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いきなり!ステーキ大量閉店のペッパーFSが再び年初来安値更新。日経平均株価は反落

LIMO / 2019年12月30日 7時20分

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いきなり!ステーキ大量閉店のペッパーFSが再び年初来安値更新。日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2019年12月27日

株式市場の振り返り-薄商いの中で日経平均株価は反落となった一方、TOPIXは小幅続伸

2019年12月27日(金)の主要指標 カッコ内は前日終値比

日経平均株価 23,837円(▲87円、▲0.4%) 反落

TOPIX 1,733.1(+1.9、+0.1%) 小幅続伸

東証マザーズ株価指数 907.6(+5.8、+0.7%) 4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,479、値下がり銘柄数:601、変わらず:72

値上がり業種数:24、値下がり業種数:9

年初来高値更新銘柄数:104、年初来安値更新銘柄数:4

東証1部の出来高は8億2,578万株、売買代金は1兆4,332億円(概算)となりました。

出来高は前日並みでしたが、売買代金は小幅増加となっています。クリスマスは終わりましたが、外国人投資家は休暇中が多いと見られ、市場参加者が減ったままとなっています。

売買代金は前日よりは増えたものの、依然として1兆5,000億円に遠く届かない状況でした。また、出来高も10億株を割り込んだままです。

そのような中、日経平均株価は上値が重い展開のまま、大引けに掛けて売りに押される展開となりました。

寄り付き直後は一時+42円高となりましたが、その後は前日終値を挟む攻防となりました。しかし、後場の半ば過ぎから売りが優勢となり、そのまま安値引けで終わっています。

ちなみに、この日は12月決算企業の配当落ち日であり、それによる下落影響が約▲50円ほどあったと推察されています。

なお、TOPIXは終日プラス圏で推移し、売りに押された最後もマイナス圏へ沈むことなく小幅続伸となりました。

東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は13日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は7,285万株、売買代金1,260億円となり、いずれも前日より減少しました。

先々週から始まった年内のIPOラッシュを受け、個人投資家の資金移動が激しさを増しており、売買代金は13日連続で1,000億円を上回りました。12月上旬までの薄商いが嘘のような活況となっています。

また、株価指数も4日続伸となり、徐々にではありますが900ポイント台を固めつつあります。

TOB対象のパルコがストップ高、ステーキ事業売却の吉野家HDは年初来高値更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大幅安となり、第一三共(4568)や大塚ホールディングス(4578)など医薬品株の一角も売られました。

また、配当落ち日に伴う下落も多く見られ、キヤノン(7751)、ヤマハ発動機(7272)、ブリヂストン(5108)、JT(2914)などがいずれも大幅下落となっています。

一方、前日にJ.フロント リテイリング(3086)からのTOB(公開買い付け)による完全子会社化が発表されたパルコ(8251)が+22%弱高のストップ高で引け、そのJ.フロント リテイリングも一時+6%高へ急騰しました。

また、傘下のステーキ事業「フォルクス」の売却を発表した吉野家ホールディングス(9861)が高値引けで年初来高値を更新しました。

他方、傘下にある「いきなりステーキ」の売上不振による大量閉店が明らかとなったペッパーフードサービス(3053)は再び年初来安値を更新しています。株式市場では、ステーキは嫌われているのでしょうか。筆者は大好きですが。

その他では、ハイテク株で電子部品株が買われ、村田製作所(6981)が年初来高値を更新し、太陽誘電(6976)は4日連続の年初来高値更新となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、直近に新規上場となったランサーズ(4484)がストップ高となりましたが、マクアケ(4479)は利益確定売りに押されて値を下げました。

一方、1か月前の新規上場にもかかわらず早くも業績下方修正を発表したトゥエンティーフォーセブン(7074)が下げ止まらず、連日で安値を更新しています。

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