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ベビーガードやジョイントマット、全部買う? 赤ちゃんの安全対策、我が家の場合

LIMO / 2020年1月9日 19時45分

ベビーガードやジョイントマット、全部買う? 赤ちゃんの安全対策、我が家の場合

ベビーガードやジョイントマット、全部買う? 赤ちゃんの安全対策、我が家の場合

子どもが生まれてハイハイなどの行動範囲が広がると、多くの家庭では赤ちゃんの安全対策を行うでしょう。

巷には正方形にカットされたマットを好きな範囲で敷き詰めるジョイントマットやキッチンや階段への侵入を防ぐゲート、リビング内の安全な場所にとどめておけるベビーサークルなど、さまざまな安全対策アイテムが溢れており、「ハイハイを始めたら必ず購入しなくてはいけない」と思いがちですよね。

1歳半の息子がいる筆者宅ではこれらの安全対策を一切行っていませんが、子どもが危ない目に遭ったことは今まで一度もありません。子どもの安全対策について「こんなパターンもある」という一つの例として、筆者の経験をご紹介します。

ドアや引き出しは閉めたがる、草や花も触れない慎重な性格

筆者の息子は、生まれてからずっと比較的おとなしい性格です。生後4カ月頃を過ぎると、頻繁に電車で外出していましたが、ベビーカーに乗せても抱っこ紐で抱っこをしてもほとんどグズることがないほどでした。ハイハイができるようになった頃「そろそろ家の安全対策をしないといけないかな」とも考えましたが、おとなしい性格のためとりあえずは何も購入せずに様子を見ることに。

その後、つかまり立ちができるようになった息子はおとなしいというよりも何事にも慎重で、危なっかしさがあまりないタイプだと判明します。2階では、1階に降りる階段を目の前にしても足を出すどころかフエフエ怖がって泣き、ソファから床におりたい時にはとてもゆっくりと足の着地地点を模索しながら降りていく姿が頻繁に見られました。

コンセントも近づこうとさえしないのでカバーは付けておらず、またドアや引き出しも怖いのか、開いていたらとにかく閉めたがります。引き出しの中から物を取り出すといった行動もほとんど見たことがありません。頭もさほど重たくないのか、低いテーブルにつかまり立ちをしていても後ろにひっくり返ったり、テーブルに頭やあごをぶつけたりといったことも全くありませんでした。

また保育園では、「お友達におもちゃを奪われてしょんぼりしていました」「園庭では他の子が走り回る中、先生と手を繋いでゆっくりお散歩を楽しんでいました」などと報告を受けるようになります。

今では保育園への道中を歩いていて見つけるお花や草さえ、怖がって触ろうとしない息子。公園を歩いてアスファルトと砂の境目までやってくると、その境目をじっと見つめて渡って歩いても大丈夫なのかを考えてから、おそるおそる足を一歩踏み出す慎重さです。

このように生まれてからすぐにそのおとなしさを実感し、また歩き始めてからの行動を見ていても、あれこれと家の安全対策を講じる必要性をそこまで感じない息子。こうした息子の性格ゆえに、筆者宅ではこれまでベビーガードやサークルなどを一切設置していません。

とにかく「子どもを1人にしない」という意識

もちろん、安全対策を一切せずに息子を放置しているわけではありません。その分、子どもの安全について筆者は心掛けていることがあります。

まず、絶対に家の中で息子を一人にしないということです。日中は保育園に預けているということもありますが、安全対策をしていないからこそ、家に一緒にいる時は常に息子に目を配る意識を持つようになりました。

またサークルやゲートなどは設置していないものの、もちろん基本的には息子の手の届く範囲では危なそうなものを完全排除。そしてリビングには「好きなようにぐちゃぐちゃにして遊んでいいエリア」を設け、大きなおもちゃ箱や絵本を用意して「家の中ではここで遊ぶんだよ」と教えています。

そして安全対策をしないがゆえに、子どもが危なっかしい行動をした時にはなるべくきちんと、なぜ危ないのか、なぜ触ってはダメなのかを言葉で教えるようにしています。これらは1歳半では、まだまだ早すぎるかもしれません。しかし、筆者としては家や建物の中も危ない場所はあるということを教えることで、危険回避能力を少しでも高める教育に繋げたいと思っています。

住環境も大きく影響する

また、子どもの安全対策についてはその家の住環境も大きく影響するでしょう。リビングとキッチンが近いような間取りだと、どうしてもリビングで遊んでいても包丁や火を使ってキッチンで料理をしている親のもとに来てしまいます。その場合はやはり、キッチンへの入り口だけはゲートでふさぐ方が安心です。またベビーサークルも、よほどスペースに余裕がある家でないとどうしても大人の生活の邪魔になってしまうもの。

そして筆者のような見守り方は、ワンオペ育児だとしても息子が一人目だからこそつきっきりで対応できます。しかし二人目や三人目が生まれた家庭では、上の子が下の子を誤って踏んだりぶつかったりする危険があり、親一人が対応するには限界もあるでしょう。

ベビーサークルやベビーゲートなどは、意外と出費がかさむ子育てアイテム。ただ「みんなやっているから」という同調意識で購入するのではなく、子どもの性格や住環境、そして設置しない場合の安全対策など、あらゆる観点から最善の選択をしていただきたいと思います。

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