言い方ひとつであなたも鬼姑?!どのような行動が嫁に嫌がられる？

たまに現れて家事や育児に口出しをしてくる姑という存在。毎日忙しい主婦にとっては目の上のたんこぶです。そんな姑に対し「私は絶対あんな風にはならない」と意気込むお嫁さんたち。いったい、どのような行動が嫌がられているのでしょうか。

暇なの?!未だに続く嫁イビリ

昔から姑の悪意ある一言は多くのお嫁さんたちを傷つけてきました。

・「義実家に滞在した際、レトルトの離乳食を持参しました。キッチンを借りるのを避けただけなのに『またそんなもの食べさせて！子供のこと考えなさい!!』ときつく叱られました。しかも、義母は私からレトルトを取り上げ、お粥を作り娘に食べさせました。私だって家ではきちんと作っているのに…。こちらの話も全く聞かない義母の姿勢にイライラしました」

・「義母に頼まれ、おつかいに行くことになりました。夫もおり子供たちを置いていっていい、というのでお言葉に甘えてでかけようとしたところ『さー、ここからは家族水入らずねー』という義母の声が…。一生懸命尽くしても、息子や孫は家族で私は他人なんだということがわかり、そこからは距離を置くようになりました」

・「出産後、体重が戻らない私。太らない体質の義母から見るとそれがだらしなく見えるらしく『息子に浮気されたとしても、それはあなたの責任ですからね』といわれました。体形のことは私も気にしていたので、かなり落ち込みました」

「そんないい方しなくても…」というものも多く、お嫁さんたちの苦労がしのばれます。

言い方ひとつであなたも鬼姑?!

「義母にあんな風に言われたことは一生忘れない」と恨みを持つお嫁さんたち。とはいえ、義母だってかつてはお嫁さんだったはずです。それでは、どのような人が嫌われる姑になりやすいのでしょうか。

・「自称『サバサバ』な義姉は立派な小姑です。『私、本音しか言わないし、思ったこと我慢できないんだよね』といつも気に障ることをズケズケと言ってきます。小姑でも大変なのに、あのうちの息子さんと結婚する相手は大変だろうなと思います」

・「なんでも自分の信じたものを疑わない人は要注意だと思います。私の周りにいるのが「病院や薬は悪、添加物のない食べ物で何でも治そうという人などは自分で信じるだけでなく押し付けてくる人が多く、嫁の立場だったらキツイなぁ」

・「姑は『私は姑と同居をして、毎日ひどくいびられた。こんなものじゃなかった』と口癖のように言います。自分がひどくやられたからこれくらいやっていい、という理屈がわかりません」

みんないいたいことがあるのは当然です。しかし、それを相手の気持ちを考えずストレートに言ってしまうことは嫁姑問題に限らず相手を傷つけることになるのではないでしょうか。

友達や職場の人に気遣いをするように、それがお嫁さんであっても気持ちを考えて発言することこそ「嫌われる姑」にならない一歩なのでは？という意見がでました。

人の振り見て我が振り直せ

とはいえ、自分の行動というのはなかなか気が付かないものです。もし自分が無意識のうちに相手を傷つけてしまっているのであれば、その行いを正したいですよね。自分の感覚や世代での価値観というのはなかなか変えられないものです。

ただ、他人の話にも耳を傾け、違う価値観の人が思うことを頭から否定せずに「そういう考え方もあるのか」と思うだけで、相手を傷つけてしまうこともかなり減らすことができるのではないでしょうか。

まとめ

何気ない一言でも、何度も同じ相手に言われているうちに、ストレスになることは珍しいことではありません。嫁と姑という関係は長く深く続くものです。気をつかって思っていることをいえないお嫁さんが多く存在するということを考え、言動に注意することも思いやりのひとつといえるのではないでしょうか。

また、今現在姑からの心無い一言で悩んでいる方も、相手がわざとやっているのか、もしくは全く気付かずに発言してしまっているかを見極め、距離をとったりそれとなく伝えることで多少は改善されるかもしれません。もし、つらい思いをしているのであれば「自分がやられたのだから今度は自分がやって当然」と考えず、負の連鎖を断ち切ることで、未来では良好な嫁姑関係が築いていけるかもしれません。