「もう、あきらめた…」って悟りの極意!?よき母でいることってなんだろう?
LIMO / 2019年12月19日 20時10分
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「もう、あきらめた…」って悟りの極意!?よき母でいることってなんだろう?
子育ては人生の中でもかけがえの無い時間であることは確かですが、どうしてもイライラしてしまう時もたくさんあります。子育て中のママがイライラする理由は、子どもが言うことを聞かない・ひとりの自由になる時間が無いなど様々です。そんなイライラの理由の代表的な例を考え、改善策が無いか検証していきたいと思います。
イライラする理由について
まずは子育て中にママ達がイライラする理由について、考えていきます。
細かく言えば個々で理由は違ってくると思いますが、ここでは代表的な例をあげていきたいと思います。
ひとりになる時間が無い
我が子が産まれてから、幼稚園や保育園などに入園するまで、ママ達にはひとりになる時間がありません。「ひとりになる時間が無い」という表現はけっして大げさでは無く、トイレに行くことすら、ままならないのです。
• トイレに行けば、泣き叫ぶ我が子。そのため、トイレの扉を開けっぱなしで用を足したり…。
• ちょっと一息ついてお茶でも…なんて思っても、抱っこをせがまれればコップを持つ手は塞がれてしまい。
• お風呂に入るのも我が子と一緒。子どもが湯船でおぼれてしまわないか、滑ってケガをしないかなど常に注意していて、目を開けたままシャンプーをして体はマッハで洗い流す毎日。
• お風呂の温度も子どもにあわせてぬるめ。
そんな、ひとりでリラックスする空間する持てない毎日に、イライラは募っていくママが増えていきます。
自分の意志が我が子に伝わらない
「ケガにつながるような、危険なことは止めてほしい」「お友だちとは仲良く遊んでほしい」そんな、親としてはけっして高望みでは無く最低限のことであっても、幼い我が子に理解して実行に移すにはなかなか難しいものです。
子どもも聞いたその場では「はい」と応えていても、次の瞬間には突然走り出していたり、お友達とおもちゃの取り合いをしていたり…。そんな現場を目撃しては、ママ達は思わずため息をついてしまいます。子どもだから、何度も根気よく言い聞かせなければいけない…それはママ達も重々承知しているのです。ですが、何度も言い聞かせているつもりなのに、繰り返し同じ過ちをする我が子達。
そんな子ども達を見ていると「私の言い方が悪いんだろうか」「なんでこの子には伝わらないんだろう」と、頭を抱えるママ達が多くいるのです。
世間の厳しい目
最近は子連れで外に出ると、なかなか厳しい世間からの視線を感じざる負えない状況があります。
• 安全に配慮して、幼児用ハーネスを使えば「ペットみたい」と言われ。
• 公共の乗り物で赤ちゃんが泣いてしまったら、冷たい視線を浴びることになり。
• 近所の公園で遊べば「声がうるさいから静かに」と近隣からクレームが入り。
• 家の中で遊ばせれば「最近の子どもはちっとも外で遊ばない」と否定されてしまう。
他人の目を気にしながら子育てをしているわけでは無いママ達も、なるべく他人に迷惑を掛けないように…と配慮しています。
ですが、このような意見を見れば、ただただ窮屈さを強いられている状況になってしまい、肩ぐるしい子育てになってしまっている現状が、さらにママ達のイライラを加速させる要因にもなっています。
イライラしない子育てのために
上記にあげたイライラの要因は、あくまで一部に過ぎません。子育てという名ではありますが、自分とは異なる人間を育成しているのですから、様々な悩みや問題が出てくることは当然とも言えるでしょう。
そんな中、まったくイライラしないということは、とうてい無理と思われます。ですが、イライラを減らすことはできるのではないでしょうか。その為にも、どの場面でもある程度のあきらめととれる、開き直る心が必要なのかもしれません。
・ひとりの時間が持てない…なんでもひとりで解決しようとしていないか?誰かに頼ることを「悪いこと」と思っていないか?
・子どもに気持ちが通じない…全てのことが通じなくって当たり前。だって相手は、自分の人生の半分も生きていないのだから。
・世間の厳しい目…その意見は、自分と子どものために向けられていることなのか?自分が大切にすべきことは何なのか?
このように、ある程度の部分は開き直って考え、自分を楽にしてあげることも大切なのではないでしょうか。もし、物理的な負担は変わらなかったとしても、気持ちらだけでも楽になったら、ずいぶんと目の前が開けたように感じることができるのではないでしょうか。
完璧を求めないで
「あきらめる」という表現は、ちょっとネガティブで嫌だと感じる人もいるかもしれませんが、今の自分にとって大切なもの・大事なものがなんなのか、その大事なものにフォーカスして、それ以外についてはある程度開き直ることも必要なのかもしれません。
完璧を求め過ぎない自分を受け入れてあげるのも、人間味深くて良いと思いませんか?子どもの不器用な仕草で一生懸命頑張る姿は可愛いものですが、それはママも同じです。慣れないながらも我が子に一生懸命なママは、とても可愛くステキだと思えます。
せっかくの我が子との時間、どうせ一緒に過ごすなら、泣いたり怒ったりしている顔よりも、少しでも多く笑顔で過ごせる時間がといいな、と願っています。
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