「タレントにならない?」小学生に近づく魔の手口…親が知っておきたい防犯ポイント
LIMO / 2019年12月26日 20時40分
「タレントにならない?」小学生に近づく魔の手口…親が知っておきたい防犯ポイント
子どもをターゲットにした犯罪は、減少する気配を見せていません。「知らない人についていってはダメ!」という一言だけでは、子どもの安全を守りきれない時代にもなっています。そこで今回は、大切なわが子を守るために親が知っておきたい防犯のポイントを紹介します。
児童の70人に1人が「怖い目に逢ったことがある」
『担任の先生に聞く、小学生の防犯に関する意識調査(https://www.alsok.co.jp/security_info/enquete/17.html)』(ALSOK)によると、児童の70人に1人が、登下校中または外出中に「怖い目に遭ったことがある」ことが分かりました。
しつこく話しかけられたり、つきまとわれたりするケースも多く、なかには脅迫や暴力を受けた児童も。とくに危ないのが、下校中の通学路です。「タレントにならない?」といった、子どもの興味を惹く話題で近づく悪質なケースも目立ちます。
近年は、子どもがネットを通じて被害を受けるケースも急増しています。リスクを未然に防ぐために、ALSOKが啓蒙している「情報発信・受信のポイント」を押さえておきましょう。
「情報発信時」の注意ポイント
・か:顔がはっきり映っていないか
・き:(著作権侵害など)禁止されていることではないか
・く:暮らしている場所が知られないか
・け:ケータイ番号など連絡先を教えても大丈夫か
・こ:(誰かを)困らせたり、迷惑が掛かったりしないか
「情報受信時」の注意ポイント
・あ:会おうといってきた
・く:クリック(タップ)させようとしてきた
・ま:(メールなど)を回すようにいってきた
・が:画像を送るようにいってきた
・で:電話やメールをさせようとしてきた
・た:タダであげるといってきた
子どもに必ず持たせたい!3つの防犯グッズを紹介
こどもが犯罪に巻き込まれないために、親としては万全の防犯準備をしたいですよね。そこで、こどもに持たせたい防犯グッズを3つ紹介します。まずは「フラッシュライト」です。相手の顔に向かってボタンを押すと、強力な光で相手はしばらく目が見えず、そのスキに逃げることができます。
フラッシュライトを選ぶときは、以下のポイントを押さえましょう。
・長さは10センチ前後
・明るさは「800ルーメン」以上
・こどもでも簡単に使え、持ち運びができる小型軽量のもの
2つ目は「スマートフォン」です。おすすめは、ドコモから販売されている「キッズケータイ F-03J」。以下の特徴があり、万が一のときにこどもに持たせておくと安心です。
・防犯ブザーとGPSを搭載
・ワンタッチで電話とSMSが可能
・最大4件まで緊急連絡先を設定できる
3つ目は「防犯ブザー」です。実際に小学生の子をもつAさんの体験をもとに、「防犯ブザー」のポイントをお伝えします。
子どもの防犯ブザーはちゃんと鳴る?定期的に点検をしよう
Aさんは、ふとしたことで防犯ブザーを点検する必要性を感じたといいます。
Aさん「末っ子が、お兄ちゃんのランドセルについた防犯ブザーを引っ張ってしまったことがあって。慌てて駆け寄ってみると、音がまったく鳴っていなかったんです。電池が切れていたんですね……」
普段は使うことがない防犯ブザー。でも、いざという時に「使えない」というのは笑えないことです。
Aさん「このまま気がつかなかったら、と思うと怖くなりました。これを機に、定期的に音が鳴るかどうかチェックするようになりましたね」
今でこそ防犯ブザーは必須アイテムですが、持たせるだけで満足するのは禁物。「いざという時に使えるか」という点をもとに、定期的に点検するようにしましょう。
子どもが安心して過ごせるように、防犯意識を高めよう
子どもを巻き込んだ事件は、毎日のように起きています。トラブルに巻き込まれてからでは遅いです。大切なこどもを守るべく、日ごろから防犯意識を高めていきましょう。
参考:『担任の先生に聞く、小学生の防犯に関する意識調査(https://www.alsok.co.jp/security_info/enquete/17.html)』(ALSOK)
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