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「上層部とうまくやれる人」の意外な4つの特徴

LIMO / 2019年12月24日 20時15分

「上層部とうまくやれる人」の意外な4つの特徴

「上層部とうまくやれる人」の意外な4つの特徴

なぜだかあの人は上層部とうまくやれている、上司に媚びを売っているわけではないのに好かれている。そんな人っていますよね。そういう人は上司から愛されるようなキャラクターには見えないことも多いのですが、私たちの気が付かないようなところを上司に買われている可能性があります。

そこで今回は、「上層部とうまくやれる人」の特徴について見ていきたいと思います。

無遠慮だけれど冷静な人

無遠慮で態度も大きく、「上役にそんな失礼なこと言うの?」と呆れられるようなことを言う人が意外と評価されるのは、どういうところなのでしょうか。

ストレートに上司のことを批判したり文句を言ったりもするけれど、実は仕事を冷静に見ているという人がいます。筆者の上司がそうでした。役員に向かってそんなことを…?と思うようなことを口にして、一緒にいるこちらがぎょっとすることも多かったのですが、仕事では沈着冷静に対処ができるのです。

業務知識も専門知識も豊富で、役員もその知識量と経験に感心していたようです。役員がよく言っていました。「彼は、あの年齢とは思えないくらいの経験がある。きっと一度経験しただけのことも自分の中で上手に消化して、何倍にも膨らましているんだな」と。

実際その上司は若くしてマネージャーに昇進していましたし、大変なことも多々あったのだとは思いますが、それがきちんと実になっているという言葉がぴったりな人でした。

逆に言えば、業務がしっかりできていて経験と知識に裏付けられた自信がないと、役員の根拠のない提案やダメ出しなどに真っ向から反対したり、説得したりすることはできないということでしょう。

上司の手綱を引ける人

日本の会社ではめずらしくないと思いますが、それまで現場でまとめていた話が役員の思い付きの一言でひっくり返されることがありますよね。そういうときに、上手に上司の手綱を引いてあげられる人が上層部から評価されます。

というのも、役員同士でも「またあの本部の役員が厄介なことを言い出したな」とか「あの役員は目障りだな」と思うことがあるのです。

そういうときに「まあまあ、現場で議論してこの結論に至ったのは~〜という理由があるからです。あなたの案だと~〜というところに現実味がないですよ」と教えてあげられる人は非常に重宝されます。

役員同士で言い合うことになると、それはそれで厄介です。そういうときに、問題の役員の機嫌を損ねずに上手に丸め込んでくれる人がいると本当にありがたいのです。

また、そうした人はそれぞれの役員と普段から週末にゴルフに行ったり、釣りに行ったりという付き合いをしていることも多いのです。そのように親交をあたためているからこそできるワザでもあるんですね。

普段親しくしているからこそ「〇〇さん、それは今回のフェーズで詰め込むのは難しいので次回以降の課題にしておきましょう」「〇〇さん、それは予算的に厳しいです。お金があればできます!」と角を立てずに言えるのです。部下からも慕われますし、上層部からもかわいがられるタイプです。

お調子者に見えて気が使える人

明るくムードメーカーで、お調子者。そういう人は後輩や部下からは慕われますが、上層部や管理職からはあまり好かれないことも多いものです。

「アイツはいいヤツだけど仕事ではなあ…」とか「明るくて前向きだけれど仕事ではヌケているところもある」などと言われる人もいるのですが、中にはお調子者でも上層部から愛される人がいます。

上層部の人たちはやはりシビアで、普段プライベートでは仲良く付き合えても仕事では厳しい目を向けるもの。そんな中でも気に入られるのは、しっかり気が使える人です。

たとえば、飲み会で幹事を積極的に引き受けたり、会社の同好会の活動でも皆を引っ張って仕切ったりしつつ、上司を立てるところは立てる。「やっぱり〇〇さんがいないと!」と飲み会に連れ出してくれる人は好かれるのです。

上層部の人たちだって、後輩や部下たちから慕われていると実感できたら悪い気にはなりません。上層部の人がこっそりお金を出してくれたときも、きちんと飲み会参加者にそれを周知し、皆にお礼を伝えるよう言うのも大事ですね。

筆者の上司にもこのタイプの人がいましたが、まるで上層部の人の広報担当のようにふるまうのです。上層部の人が周囲に慕われるように、そして上層部の人がそれを実感できるように。それができる人というのは重宝されるものです。

部下を守らない人

最後は、ちょっとひどいと思うかもしれませんが、部下を守らない人です。たまに、部下を守ってくれる上司というのは存在します。そういう人は部下や後輩からの支持はバツグン。しかし、上層部には厄介がられるというのがよくある話です。

その一方で、部下を守らないにもかかわらず部下や後輩からの支持もあって、さらに上層部からも好かれるという人もいるのです。

それは、部下を旅に出すタイプとでもいうのでしょうか。可愛い子には旅をさせよという言葉がありますが、まさにそれです。上司に守られてばかりでは強くなれません。あえて厳しい道を行かせて、陰からそっと見守る。

そして本当にピンチのときには尻ぬぐいをしてくれて、上層部と対立するようなことは決してしない。上層部との対立に部下や後輩を巻き込むのは社会人としてダメージが大きいということを知っているからです。

このバランスを取るのが上手な人は、部下や後輩からも「あの人は頼りになる!」と信頼されますし、上層部からも「しっかり仕事をしている」と思われるものです。

まとめ

実は私たちが知らないだけで、上層部とうまくやれる人たちにはいろんな苦労や努力があるのだと思います。彼らを「お調子者だなあ」とか「なんで私たちを守ってくれないんだろう」と恨めしく思うのではなく、彼らの裏に隠れている努力を見てみると勉強になるのではないでしょうか。

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