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「自称、気が利く夫」の的外れな言動にイラッ!好転させるには「鈍感さへの諦め」が必要?!

LIMO / 2020年1月5日 20時10分

「自称、気が利く夫」の的外れな言動にイラッ!好転させるには「鈍感さへの諦め」が必要?!

「自称、気が利く夫」の的外れな言動にイラッ!好転させるには「鈍感さへの諦め」が必要?!

増え続ける共働き家庭において、仕事に家事、育児にと毎日慌ただしく過ごしている妻たち。ふと横を見ると、帰宅するなりスマホを片手にソファにゴロンと転がる夫の姿が…。

休日は休日で、朝から溜まった洗濯と子どもたちの世話に追われる自分をよそに、やっぱりソファでゲーム三昧!?これでは、「どうして私ばかり!」と妻がイライラを募らせるのも無理はありません。

共働きである以上は二人で家事や育児を分担していくものだと思っていたのに、協力的ではない夫の態度やどこか的外れな「気遣い」にウンザリして、この先も果たしてこの人とやっていけるのかな…と不安や不満を抱いている妻たちも少なくないようです。

今回は、思うように家事や育児を分担してくれない夫へイライラを募らせる妻たちのエピソードと、そんな夫に上手く働きかけて夫婦関係を好転させたテクニックをご紹介します。

「自称:気が利く夫」の的外れな言動にイライラ!

共働き家庭では、帰宅してから就寝時間まで夕飯やお風呂の支度、子供の寝かしつけに明日の準備にと息つく間もなく過ぎていきます。ただでさえ大変なタイミングで気まぐれに手を出す夫のズレた行動にかえって疲れてしまったり、的外れな提案に振り回されたりして、妻たちのイライラがさらに蓄積していくようです。

「仕事から帰ってきて食事の用意に子供の相手にとバタバタしている私を見て、珍しく『俺も手伝うよ』と動き出した夫。お風呂掃除でもしてくれるのかな…と期待したのですが、相変わらず自分はソファに寝転がったまま、子供たちにスマホで動画を見せ始めて、『手伝うって言ってそれ!?』と唖然としました。

『子供のことは気にしなくていいから、ゆっくりご飯作って』と言われても、子供たちを寝かせる時間は決まっているし、あまり長い時間動画も見てほしくないし、ちっとも有り難くない申し出にモヤモヤ…。この後に控えている家事の一つでもやってくれればいいのに、結局、その日の子供たちと自分の就寝時間が後ろにずれ込んだだけでした。夫の『有難いお手伝い』は金輪際、もう結構!という思いです」

「一日働いてクタクタの状態で作っていた夕飯がもう少しで完成!というところで、のんびりテレビを見ていた夫が突然、『お、焼き肉うまそう!最近食べてないな~、今晩行くか!』と言い出した時には、耳を疑いましたね。子供たちも大喜びで盛り上がってしまって、『あなたたちの目の前にあるこれが見えないの?』と思いながらも、作りかけの夕飯を残して外食に行きました。

夫は一度こうと決めたら絶対に譲らない性格で、反対するだけ無駄なので。挙句の果てには『外食のほうがママも楽でしょ?』なんて言い出すものだから、呆れてものも言えませんでした。たしかに『今日は外食する』とあらかじめ決めていたなら夕飯の支度もせずに済んだけれど、家事を手伝わないだけならまだしも、気分や思いつきで振り回すのは本当にやめてもらいたいです…」

「言われなければ気付けない」夫の鈍感さを認めて、違ったアプローチを

「私はこんなに忙しいのだから、あなたにも協力してほしい」という妻たちの気持ちは、なかなか夫たちに伝わりません。この妻たちが思う「伝わらない」は多くの場合、「夫が察してくれない」という状態を指しています。

「私はいま目の前の家事で手がいっぱいだから、暇ならこれをやってほしい」「忙しくしている私に気づいて、『これは俺がやるよ』と言い出してこないものか」と心の中で思いながら一向に動かない夫へのイライラを募らせて、ひとり黙々と家事をこなしている、という人は少なくないのではないでしょうか。

この「言わなくても察してほしい妻」と「気づかない・察してくれない夫」の認識のズレこそが、家事・育児の分担をめぐる夫婦間のモヤモヤの大きな要因ひとつ。そんな夫の「鈍感さ」を妻の側が割り切って受け入れることで、家事・育児をめぐる夫婦関係が改善されたという例もあります。

「呑気に子供とテレビを見たり、気まぐれに掃除機をかけたりという程度で家事を分担した気になっている夫に、ずっとイライラしていました。目の前で慌ただしく動いている私へ自分から『俺がやるよ』とひと言かけてくれるのを待ち続けても、一向にそんな声はあがりません。このままでは二人の関係がどんどんギクシャクしてしまうと思い、これまでの『夫が自分で気づいて動くのを待つ』以外のアプローチをしようと考えました」

この方の夫は、朝早くから夜遅くまで働き詰めのぶん、休日には子供と過ごす時間を大切にする子煩悩なパパでした。そこである日「ネットで見たんだけど、パパが家事をする姿を見せると子供に良い影響を与えるんだって」と持ち掛けてみたのです。

「夫の協力が家庭で求められている」ことを分かりやすくアピール

「子供への影響の話を聞いて俄然やる気を出した夫に洗濯物干しを頼むと、子供を巻き込んで、誰が一番多くハンガーに掛けられるかを競争するゲームを始めました。その後も、同じ手法で『廊下のワイパーがけ対決』や『洗濯物畳み競争』など、子供たちと一緒に手伝ってくれています。

そんな夫に私は『あなたが手伝ってくれることは本当に有難い、とても助かっている』とちょっと大げさなくらいに感謝の気持ちを伝えて、子供たちには『お家のお仕事も頑張るパパはかっこいいね!』と夫を持ち上げる言葉を本人の目の前でかけるようにしています。そうすることで余計に張り切って色々とやってくれるので、夫が自分から動くのを待っていた頃に比べると、私の家事の負担もだいぶ減ったと感じます。」

「気づいて、察して」というスタンスで気が利かない夫へのイライラを募らせているよりも、「鈍感で気づかないのはもう仕方ない!」と割り切って、そんな夫にも効果的な別のアプローチを考えてみる、というのがポイントのようです。

共に歩むパートナーとして、お互いのキャリアをサポートし合える関係を

日本の女性は、欧米の人たちに比べて家事サポートやベビーシッターのような外部委託サービスの利用率が低いとされています。「家のこと、子供のことを妻・母が一人で抱え込まずに誰かに助けてもらう」という考え方や周囲のサポート体制もまだ十分に整っていません。現状として、共働きの家庭では妻の方の負担が大きくなりがちです。

まずはパートナーである夫と、お互いのキャリアをサポートし合いながら共に子育て期間を乗り切る、良き「戦友」のような関係を築いていけたらいいですね。

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