「実の母が苦手な私…」女性たちが感じているモヤモヤと罪悪感
LIMO / 2020年1月11日 10時45分
「実の母が苦手な私…」女性たちが感じているモヤモヤと罪悪感
よく「姑が苦手」「義実家に行きたくない」という声を耳にしますよね。義理の母とはいえ、妻からすれば気を遣う他人。しかし、苦手意識が芽生えるのは他人である義理の母だけではありません。
なかには、実の母が苦手で悩んでいるケースもあるのです。母親に対するモヤモヤと、その感情に対する罪悪感に挟まれている方に、話を聞いてみました。
子育てに口出しされてうんざり
育児中の娘に母親が子育てのアドバイスをする、という光景は珍しくないもの。しかし、あれこれと口出しされ続けると、娘側にストレスが蓄積されてしまいます。出産後から実の母が苦手になったというAさんに、その話を詳しく伺いました。
「初めての出産ということもあり、臨月の頃から里帰りをしました。最初は母が育児をサポートしてくれて助かっていたのですが、だんだんイライラするように…。
というのも、母の勝手な行動が目に余るようになってきたのです。お宮参りやお食い初めといった記念すべき日は、すべて母が用意した食事や服で揃えられて気分は台無し。出産前から『肌に優しいものを選びたい』と選んでいたオムツやおしりふきがあったのに、『これがいい』と別の商品を買い揃えられました。
さらには、母乳が出なくて悩んでいたのに『ミルクなんてダメよ』と告げてきたり、初めての育児でクタクタなのに『来年には2人目を授かっている頃ね』と言ってきたり…。育児を手伝ってもらっている立場なので強く言えませんが、勝手な行動や口出しにうんざりしました」
夫を悪く言わないで
続いては、自分ではなく夫に対する言葉にモヤモヤしているBさんのケースをご紹介しましょう。自分とは直接関係がないとはいえ、夫のことをあれこれと言われるのは不愉快に感じてしまうようです。
「母はなにかと人の欠点を見つけるタイプ。私の夫に対しても常に小言を言ってくるので、精神的に参っています。
夫が休日出勤をしていると伝えれば『本当に仕事なの?』『あの人は周りに仕事を押し付けられそうなタイプよね』と言うし、帰省したあとの電話では『相変わらず覇気がないわよね』『もう少し社交的な人だったらいいのに』とネチネチ。『それはあなたがツンツンした態度だからですよ』と言い返したい気持ちです。
とくに嫌なのが、妹の夫と比較するような言葉です。勤め先や年収、性格まで、まるで向こうの方が上回っていると言いたげな口調に嫌気がさします。こういった悪口を夫本人に言うわけではないものの、妻である私にとってもいい気分はしませんね」
罪悪感を背負う人も
自分とは合わない人といると、嫌悪感を持つのも仕方がないこと。しかし、それが自分の親となると「親に対してこんなことを思っていいのだろうか」と罪悪感を背負う人もいるようです。親に対してだけでなく、自分自身にもモヤモヤしているCさんに本音を聞いてみました。
「私と母は、生活スタイルや考え方が合いません。私はいつでも来客に応じられる家にしておきたいし、家族の前でも恥じらいをもった関わりをしたいタイプ。一方、母は昔から片付けが苦手で、生理の話を家族全員の前でするわ、お風呂上りには裸で部屋をうろうろするわ…。
子どもの頃は耐えていましたが、自分で家庭をもつようになってからは、そんな母の言動が目につくようになりました。実家に行けば散らかっている家が居心地悪いし、相変わらずデリカシーのない話ばかりでストレスが溜まります。
でも、母に悪気があるわけではありません。私の近状を気にかけてくれるし、いざというときは頼りになる存在です。母に笑顔で『また遊びに来てね』と言われると、『こんなに私を想ってくれるのに、私はうんざりしているなんて…』と罪悪感で胸がいっぱいになります」
まとめ
親子だからこそ、育児や夫に関する話題でも、遠慮せず発言してしまうケースが多いようです。これ以上耐えられそうにないと思ったら、「これが私のやり方だから」「夫のことを悪く言わないでほしい」とやんわり伝えるのも1つの方法です。距離を置ける環境なら、ストレスが爆発する前に少し離れてみるのもいいでしょう。
親とはいえ、完璧な人間というわけではありません。「親に対して不満を持つなんて」と自分を責めるのではなく、「母のこういった部分は苦手だけど、ここは好きだな」と大らかに捉えてみてはいかがでしょうか。
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