老若男女映画館に行こう!年末年始にオススメの公開中映画10選
LIMO / 2019年12月28日 7時45分
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老若男女映画館に行こう!年末年始にオススメの公開中映画10選
年末年始の予定は決まりましたか? いつも以上に忙しい人もいれば、むしろ暇にしているという人もいるでしょう。このときばかりは、映画館でじっくりと映画を堪能する人もいるのではないでしょうか。
今回は、年末年始に鑑賞したい劇場公開中の映画をご紹介します!
(LIMO記事上では作品名をクリックすると公式HPにジャンプします)
『カツベン!(https://www.katsuben.jp/)』
周防正行さんが監督を務める本作は、活動弁士が主人公の物語です。活動弁士とはサイレント映画を上映していた時代、その内容を解説したり、物語を補足する専任の解説者のことをいいます。略して「活弁」や「弁士」ともいわれます。主人公は、そんな活動弁士を夢見る青年、俊太郎が、弁士として活躍するまでの青春や夢、恋が詰まったストーリーです。
オーディションで役を勝ち取ったという主人公・俊太郎を演じるのは成田凌さん。その他、俊太郎の初恋の相手であるヒロインとして黒島結菜さん、永瀬正敏さん、高良健吾さん、池松壮亮さん、井上真央さんら豪華キャストが出演。
12月13日より劇場にて公開中。今年の締めの1本にも、来年の映画初めにもぴったりなエンターテイメント作品となっています。
『家族を想うとき(https://longride.jp/kazoku/)』
2016年のカンヌ映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞した映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』などを手掛けたケン・ローチ監督の最新作。現在83歳のケン・ローチさんは、この作品での監督引退を表明していたのですが、イギリスや世界中で広がる格差や貧困の現実を伝えたい物語として本作が制作されました。
引退を撤回しようと決断するほどに強い想いを持つ本作は、個人事業主の宅配ドライバーとして独立したターナー家の父・リッキーが主人公です。母も介護福祉士として1日中働くような毎日を送っています。ふたりが一生懸命働けば働くほどに、息子や娘とともに過ごす時間が減ってしまい、すれ違いが生じるという問題が。
働かなければならない現実と、その一方で仕事に時間を割くことで見逃してしまう幸せについて問いを投げかけている作品です。答えの出ない問題ですが、観た人全員が仕事や人生についてじっくりと考えるきっかけにつながるでしょう。
12月13日より劇場にて公開中。
『屍人荘の殺人(https://shijinsou.jp/)』
今村昌弘さんの小説家デビューとなった同名小説が原作で、国内のミステリーランキング1位を獲得しています。主人公は、ミステリー小説オタクの大学生、葉村(神木隆之介さん)。そして、私立探偵としての顔を持つ剣崎(浜辺美波さん)は本作のヒロインです。その他、中村倫也さん、葉山奨之さん、佐久間由衣さん、山田杏奈さん、古川雄輝さんらの共演で繰り広げられる密室状態の紫湛荘の殺人事件。
ハラハラドキドキしつつも、謎解きが進むにつれて爽快感も増していきます。スッキリとした気持ちになりたい人や、原作を読んでおらず、映画を観てじっくり謎解きに挑戦したい人におすすめの作品です。原作未読の方は、ぜひそのままネタバレなしで映画を観てくださいね!
12月13日より劇場にて公開中。
『ぼくらの7日間戦争(http://7dayswar.jp/)』
過去に実写映画化(1988年)もされた宗田理さんの同名小説を原作に、原作より約30年後となる2020年を舞台にして描かれた劇場版アニメーション作品です。
主人公・守を北村匠海さん、ヒロインとなる綾を芳根京子さんが演じ、声のお芝居に挑戦しているほか、潘めぐみさん、鈴木達央さん、櫻井孝宏さんら豪華声優陣も出演しています。さらに、実写映画で中山ひとみを演じた宮沢りえさんも30年後の姿として特別出演。
あの頃を知っている人も、初めて『ぼくらの7日間戦争』に触れる人も、存分に楽しめるでしょう。本編88分と観やすい長さで、子どもから大人まで楽しめますので、家族みんなで鑑賞する作品を探している方にもおすすめです。
12月13日より劇場にて公開中。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(https://starwars.disney.co.jp/)』
2015年より始まった「スター・ウォーズ」続三部作シリーズの完結編です。シリーズ3作目、スター・ウォーズ全体(スピンオフ除く)では9作目となります。
スター・ウォーズは、旧三部作(エピソード4、5、6)の次に新三部作(エピソード1、2、3)、そして続三部作として2015年よりエピソード7、8、9が展開されていました。
スター・ウォーズのストーリーに触れたことがない人は、続三部作のエピソード7、8は事前に鑑賞してから9作目を観る方がキャストや登場人物の人間関係、ストーリーがつかみやすいでしょう。本シリーズで主人公に大抜擢されたレイ役のデイジー・リドリーさんや、カイロ・レンを演じるアダム・ドライバーさん、フィン役のジョン・ボイエガさんらは他の作品でも勢力的に活動されているので、観たことがある人もいるかもしれません。
