上沼恵美子さんも!?「旦那がいると具合が悪くなる…」それって夫源病かも

夫源病（ふげんびょう）って聞いたことありますか？循環器科の医師である石蔵文信さんが「妻の病気の9割は夫がつくる」（石蔵文信／著、マキノ出版／刊）という本の中で提唱した概念です。「中高年女性の夫や環境などのストレスによる更年期障害のような症状」（※1）で旦那がいると奥さんの具合が悪くなるというものです。最近は若い夫婦でも見られるようです。一体どんな症状なのでしょうか？

上沼恵美子さんも発症!?夫源病とは？

上沼恵美子さんといえば、料理番組を持っていて歯に衣着せない大阪のおばちゃんトークを思い出します。そんな彼女ですが、旦那さんは大阪のテレビ局関連会社の社長まで出世した人です。その旦那さんが定年退職した後、旦那さんがうちにいると具合が悪くなる等症状、つまり夫源病の様相を呈したそうです。（※2）

先日新聞の投書に一人で出かけて帰ってきたら旦那がいて頭痛と吐き気で寝込んだというのもありました。そんな症状で苦しんでいる中高年の女性は、多いのかもしれません。

一体どんな旦那が夫源病の原因なんでしょうか？

こんな旦那が夫源病の原因かも!?

自分が上を絶対に譲らない

何が何でも奥さんに優位でないと気が済まない旦那、いませんか？人と比較して優位でないと気が済まないのは、相手にダメだということを思い知らせることでしか自分を満たすことができないからです。そう考えるとなんだか可哀想だと思えてきます。自分に自信がある場合、相手を見下す必要がないので威勢を張りません。残念ながら、なかなかそのような殿方にお目にかかることはありません。自分に自信があるなら、虎の威を借りなくていいはずです。

周囲からの見た目を気にする

人からの評価をとても気にする旦那が夫源病の原因になっていることがあります。同じマンションの住人にはとても愛想がいいのです。世間体や見栄が大事なので、問題は表面化しません。

夫源病に対策はある？

旦那を褒めたり、関心を持ってあげることが対策のとのこと。でもそんなにへりくだりない！というのが多くの奥さんの正直な感想ではないでしょうか？（笑）些細なことでの積み重ねが心を苦しているのです。これから快適な人生にしたいなら、あきらめることと程よい距離を置くことも大事だと思います。

また、いいたいことをメモにして感情を吐き出しておくのも一つです。それだけでもぜいぶんスッキリします。頭の中にあるモヤモヤがアウトプットされると、頭も冴えてきて近視眼的にならずにすみます。また、自分の思いを見える化することで、旦那さんにうまく自分の言いたいことが伝えられるかもしれません。

今から自分の逃げ道を作るべき

「あたしは絶対旦那と一緒の墓に入らない」という言葉、聞いたことありませんか？筆者も祖母や複数の叔母から聞いていました。

「やってほしいことは、まずはやってあげることだ」という話も聞くのですが、なかなかそこまで俯瞰できません。どうしても「やってあげたもの負け」になってしまいます。昨今の共働きの家庭では、いかに家事を分担するかが議論されますが多くの旦那は「どうしてその家事どうしても俺がやんなきゃいけないの？」と切り返します。旦那は、平日仕事から早く帰ってきて家事をやるのは勘弁してほしいといいます。

奥さん側だって、仕事して帰ってきて、座る間もなく洗濯物を取り込んでお風呂の掃除をして食洗器に入れた食器を出して、しまって、食事の支度を始めるのです。なのに、旦那だけがどうして疲れたからといってのんべんだらりとしていていいのでしょうか？筆者はおかしいと思います。

収入が低い側がそれを担えという理屈です。夫婦で協力して家事を終わらせてゆっくりできる時間を作りたいのです。そのような話をすると決まって不機嫌になります。

そのようなやり取りしかできない、こちらの要求を聞いてもらえない人と一緒にいれば当然夫源病にもなります。ほどよく距離を取り、旦那をは変わらないものと思うと楽になります。

参照：

（※1）男性更年期　夫源病　石蔵文信『夫源病とは？（https://gghouse.jp/）』　

（※2）NEWSポストセブン『上沼恵美子、夫との関係悪化「夫源病」で結婚41年目の別居（https://www.news-postseven.com/archives/20180725_726862.html）』