転職は「年収へのこだわり」だけでOK?年収と働きやすさのバランスとは
LIMO / 2019年12月18日 17時45分
![転職は「年収へのこだわり」だけでOK?年収と働きやすさのバランスとは](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_14937_0-small.jpg)
転職は「年収へのこだわり」だけでOK?年収と働きやすさのバランスとは
年功序列が当たり前だったひと昔前、一度会社に就職したら、退職するまでそこで勤め上げることが美徳だとされてきました。しかし現在では、よりよい職場環境を求めて、転職することを躊躇しない人が多くなってきているようです。
「いったん就職してみたものの、思っていたイメージと違っていた」「ここでは年収アップを望めない」「上司によるパワハラがひどすぎる」など理由はそれぞれ違いますが、転職を考える人が増えてきているのは事実です。今回は年収アップを目的とした転職活動について、考えてみましょう。
年収=自分の実力ではない。業界、職種、タイミングも大切
自分の成績や評判によって収入が左右されるケースもありますが、年収だけで自分の実力が判断できる、というわけではありません。というのも、「業界」や「職種」によって年収が左右されるケースのほうが多いからです。
例えば、医師やパイロットなど、特殊な免許を持っている人でないとできない仕事となると、できる人が限られるわけですから、当然そういった人たちの年収が高くなるというのは、理解できますよね。また、そもそもの平均年収が高い業界というのも存在します。
このため、現在の年収が低いからといって「自分の実力がない」と考えるのは早計。勤務先の職場環境が悪く働きにくい場合や、これ以上の年収アップが望めない企業だったという場合、実力がある人が、より高い収入を求めて転職を考えることは、むしろポジティブな考え方といえるのではないでしょうか。
なお、転職情報サイトDodaの「転職で年収アップするのはこんな人(https://doda.jp/guide/manual/1/004.html)」によると、転職により年収アップしやすい年齢は20代後半。収入アップしやすい職種は「1位:専門商社」「2位:人材サービス」「3位:金融」で、平均すると15%ほど年収がアップしているという結果になったそうです。
そもそもこれらの職種が自分に合っているかをまず考える必要があるものの、年収アップを目的とした転職を行うことが可能な年代と、年収アップを望むことができる職種をあらかじめ知っておいた方が、転職活動を効率よくすすめることができるということかもしれません。
面接の時に注意したいこととは?
年収アップのために転職したい場合でも、面接の際に「今の会社の待遇が不満です」「年収アップを目在しています」という発言は避けましょう。
面接を受ける会社についてリサーチを行い、自分のスキルや経歴と組み合わせ「スキルアップ を目指せるか」「自分のスキルを生かした仕事ができるか」「この会社の〇〇という方針に同意している」など、自分のスキルや会社の魅力について伝えるようにしたほうがよいでしょう。
働きやすさについても考慮しよう
年収を第一とした転職であっても、長く働き続けなければ意味がありません。「働きやすい会社かどうか」という点についても、じっくり検討した方が良いでしょう。例えばアラサーOLが「働きにくい環境」と感じるのはどんな時でしょうか?
1. 女性社員のモチベーションが違う
女性の場合「結婚したら辞めるつもりで、仕事はそこそこで済ませたいと思っている人」と「乾坤に関係なく常にキャリアアップを目指している人」など、人によって仕事のモチベーションに差があるというケースが多いようです。当然、会社側としては後者を優先しますが、前者にとってそれが妬みのもとになる…というトラブルもよく聞かれます。
2.「気付いたモン負け」の職場
気づいた人が働かなかなければならない職場の場合、よく気がつく人や仕事ができる人が、目立たない仕事を一気に引き受けなければなりません。仕事をしなくても要領がよく、上司へのアピールもうまくて評価が高いという人がいると、仕事を多く引き受けざるを得ない人は、上司や会社への不満を溜めてしまうことになります。
3. パラハラやセクハラ
「セクハラ、パワハラは当たり前」という会社は問題外。また、「女性は雑用が多く、男性社員と同じように仕事をさせてもらえない」「男性ばかり評価される」というような職場の場合、女性は不満を溜めてしまいがちです。
まとめ
年収アップを目的とした転職は決して恥ずかしいことではありません。希望通りの年収を得ることができる会社を見つけることは、決して容易なことではありませんが、自分のスキルや経験、年齢、職場の雰囲気など総合的に検証し、粘り強く探していくことで、道を拓くことができるのではないでしょうか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
パワハラ指摘する部下におびえる上司の重大盲点 「寛容すぎる上司」は本当に評価が高いのか
東洋経済オンライン / 2024年7月26日 13時0分
-
転職サービス「doda」、転職して年収がアップした個人のデータを分析「年収アップ成功者から見える傾向」を発表
PR TIMES / 2024年7月24日 13時15分
-
過去の上司と転職先で遭遇… 希望に満ちた30代女性を襲った「予想外の悲劇」とは【前編】
ananweb / 2024年7月14日 20時45分
-
45歳会社員です。妻から転職してほしいと言われてます…この歳で年収「300万円」は低いでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月8日 9時30分
-
【IT業界の転職事情】経験者91人アンケート調査
PR TIMES / 2024年7月5日 13時45分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)