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みんなの「12月の消費支出」はいくら?年末も「貯金できる人」の年末年始乗り切り術とは

LIMO / 2019年12月24日 19時15分

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みんなの「12月の消費支出」はいくら?年末も「貯金できる人」の年末年始乗り切り術とは

年末年始になると、あちこちでお得なセールや福袋の販売が開始されます。ところが、ここぞとばかりに買い物をして一気に出費が増えてしまった…なんてケースも珍しくありません。その結果、年明け早々お金のやりくりで苦労する羽目になってしまうことも。

そんな失敗を避けるためにも、年末年始に陥りやすい「お金の失敗」について学んでおきましょう!上手な貯金方法もあわせてお伝えします!

年末年始はみんなも支出増!

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)[二人以上の世帯](https://www.stat.go.jp/data/kakei/2.html)」(2018年)によると、消費支出は1世帯当たり平均28万7,315円となっています。しかし12月は32万9,271円と1年でもっとも平均支出額が多くなっています。1月も28万9,703円と高めです。

12月は忘年会や帰省があり、どの世帯でも交際費が高くなりやすいのかもしれません。これに加え、年末セールなどでついつい散財…といったこともあるでしょう。以下では「年末年始のお金の失敗エピソード」と支出が多い月の対処法をご紹介します。

年末年始にありがちなお金の失敗エピソード

まずは、「年末年始でついお金を使い過ぎてしまった…」と後悔した人の体験談を聞いてみました。あなたも、このような失敗をしたことはありませんか?

・「お正月のセールで、一気に服を購入しました。その瞬間は満足したのですが、帰ってから袋を開けると『こんなに買ったんだ…』と我ながらびっくり。クローゼットには収納しきれないし、よく見れば似たような服ばかりだし…。買い物は冷静な状態ですべきだと学びました」

・「『お得だから』という理由で、衣類の福袋をたくさん買ってしまいました。たしかにお得なのですが、自分の好みではない服もチラホラ…。仕方なく数回だけ着たものの、結局モヤモヤして買い直すことになりました」

・「お正月のムードに流されて、リッチなお店で食事をしたり、安売りの商品を買い漁ったりしてしまいました。ほとんどクレジットカードで支払ったので、翌月の請求をみてビックリ!結局、これまでの貯金を切り崩して支払いました」

貯金が得意な人に聞いた「年末年始の乗り切り術」

このような失敗を繰り返していると、貯金が貯まらないどころか年明けからマイナスのスタートになってしまいます。そんな事態に陥らないよう、貯金が得意な人が実践しているお金の管理術を知っておきましょう。

・「無駄な出費を抑えるため、日ごろから買い物をする頻度を決めています。わが家ではスーパーは週に2回、街中での買い物は2週間に1回というペースです。この習慣のおかげで、かさみがちな年末年始の食費も普段通りに抑えることができました」

・「以前までは『お金が足りなくなったらATMで引き出す』という流れでした。しかし、これだと毎月お金を使い切ってしまい、いつになっても貯金は増えないまま。そこで、『給料日に引き出した金額だけで生活費をカバーする』というルールに変更したんです。その結果、自然と予算内で生活できるようになりましたよ」

年始から「家計簿」をつけ始めよう!

さらに、貯金が得意な人は家計簿をつけて家計の管理をしている傾向があります。とくに新しい1年の始まりは、家計簿をスタートするベストタイミング!

では、家計簿によってどのようなメリットが得られるのでしょうか。具体的な取り組み例を覗いてみましょう。

・「年末になると、1年間の固定費を見直すようにしています。目立った項目があれば、節約できる手段を探すのも大切ですね。去年は格安スマホに乗り換えたり、電力会社を変えたりしたことで、固定費を一気に下げることができました」

・「お金を使ったら、すぐ家計簿に記入しています。そのため、クレジットカードで支払っても『今月はお金を使い過ぎている』『しばらくは買い物を控えよう』と気が付けるようになりました。とくに年明けはお金を使う機会が多いので、家計簿をつけておくと抑止力になりますよ」

・「家計簿をつけているうちに、だんだんと毎月の予算が掴めるようになりました。支出が増えがちなお正月も、『このままだと今月の食費の予算を超えてしまう』とブレーキをかけられるように。貯金のペースも一定になりました」

まとめ

こう見ると、年末年始の浪費を防ぐには「お金を使う基準」や「買い物中の冷静な判断力」が求められているようです。とはいっても、いきなり金銭感覚や価値観を変えるのは難しいもの。買い物に関するルールや家計簿をつける習慣を身につけておき、支出をコントロールできるようにしておきましょう。

1年の始まりは、貯金の始めどきです!お金を使ってしまいがちな年末年始を乗り越え、「お金がない自分」から脱却してみてはいかがでしょうか。

【参考】
「家計調査(家計収支編)[二人以上の世帯](https://www.stat.go.jp/data/kakei/2.html)」(2018年)総務省統計局

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