牛丼「すき家」のゼンショーHD、店舗業績は好調を維持するも株価は伸び悩む(2019年12月)
LIMO / 2020年1月9日 12時15分
牛丼「すき家」のゼンショーHD、店舗業績は好調を維持するも株価は伸び悩む(2019年12月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「すき家」他を運営するゼンショーHD(7550)の、2019年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年1月6日に更新された、すき家の2019年12月既存店売上高は、対前年同月比102.8%となりプラス成長。内訳は客数100.9%、客単価101.9%でした。
全店売上高も103.1%となり、既存店・全店ともにプラス成長を果たしました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高は今期7月のみ対前年同月比でマイナス成長(98.6%)となりましたが、他の月は全てプラス成長が継続しています。なお、客数のマイナス月は7月(98.6%)と10月(98.4%)にあったものの、客単価は全ての月で100%以上です。
全店売上高も既存店同様7月がマイナス成長(98.5%)となりましたが、他の月は全てプラス成長が継続しています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の2019年以降の株価は、2,500円台で値動きが停滞する傾向にあります。11月に2,300円台から2,500円台までの上昇を果たしましたが、11月15日の2,584円をピークに下落し、その後は2,400-2,500円内での取引が続いています。
既存店売上高は7月に対前年同月比でマイナス成長となったものの、他の月は全てプラス成長が続いており、概ね順調な推移を見せています。
ただし株価は2,500円台を天井に伸び悩む状態です。順調な店舗業績が今後の株価上昇を呼び込むことになるのかが注目されます。
参考資料:すき家 月次売上推移 (2020年3月期)(https://www.zensho.co.jp/jp/ir/finance/monthly/)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「景気回復の実感」ないのに株価が上がる納得理由 株価は再び上昇トレンドに向かっていくか
東洋経済オンライン / 2024年4月25日 6時50分
-
ケンタッキー、新アプリの「歴史的改悪」が占う未来 コロナ禍以降、業績は順調も「新たな課題」が
東洋経済オンライン / 2024年4月17日 17時30分
-
長期投資&ガチホでなぜ億り人に?IT投資家・はっしゃんさんインタビュー[前編]
トウシル / 2024年4月14日 11時0分
-
なぜ、セブンで149円の「パン」が売れているのか? 背景にある“切実”な事情とは
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月12日 6時30分
-
海外投資家の買いはこれから?日本の中小型株5選
トウシル / 2024年4月11日 14時0分
ランキング
-
1日本郵便と西濃が共同輸送 長距離対象、24年問題に対応
共同通信 / 2024年5月6日 17時34分
-
2ドンキの“固すぎる”Tシャツがじわじわ売れている 開発者が生地の厚みにこだわったワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月6日 8時0分
-
3GWが明けたら次の祝日は7月の海の日…産業医が教える「年間幸福度」を最大に引き上げる有給の賢い取り方
プレジデントオンライン / 2024年5月7日 7時15分
-
4思わずクリック「フィッシング詐欺」メールの巧妙 専門家も見極め困難、2要素認証と「意識」が大切
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 9時0分
-
5「ようやく再出発」ダイハツ本社工場で生産再開 国内の全工場が稼働に 停止から約4か月半…従業員「やっぱり長かった」
MBSニュース / 2024年5月7日 9時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください