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「お金が貯められない人」に欠けている4つの特徴

LIMO / 2019年12月30日 20時20分

「お金が貯められない人」に欠けている4つの特徴

「お金が貯められない人」に欠けている4つの特徴

「お金を貯めたいのに貯まらない…」、「節約をしているはずなのに上手くいかない…」とお悩みの方はいらっしゃいませんか? もしかしたらそういった方は、お金を上手く貯められる人との思考や行動に違いがあるのかもしれません。

本記事では、お金が貯められない人に欠けている4つの力をご紹介していきます。思い当たる節がないか、考えながら読んでみてくださいね。

1.「支出すること」に対して気を配る力

お金が貯められない人に欠けていることの1つ目は、「収入」よりも「支出」に対して気を配ることです。

お金を貯めようとする場合において、収入が少ない人よりも収入が多い人のほうが有利だと思っていませんか? しかし、一概にそうとは言えないでしょう。というのも、収入が多くなればなるほど生活水準を引き上げて、支出を増加させる人もたくさんいるからです。

極端な例を用いると、年収が200万円でも貯蓄額が500万円の人もいれば、年収が1,500万円で貯蓄額がゼロという人も存在しうるということです。

収入がいくらであれ、支出することに対して気を配らず、軽い気持ちでお金を使い続けていては、お金を貯めることは難しいでしょう。

ちなみに上記のような”軽い気持ちで使うお金”、つまり”毎日なんとなく使ってしまうお金”のことを「ラテマネー」と言います。「ラテマネー」は、毎日のコーヒーやカフェラテに何気なくお金を支払っている様子からその名がつきました。

ラテマネーは、“毎日帰り道にコンビニに寄って買うお菓子“のように1回あたりの支出は少ないことが多いため、お金を使ったという実感が残りにくいという特徴があります。ただし、塵も積もれば山となります。

「無駄遣いしていないのに、なぜかいつもお金がない」「いつの間にかお金が減っているけれど、何に使ったか覚えていない」という方は、もしかしたらラテマネーが原因かもしれません。支出することに気を配り、無意識のうちに支出しているラテマネーを減らすことを意識してみましょう。

2. 貯蓄額の目標を現実的な金額に設定する力

お金が貯められない人に欠けていることの2つ目は、貯蓄額の目標を現実的な金額に設定することです。

お金を貯めようとしている人は「毎月○万円は貯金に回そう!」、「1年で△円貯めるぞ!」と目標となる貯蓄額を設定するかと思います。そこで重要なのが、目標として設定する貯蓄額に現実味を持たせるということです。

というのも、お金を貯めるうえで最も重要なのは“長期的に継続する力”なので、毎月家計がカツカツになるような貯蓄額の目標を設定していては、すぐに心が折れてしまう可能性があります。

「お金が貯められない…」と悩んでいる人のなかには、過去に貯金をしようとしたが長続きせず、失敗した経験がある方も多いのではないでしょうか? 設定していた貯蓄額の目標を見直すことで、以前より毎月の貯金額は減額したとしても長続きさせればお金を上手に貯めることができますよ。

3.「安いから買いたい!」を我慢する力

お金が貯められない人に欠けていることの3つ目は、「安いから(安くなっているから)買いたい!」という気持ちを抑える力です。

これは、たとえば100円均一ショップの商品やセール商品などが当てはまります。あなたは、100円均一ショップの前を通った時や、お店の前の“セール中”という文字を見た時に、ふらっと立ち寄って安さやお得感に気を取られ、たくさんの商品を買いこんでしまったことはありませんか?

この時は一見、安値で賢い買い物をした気分になりますが、実は必要性がそこまで高くなかったり、買ったはいいけど使わないままになっている…という経験をお持ちの方もいるかもしれません。

買いたい理由が、値段やお得感だけならば、その購入は一度立ち止まって考えてみた方が良いでしょう。お金を上手に貯めることができる人は「安いから買いたい!」という感情を抑えて、「本当に今必要なものか」をしっかり吟味して買い物をする力を持っています。

「今その商品を買うべきか買わないべきか」という判断力こそが、不要な出費を防ぐ鍵になります。

4.「お金について考えること」を後回しにしない力

最後は、「お金について考えること」を後回しにしないことです。

「普段は仕事や育児で忙しいし、休日はゆっくり休みたい…」と思いながら日々を過ごしていると、お金を貯めたいはずなのに「貯めるためにどうするべきか」を考えることが後回しになってしまいます。

また、お金を貯めようと決意して、まず多くの方が始めるのは“家計簿”ではないでしょうか?

家計簿をつけているとお金を上手く管理できているような気分になってしまいますが、本当に必要なのは、実際につけた家計簿を見て「お金を貯めるためにできることはなにか」を考えて次に活かす行動力です。

たとえば「月々のスマホ代が高いな…」と思ったら、実際のスマホ利用状況に対して料金プランが適しているかどうかを確認する機会になりますし、「保険料をもっと下げられないか?」と感じたら、日々の生活スタイルに応じた保険プランになっているかどうかを見直す機会となります。

このように、ただ家計簿をつけるだけではなくお金について考える機会を作ることで、徐々に「お金が貯まる人」の思考にたどり着くのです。お金を貯めたいのなら、考えることを後回しにするのは禁物だということを覚えておきましょう。

まとめ

本記事では、お金を貯められない人に欠けていること4つの力をご紹介してきました。一つ一つは小さな心がけですが、お金を貯めるには、ただやみくもに「お金を使わない!」と強行突破するのではなく、今後も継続してお金が貯められるような仕組みを作っていくことが大切なのです。

みなさんも「お金を貯めることができる人の思考」への一歩を踏み出してみませんか?

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