1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

事業売却の日立製作所が大幅高! 日経平均株価は反落

LIMO / 2019年12月19日 7時20分

事業売却の日立製作所が大幅高! 日経平均株価は反落

事業売却の日立製作所が大幅高! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2019年12月18日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、利益確定売りに押され終値も24,000円割れ

2019年12月18日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,934円(▲131円、▲0.6%) 反落

TOPIX 1,738.4(▲8.8、▲0.5%) 反落

東証マザーズ株価指数 866.2(▲13.8、▲1.6%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:528、値下がり銘柄数:1,522、変わらず:107

値上がり業種数:5、値下がり業種数:28

年初来高値更新銘柄数:126、年初来安値更新銘柄数:7

東証1部の出来高は12億7,626万株、売買代金は2兆1,718億円(概算)となり、いずれも前日並みでした。

特に目立ったニュースもなかったものの、米国株の史上最高値更新を受けてリスクオンモードが若干高まったようです。売買代金は活況には遠く及びませんが、連日で2兆円台を維持しました。

ちなみに、売買代金は前日と同額(億円未満切り捨て)になる珍しい事象だった言えましょう。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。寄り付きから利益確定売りに押されて安く推移し、後場の半ばには一時▲146円安まで下落する場面も見られました。

その後やや挽回しましたが、反落で引けています。終値では再び24,000円台を割り込みました。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりました。

東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は6日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は8,091万株、売買代金1,543億円となりました。出来高は前日よりやや減りましたが、売買代金は増加しています。

先週から始まった年内のIPOラッシュを受け、個人投資家の資金移動が激しさを増しており、売買代金は6日連続で1,000億円を上回りました。さらに、久々となる1,500億円超えにもなっています。

ただ、IPO銘柄への資金移動に伴う現有銘柄の見切り売りも多く、株価指数は大幅反落となりました。900ポイント回復が遠のきつつありますが、依然として今後も弱含みの懸念が残ります。

第一三共が▲6%安に迫る急落、事業売却などポジティブ報道の日立製作所が大幅高

個別銘柄では、ファナック(6954)やダイキン工業(6367)などの主力大型株が大きく値を下げ、ファーストリテイリング(9983)も軟調な値動きでした。

また、前日に研究開発説明会を実施した第一三共(4568)が期待外れ感から一時▲6%安に迫る急落となり、エーザイ(4523)など医薬品株に下落が目立っています。

その他では、ハイテク株で利食い売りに押された銘柄が散見され、シャープ(6753)、三菱電機(6503)、パナソニック(6752)などが大幅下落となったのが目を引きました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)が大型株の中では逆行高となりました。

また、日立製作所(6501)が、富士フイルムホールディングス(4901)への事業売却や三菱重工業(7011)との紛争和解などが好感され、一時+4%高に迫る大幅上昇となり、年初来高値を更新しています。

さらに、金融株では野村ホールディングス(8604)が収益改善期待から買われ、大幅高の年初来高値更新となりました。

その他では、前日に好決算を発表したツルハホールディングス(3391)が+6%高に迫る急騰のまま引けたのが注目を集めたようです。

新興市場(東証マザーズ)では、連日でストップ安だったサンバイオ(4592)が3日ぶりに値が付き、一時▲11%超安まで売られるなどしましたが、終値は▲4%強安に止まりました。

一方、先週に新規上場となったマクアケ(4479)は再び人気を集めて+18%弱高のストップ高で引けています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください