憂うつな帰省を短縮させる方法、5人のケース 「またこの季節が…」
LIMO / 2019年12月26日 10時15分
憂うつな帰省を短縮させる方法、5人のケース 「またこの季節が…」
年末年始が近づくにつれ、帰省のことで頭を悩ます方も多いですよね。渋滞に巻き込まれたり、混雑する新幹線で帰省をし、滞在中は義理の両親への気遣いをする。「疲れるために帰省しているようなもの」とため息をつきたくなります。
かと言って、帰省しないのも関係がギクシャクするので避けたいところ。角を立てずに早めに退散する妙案はあるのでしょうか。そこで今回は、憂鬱な年末年始の帰省を短縮させる秘策を紹介していきます。
帰省直前や年明けすぐに仕事を入れる
年末年始の休みが決まっている職場では通用しませんが、スーパーなどのサービス業やシフトを組んだ職場で働いている場合、帰省直前まで仕事を入れることができます。
パート長として働いているAさんは、夫に「人手が足りなくて休みを取れなかった」と言い訳をし、滞在期間を短縮しました。正月くらいゆっくり休みたいところですが、義理の両親と過ごすより働いていた方が楽と考えたからです。
Aさんの夫は、彼女の仕事に理解があり、人手不足の職場ということを認識していたため、すんなりと受け入れてくれました。遊ぶために滞在を短縮するわけではないので、通用しやすい秘策ともいえます。
ただし、勝手に仕事を年末年始に入れると旦那さんと口論になる怖れもあるので注意が必要です。「旅行の予約を入れた同僚がいるから持ち回りで担当しなくてはいけないの」と事前に伝えておきましょう。
口頭だけだと、言った言わないと押し問答になることもあるので、LINEなど証拠が残る方法でやり取りをしておくことをおすすめします。
子供への感染予防で帰省のピークを避けたいと言う
年末年始はインフルエンザの流行のピークと重なります。子供を連れて人ごみの中を長時間移動することもあり、いくら対策を講じても足りません。また、潜伏期間もあるので、発症するのが帰省中ということも考えられます。
帰省時に発症すると、馴染みのない休日病院で診察を待つことにもなり、心労が倍増します。病気のリスクを遠ざけることを理由にし、滞在日数の短縮を狙いましょう。
夫の実家に帰省するのに長距離移動が必要なBさんは、「今年はインフルエンザが猛威をふるっているので帰省のタイミングを少しずらします」とUターンラッシュのピークを避け、元旦の午後に風のように去っていく方法を思いつきました。
慌ただしいわね、と言われても「子供を考えての行動ですから」と強調し、義母との衝突を回避しています。
日時を間違ってチケットを購入する
確信犯的な行動ですが、帰省時に利用する新幹線や飛行機のチケットの日時を間違えて買うことも滞在を短縮させる方法の1つです。
「キャンセルして替えられないの?」と言われても、12月も後半になるとチケットそのものが入手困難になり、交換不可能になります。しかし、この方法は意図的に間違える荒業です。その分、覚悟を持って実行しなければなりません。
帰省時の交通手段のチケットを担当しているCさんは、当初の予定よりも1日遅い便を予約してみました。長期滞在をして気を遣ってしまい、正月明けは疲れが出て寝込むのを繰り返していたからです。
投げやり気味にチケットを購入し、間違えに気がついたのは出発2日前にしました。案の定、前日は帰省のピークで家族全員分のチケットを購入するのは不可能。
「どうして早く気がつかなかったの」と義母に嫌味を言われたそうですが、正月明けのCさんの様子を毎年見ている小学校高学年の長女がフォローをし、大事にはならなかったそうです。
イベントの予定を入れる
小学生以上の子供がいると、年齢に応じて習い事や自治体、NPO法人が主催するスキー教室など冬休みのイベントに参加できるようになってきます。
夏休みに比べて休暇が短いこともあって年末年始前後に実施されることが多く、それを口実に「今年の滞在は短くなります」と言うことができます。遠出が必要なイベントが締め切りになっていたり、費用対効果が合わない時は近場で行われるイベントを探し、さり気なく子供に見せてみましょう。
子供が参加したがっていたら、「今年はこのイベントに参加してからおばあちゃんのところに行こうか」など声をかけ、予定を埋める方向に持っていけます。
子供も成長していくと、おばあちゃんの家に行くことより楽しいことを見つけるようになってきます。この方法で上手くいったのが、近所のDさん。
子供が小さい頃は4日間にも及ぶ滞在を我慢していましたが、成長するにつれて子供本人が田舎で何にもない夫の実家に飽きてきました。そこで、NPO法人が主催するイベントを教えると「これに参加してからおばあちゃんの家に行く」と主張し、4日間が3日間に変更になったそうです。
子供が帰省と天秤にかけて「今年は長居したくない」という状況に持っていけるよう、ひそかに子供の好きそうなイベントを探してみてはいかがでしょうか。
夫が実家ベッタリではないなら帰省の期間を話し合う
悶々とした気持ちを抱いたまま、新しい年を迎えるのは避けたいですよね。実家大好きの夫でなければ、帰省に関する意見交換をしてみましょう。
最初から「帰省がしんどい」とストレートに言うと、衝突する怖れがあります。正月明けすぐに子供の習い事がある、仕事のシフトもあるから滞在期間を短縮したい、など現実的な問題を突き付けていくと、意外と短縮案を受け入れてくれるはずです。
結婚10年目のEさんは、思い切って帰省のことを旦那さんに相談しました。運良く小学1年生の長男が習っている空手道場が1月2日にその年最初の集まりがあったのです。しかも先生は暦 や風習を大切にしています。
「1月2日は習い事はじめ」と何かを始めるには最適な日と言われており、参加は自由なものの先輩ママに聞くと先生ご夫婦の手作りお汁粉などが食べられ、大勢の生徒さんが来ると評判でした。
また、Eさん自身も4日は早出のシフトになっていました。子供の意見とEさんの仕事を考慮し、Eさんの夫は「今年は早めに戻ってくるか」と短縮案をすんなり受け入れてくれたといいます。
元気でいることを確認し合う儀式と割り切る
義理の両親の自宅に帰省すると、何かと気が張って休まることがありません。なるべく短く済ませたいとは思うものの、孫の成長も見せる機会なので無視することもできません。子供が小さい時は滞在日数も長くなりがちですが、大きくなっていくと子供の用事も入ってなかなか帰省することも難しくなります。
たしかに憂鬱な気分になりますが、帰省はお互いが元気でいることを確認しあう儀式です。「こうして帰省する機会も限られている」と割り切り、それでも辛いなら短縮する方法を実践して乗り切りましょう。
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