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「Webライター」で成功するには?稼げるWebライターがもっている「3つの力」とは

LIMO / 2019年12月26日 18時45分

「Webライター」で成功するには?稼げるWebライターがもっている「3つの力」とは

「Webライター」で成功するには?稼げるWebライターがもっている「3つの力」とは

近年、フリーランスでライターを目指す方が増えました。私も同じようにフリーランスで仕事をしているライターの1人です。

「Web」を主戦場に活躍するライターを、とくに「Webライター」と呼びます。Webライターは比較的経験がなくても参入しやすいので、気軽に取り組む人が多い傾向にあるのは事実でしょう。

しかし、気軽に取り組めるのは「求められるレベルが低い仕事も存在するから」にほかなりません。そのような仕事は報酬も低く、専業でやっていく人がメインでするような仕事ではないので、Webライターになる人は「仕事をするたびにステップアップする意識」が大切になります。

この記事では私自身の経験も踏まえ、Webライター初心者の仕事の仕方や考え方について解説していきます。

Webライターの仕事内容とは?

Webライターのクライアントとなるのは、Webメディアを運営している企業です。稀に個人の場合もあります。そのメディア側からテーマを与えられ、そのテーマに沿った記事を執筆し、報酬(原稿料)をもらいます。

自らメディアに沿った企画を考え、執筆する場合もありますが、初心者には稀でしょう。

自身の経験や知識だけで執筆してはいけません。記事のために新たに調査・確認をしたり、取材した情報をもとに読者にとって利便性の高い記事を執筆することが大切です。

クラウドソーシング中心だと月20万円の報酬を得られれば、かなり良い方です。直接契約ができるようになれば、月30万円以上の報酬を得ている人もいます。

ライターとは「書く人」ではなく「伝える人」

よく「文章を書くことが大好きでライターになった」という人がいます。これは悪いことではないのですが、とくに良いことでもありません。ライターとは文章を書くことが仕事ではないからです。

「どういうこと?」と思われる方も多いでしょう。ライターの仕事の本質は文章を書くことではなく、「物事を伝えること」にあるのです。ライターとは自分の書きたいことを書く仕事ではなく、読者が求める情報を伝える仕事なのです。

書きたいことを書くのは簡単です。ブログなどはそれでよく、たまたま自分と似た考えの人が共感してくれるかもしれません。しかし、ライターは「書きたいこと」ではなく「読者が読みたいもの」を書くのが仕事です。

「読者が読みたいもの」を書くのは大変です。書きたいことは自分の頭の中にありますが、読みたいものは自分の頭の中にはありません。そのためには、調査や取材が必要となります。

執筆時は「書く」という意識ではなく、「伝える」という意識が重要です。記事で伝えるメッセージを明確に設定し、その目的に沿った分かりやすい文章を目指します。

伝えることが主眼なので、「自己表現」として書くことが好きという人には意外と向きません。社会で求められる「ライター」とは、表現で人を魅了する「アーティスト」ではなく、分かりやすく物事を伝える「アナウンサー」になる必要があるのです。

Webライター初心者の方は、まず正しく分かりやすい、読者にとって便利なストレスのない記事を書く技術を磨きましょう。そこがとても大切な基礎です。

それだけでも追求するとキリがないくらい奥深い世界ですし、そこに自信が持てるようになると、Webライターとして仕事がしやすくなります。

初心者Webライターが仕事を獲得する方法

それではWebライターになって仕事を獲得するには、どのような行動をとればいいのでしょうか。具体的に解説します。

① クラウドソーシングからスタート

まずはクラウドソーシングを使って、実際に仕事にチャレンジしてみましょう。経験がなくても根気よく応募し続ければ、案件は獲得できるはずです。ただ、文字単価を換算すると0.5円~1円程度と安いものばかりだとは思います。

しかし、初心者に安い仕事しかないのは当然です。とにかく経験を積みましょう。

ライティングはSEOやWebライティングに関する書籍を読んだりして勉強することも大切ですが、それ以上に実際に書いて、学んだ基本をもとに反省を繰り返すことが重要です。

どの仕事も読者と真摯に向き合い、しっかりと調査して記事を丁寧に作り上げましょう。読者にとってどんな書き方が親切でわかりやすいかを追求しながら記事を作り続ければ、作れば作るほど技術は向上していきます。

クラウドソーシングは仕事を続けながらでもできますし、この期間で自分がWebライターをできそうか、できそうではないか判断がつくはずです。ここでうまくいく確証を得てから、フリーランスになる決断をしても遅くありません。兼業の人も数多く存在します。

② 実績をまとめたポートフォリオをつくる

経験を積んできたら、その経験をもとに記事1本あたりの単価を上げましょう。

クラウドソーシングで安い仕事を請け負い、技術向上している中で「記事を実績として公開していいメディア」は大切にしてください。記事の実績を他社に開示できるからです。

これまで手を抜かずにていねいに書いた記事は財産となり、記事の質が良ければ、あなたをさらなる高みへ連れて行ってくれます。

クラウドソーシングに定住せず、高みを目指しましょう。

③ 単価の高い仕事にどんどんチャレンジする

1つの契約先に依存せず、どんどん単価の高い仕事にチャレンジしていきましょう。ポートフォリオが充実して来たら、自分と合いそうなメディアを見つけて直談判するのも手です。

単価の高い仕事がとれて、安い仕事に手が回らなくなったら、こちらから仕事を切ったりしながら、利益最大化を図ることが大切です。

「大事なのはお金だけじゃない」
「お金のためだけに仕事したくない」

という声が聞こえてきそうですが、ビジネスである以上、お金は大切です。本当にあなたを信頼し、技術力を買ってくれている相手は言葉だけではなく、お金も払ってくれます。そんな相手と仕事をしましょう。

ただ、記事単価や文字単価だけで判断しないことも必要です。単価が高くても、記事制作に時間がかかれば割りの悪い仕事だからです。総合的に判断し、もっとも利益につながる仕事を優先しましょう。

しっかり稼げないと、仕事として成立しないので、そこはシビアにやっていきましょう。金額が高い分だけ責任があると思って取り組むことが重要です。

よいWebライターに必要な3つの要素

よいWebライターに必要な要素は以下の3点です。

・読者の欲しい情報を正しく見極められる力
・読者の欲しい情報を広く深く集められる力
・読者の欲しい情報を分かりやすく伝える力

この3つを伸ばすためには、よく学び、よく実践することが必要不可欠です。
私もまだこの3つの力を伸ばすために、一生懸命頑張っています。

この記事がライター道を志す人のきっかけになれれば幸いです。

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