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夫には新品の服を…?「冬の帰省にともなう出費」妻たちの不満とは

LIMO / 2019年12月20日 19時15分

夫には新品の服を…?「冬の帰省にともなう出費」妻たちの不満とは

夫には新品の服を…?「冬の帰省にともなう出費」妻たちの不満とは

年末年始といえば、なにかとお金がかかる時期ですよね。それに加え、帰省に伴う出費まで発生してしまいます。

「帰省にかかるお金は必要経費だ」と割り切ってしまいたいところですが、なかにはモヤモヤしてしまう出費も少なくありません。大きな声では言えない金銭面の不満を、妻たちにこっそり聞いてみました!

帰省にかかる出費に嘆く妻たち

たった数日間の滞在なのに、あれよあれよと出費がかさむ帰省期間。一体どのような費用が発生しているのでしょうか。

・「わが家と義実家は飛行機で行き来する距離なので、小学生の子ども2人を連れていけば旅行並みの交通費がかかってしまいます。しかも、繁忙期である年末年始は普段より高い料金に…。お正月とお盆だけとはいえ、痛い出費です」

・「マイカーを持っていないので、帰省のたびにレンタカーを借りています。数日間借りれば、料金は数万円に…。子どもが小さいうちは、長時間の移動に伴う苦労もありました。金銭的にも体力的にも辛いです」

・「義実家での滞在中は外食の回数が増え、子どもの退屈対策にお菓子やおもちゃを買わなければなりません。つい財布の紐が緩んでしまうので、普段以上の支出が発生します」

親戚付き合いの出費が侮れない

交通費や外食費など、大きな出費に悩むケースが多いようです。それに加え、親戚が多い場合は付き合いにかかるお金も少なくありません。

・「義実家は親戚付き合いが濃く、年末年始には何件もご挨拶回りに行かなければなりません。手ぶらではいけないので、手土産は必須。お金がかかるし、いつも何にしようか悩むし、本音を言うとかなり憂うつです」

・「お正月になると、夫側の兄弟で集まるのが習慣になっています。子どもは全員で7人。みんなにお年玉を配るので、一気にお金が飛んでしまいます」

・「年末年始に帰省をしたら、親戚のみんなでお鍋や焼き肉を食べるのがお決まりの流れ。『家が近いから』という理由でわが家が食材を用意しているのですが、その出費は数万円単位です。『買うのはいいけれどお金は払って』なんて言えないので、仕方なく我慢しています」

・「帰省の際は、入学や卒業が近い、出産を終えたばかりなどの親戚にお金を渡す機会が多いんですよね。お年玉だけでも精一杯なのに、さらに出費が増えて大変です」

モヤモヤする出費も

交通費やお年玉に関しては、「やむを得ない出費だ」と捉えているケースが多いようです。しかし、なかには「この出費だけは納得できない!」という意見も少なくありません。妻たちは、どのようなモヤモヤを感じているのでしょうか。

・「義実家にお邪魔したときは、必ずみんなで外食に行っています。それはいいのですが、毎回夫が当たり前のように全額支払うんです。両親の前でいい顔をしたいのかもしれませんが、おかげで家計は大ピンチなんですけど…」

・「帰省したとき、夫の服装を見た姑に『息子にもっといい服を着せてやって』『前もこの服じゃなかった?』なんて言われたことがあります。それ以来、帰省の前には夫の服を買うことに…。余計な出費が増えた気分です」

・「いつも義実家への手土産を必死に選んでいるのですが、いい反応をされたことが一度もありません。奮発していいお酒を買っても、有名なスイーツを予約して持参しても、そこまで喜んでいない様子。最近は無難なものしか選んでいませんが、『せっかく買ったのに…。でも、何も持って行かないわけにもいかないし…』と複雑です」

みんなの年末年始レジャー予算は?

総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営する㈱エアトリの『「年末年始の過ごし方」に関するアンケート調査(https://www.atpress.ne.jp/news/200281)』(対象:20代~70代の男女963名、期間:2019年11月17日~11月20日)によると、「年末年始のレジャー予算を教えてください。」との問いに対して、もっとも多かった回答が「1万円以上5万円未満」が31.5%、続いて「5万円以上10万円未満」が21.0%となりました。

「帰省はレジャーなのか?」というと疑問に感じる方も多いと思いますが、冬の支出は「5万円くらいに抑えたい…」と思っている人が多いのかもしれません。

総務省統計局の『家計調査 家計収支編 [二人以上の世帯](https://www.stat.go.jp/data/kakei/2.html)』(2018年)によると、「交際費」の支出がもっとも多い月は3万404円の1月、次いで2万8561円の12月となっています。年末年始は人に会うことも多く、どの世帯でも支出が多くなってしまうのでしょう。

※「交際費」とは、交際用に購入した商品(財)や交際のために支出したサービス、その他結婚や入学のお祝い金、ご香典や見舞金といった現金などで相手方に渡す移転的な支出も含まれます。(総務省統計局より)

まとめ

たとえ覚悟をしていても、帰省にかかるお金は家計の負担になっているのが現状のようです。「わざわざ高くて混んでいる時期に…」「手土産代や飲食代がキツい…」と不満を抱えている妻たちも少なくありません。

とはいえ、親戚たちにケチだと思われるのも避けたいところ。家計のやりくりと気持ちの切り替えを意識し、年末年始にやってくる「出費の波」を乗り越えましょう!

【参考】
『「年末年始の過ごし方」に関するアンケート調査』エアトリ
『家計調査 家計収支編 [二人以上の世帯]』総務省統計局

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