-search/bestcars/compactcar/)」の場合、「トヨタ アクア」は、1カ月4万1,800円~となっています。仮に5年間支払うと、250万8,000円です。

しかしトヨタ自動車の公式サイト「トヨタ アクア(https://toyota.jp/aqua/)」では、希望小売価格が181万8300円~となっています。つまり、購入した方が安いのです。同じ自動車に長期間乗る人は、高く付く可能性が高いです。

2. 途中解約不可
途中で解約することもできません。途中解約した場合、残額のリース料金や、損害金の支払が発生します。これは、公益社団法人リース事業協会「リース契約の特徴(https://www.leasing.or.jp/information/finance.html)」でも述べています。

3. 傷を付けると損害金が発生
借りているため、車体に傷が付くと損害金の支払いが発生します。そのため、車をこすらないように運転しなければなりません。

購入orリース、どちらにすれば良いの?

購入とリースは、車を使う期間によります。さきほどの、「トヨタ アクア(https://toyota.jp/aqua/)」を例に見てみましょう。

購入

期間に関係なく、181万8,300円以上の支払が発生。

リース(仮に全期間を月額4万1800円で計算した場合)

契約1年:50万1,600円
契約2年:100万3,200円
契約3年:150万4,800円
契約4年:200万6,400円
契約5年:250万8,000円

単純にいえば、3年8カ月以上同じ自動車に乗り続ける場合は購入の方が安く、3年8カ月未満であればリースの方が安いです。

ただし購入すると、壊れた時の修理代が全て自分に乗っかってくるため、ランニングコスト(維持費)が高くなる恐れがあります。よって、月々の支払額とその他の費用、車の保有期間を計算した上で選ぶのがベストです。

まとめ

リースは、短期間で借りれば購入するより安く済みます。逆に期間が長くなれば、購入の方が安いです。自身のライフスタイルに合わせて、リースと購入を使い分けてみてください。

※この記事の情報は2019年11月現在の内容です。

参考:

一般社団法人自動車検査登録情報協会「自家用乗用車(登録車と軽自動車)の世帯当たり普及台(https://www.airia.or.jp/publish/file/r5c6pv000000mhvq-att/r5c6pv000000mhw5.pdf)」

公益社団法人リース事業協会「リース契約の特徴(https://www.leasing.or.jp/information/finance.html)」
トヨタ自動車「トヨタ アクア(https://toyota.jp/aqua/)」
コスモスマートビークル「コスモ My カーリース(https://www.cosmo-mycar.com/car-search/bestcars/compactcar/)」

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