壮大なストーリーに見合ったスケールの大きい映像は、やはり映画館で観るべきもの。年末年始だからこそ印象に残る派手なものが観たいという人は、この作品を選んでみてはいかがでしょうか。
12月20日より劇場にて公開中。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に(https://ikutsumono-katasumini.jp/)』
大ヒット、超ロングランとなったアニメーション映画『この世界の片隅に』に250カット以上の新たなシーンが加わった作品です。主人公すずを演じるのんさん、夫となる周作を演じる声優の細谷佳正さんなど前作からのキャストが今作も続投しています。ほかに、遊郭の女性テル役には花澤香菜さんが新たに出演しています。
前作を観た人は、馴染みのある声、馴染みのある空気感をまた劇場で楽しめる嬉しさを実感できるでしょうし、前作を見逃して初めて観るという人も、この世界観にすぐに引き込まれるはずです。同作の連続ドラマを観ていて、アニメーション作品を観ていなかったという人も、ぜひこの機会に鑑賞してみては。
12月20日より劇場にて公開中。
『ブレッドウィナー(https://child-film.com/breadwinner/)』
第90回アカデミー賞長編アニメーション賞にもノミネートされたアイルランド・カナダ・ルクセンブルク合作の本作。タリバン政権下のアフガニスタンを舞台に、過酷な日々を生き抜こうとする少女を主人公にしたストーリーです。原作はカナダの児童文学作家、デボラ・エリスさんの小説「生きのびるために」となっています。
アニメーションで異国の世界観にも親しみやすさがありますが、その一方で描かれている内容は厳しい現実そのもの。年末年始の時間があるタイミングでじっくりと鑑賞し、じっくりと考えてみたいという人におすすめです。
12月20日より劇場にて公開中。
また、Netflixで『生きのびるために』というタイトルで同作が配信中です。映画館に行けないという人や、家で観たいという人は配信でも楽しんでくださいね。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(https://heroaca-movie.com/)』
堀越耕平さんの大人気漫画「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」の劇場版作品です。原作者の堀越さんが「ある種、ヒロアカの最終回とも言えます」というほど。漫画やTVアニメに加えて、劇場版ではさらなる熱いバトルが繰り広げられています。
ヒロアカに触れたことがないという人は、まずは劇場版公式HPをご覧ください。ヒロアカに関する基本情報がわかりやすくまとまっているページや、イントロダクションを読んでいくと、初めての人でも十分に楽しむことができます。冬休み中の子どもと一緒に鑑賞する予定の保護者の方も、ぜひ事前にホームページの確認を。間違いなく大人も子どもも楽しめるアツくて刺激的な作品です。
もちろん、原作を読んでTVアニメを観ているという人は、過去のストーリーとも照らし合わせてなおさら胸を熱くするでしょう。
12月20日より劇場にて公開中。
『テッド・バンディ(http://www.phantom-film.com/tedbundy/)』
アメリカ犯罪史上、最悪レベルとされる連続殺人犯テッド・バンディを主人公として描いた作品です。テッドをザック・エフロンさん、恋人のリズをリリー・コリンズさんが演じています。
テッドは、精神的に不安定な連続殺人犯という意味合いの「シリアル・キラー」の語源となったとも言われている人物で、それほど影響の大きかった事件であり、殺人犯であったということです。しかし、容姿端麗で頭脳明晰だったテッドが逮捕されてからも、刑務所にはファンレターが多数届けられたという驚きのエピソードもあります。
12月20日より劇場にて公開中、R15指定作品です。日本以外はNetflixで配信中で、劇場公開は日本限定なのだとか。
『男はつらいよ お帰り 寅さん(https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie50/)』
国民的人気を誇った映画『男はつらいよ』シリーズ。第1作の公開から50年経った記念となる2019年に最新作が公開されました。
新たに撮影された登場人物たちの今の姿と、過去の映像を4Kデジタル修復したパートで紡ぐ物語となっています。かつての作品を観たことのある人も、今回初めて観るという人も作品を観たら、家族や友人と思い出話や感想を言い合いたくなるはずです。
年末年始だからこそ、帰省の予定のある人や、自宅に親戚が集うこともあるでしょう。世代を越えて親しまれ、語り継がれた本作が、話の種になるかもしれませんね。
12月27日より劇場にて公開中。
ご注意
上映時間や公開時期は劇場によって異なりますので、詳細はお近くの劇場ホームページなどでご確認くださいね! 新作映画とともに良いお年をお過ごしくださいませ。
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