「その子育ってどうなの?」男の子ママのちょっと引く…イタイ関係性
LIMO / 2019年12月19日 11時15分
「その子育ってどうなの?」男の子ママのちょっと引く…イタイ関係性
『息子は小さい恋人』と言われるように、我が子、しかも男の子はまた特別な感覚のようです。男の子の突飛な行動・想像もしてない言動に「なんでこんなことをするのか、分からない」という意見も男の子ママから良く聞こえてきますが、それと同じくらい聞こえてくる男の子を溺愛するママ達のエピソード。
今回は、そんな中でもイタイとも思える男の子ママとお子さんのエピソードをまとめましたので、ご紹介します。
モテる息子を自慢したくて仕方ないママ
「小学3年生の我が子。そのクラスの保護者でランチ会を開いた時のことです。その時に、1人のママが『うちのお兄ちゃん、スマホばっかりしていて~』という話題をはじめたのです。
そのママ・C子さんには、上に中学2年生になるお兄ちゃんがいると言います。ちなみに、小学3年生の子は娘さんです。
Cさん曰く、お兄ちゃんが夜中遅くまでLINEをやっていて困るというのですが…その顔はとても嬉々としています。どうも詳しく内容を聞くと、彼女とLINEしている…ということでした。
『あら、青春~♪』なんて思って聞いていましたが、そのLINEの話だけでは無く、『今度のデートは〇〇に行くからって、お小遣いを多めにくれって言うの』とか『実は今の彼女は2人目で…』『元カノの方が、息子のタイプだと思うんだけどね~』と話は続きました。
当初は思春期の難しい年ごろを持つCさんの悩み相談かと思っていましたが、結局は、Cさんの『モテる息子自慢』だったということが分かりました。…だからって、分かった時点で話を中断させることも出来ず…いつまでも、会ったことも無い中学生男子のモテ自慢を聞いて、せっかくのランチ会はなんか白けた雰囲気で終わってしまいました(苦笑)。」
「ずっとお母さんと住む!」と言う、小学校高学年の男の子
「私には小学6年生の息子がいます。同じクラスにH君という子がいるのですが、この子も含め数人が我が家に遊びに来た時のことです。
息子達はリビングでテレビゲームをしていました。私は対面キッチンで水仕事をしていたので、息子達の会話は聞くとも無しに耳に入ってきました。そんな中でH君が『俺はママより先に死なないって約束してるから。他の子と結婚なんかしないで、大人になってもずっとママと住むんだ。』と言っているのが聞こえました。
この発言に他の子達は『えっー?キッモ~』と、からかい半分で笑っていたのですが…。私はちょっとゾッとしてしまったんです。自分が男の子母だから、余計にそう思ったのでしょうか。幼稚園児ならカワイイ発言だと思うのですが、小学校高学年でしかも6年生。もうすぐ中学生になろうという年頃の子です。そんな年頃の男の子なら、かえって母親を煙たがるくらいだと思っていました。きっと、普段からH君のママは息子を溺愛しているのでしょうね。」
スマホの待ち受けが息子
「一通り子育ても落ち着いたアラフォー(もうすぐアラフィフ)の私達。先日、久しぶりに高校時代の友人数名で集まりました。久々の懐かしい感覚で、気心知れた者同士。楽しく飲んで、そろそろお開きかなって時に、A子のスマホにメールが届きました。『旦那?』と聞いたところ、『ううん、息子から』との返事。A子には大学生になる息子がいました。
飲み会のお迎えに来てくれるということで、帰宅時間確認のメールだったようです。私にも息子がいますが、まだ高校生。夜中にお迎えを頼める年齢ではありませんが、そんなマメなことをしてくれるとは思えず『A子ん家は親子で仲良しだね~』と返しました。
『ありがとう。〇〇(息子)君はいつまでも優しくて。』なんて言うA子。そのA子の手元にあるスマホの、何気に目に入ったの待ち受けは、知らない男の子の写真でした。最近のアイドルは知らないけど…誰かのファンなのかな?…なんて思っていたら、A子は『これね、〇〇君』とスマホの画面を私に向けました。
『大学生の息子の写真を待ち受けにしてるの…?』と、驚いた私。A子はちょっと照れたように笑っていました。その後、お店を出たところに車が1台停まっていて、側に立っていたのは、A子のスマホに写っていた彼でした。
『じゃぁ、また会おうね~』と言いながら、ご機嫌な様子で小走りに車に駈け寄っていくA子。親子仲良しなのはとっても良いことですが、スマホの待ち受けには、正直、ちょっと引いてしまいました。」
まとめ
我が子を可愛がることは至極当然のことです。ですが、その前に1人の人間である…という概念を忘れてはいないでしょうか?
いくら小さくても、相手は自分とは異なる1人の人間です。その人間性を尊重しつつ、人育てをしていく…それが母親の大切な役割であると言えるでしょう。ただただカワイイ存在として、甘やかすだけに接して良いわけではありません。
人として尊重し息子が巣立っていった時、息子からも母親である以前に1人の人間として認めてもらえる、そんな関係性を築き上げていけたら、ステキですね。
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