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休めない妻とゴロゴロする夫。家事をしないのは自分のほうが稼いでるから?

LIMO / 2020年1月11日 16時15分

休めない妻とゴロゴロする夫。家事をしないのは自分のほうが稼いでるから?

休めない妻とゴロゴロする夫。家事をしないのは自分のほうが稼いでるから?

年末年始で仕事は休みでも、家事・育児に忙しくて全く休息にならなかったという方も少なくないでしょう。年末は大掃除や帰省の支度、帰省から帰ってきたら大量の洗濯物と格闘。帰省しないにしても朝昼晩の食事の準備や片付け、部屋の掃除と休みのはずなのに動き回ってもううんざり、という声も聞こえてきそうです。

それなのにも関わらず夫はソファでゴロゴロ、スマホでゲームをしたり、動画を見たりしている姿にうんざり。今回は手伝う時間は十分あるはずなのに家事をしてくれない夫にイライラしたエピソードを紹介し、解決していく道を考えます。

家事をしない夫につのるイライラ…

・「仕事の後の家事育児に倒れそう…そんなつぶやきに、珍しく反応した夫。子どもを呼んでスマホで動画を見せ始めました。『こっちのことは気にしなくていいから、ゆっくりご飯を作りなよ』ですって! そもそも夫はスマホを子どもに見せているだけで何もしてません。子供は寝る時間も決まっているし、そんなに長時間動画を見せたくないのに…。食事を作る手伝いをしたり、お風呂を洗ったり、家事をしてほしいのに、SOSを出してもなかなか気付いてはくれません」

・「夫は家事や育児のことを気にする必要なく仕事に打ち込めますが、自分が同じように働くとなるとそういうわけにはいきません。子どもの送迎の時間を考えると、フルタイムでの仕事はまず無理です。このような事情があるにも関わらず、休日でさえも『俺はしっかり稼いでいるから』と言って自分の好きなようにダラダラと過ごす夫が理解できません」

夫婦の年収差=家事分担の差!?

一昔前は、夫は仕事をしてお金を稼ぐ担当、妻は家を守る担当という価値観が一般的でした。しかし、共働きが当たり前となった現代、家事も分担をしなければ妻にだけ負担が偏ってしまいます。

一般的に、女性は出産・育児というライフイベントがあるため、仕事を中断しなければいけない期間が出てきてしまいます。そのため、マミートラックにハマってしまったり、一度仕事を辞めてブランクができてしまえば非正規でしか雇用されなくなったりして、男性のように収入が右上がりに増えていくのは難しいのが現実です。

このような理由から、女性の収入は男性に比べて少ないことが多いですが「男性の方が年収が高いのだから家事は女性の方が多く負担するべき」と考える夫もいるようです。しかし、男性が順調に仕事を続けられるのは、妻が自分の時間やキャリアを犠牲に出産や子育てをしているからでもあります。

たとえ職場に理解があり、時短勤務などができたとしても、家事・育児・仕事の役割をすべて完璧にこなすことは困難で、キャパオーバーになってしまう可能性もあるでしょう。夫は年収が自分の方が高いのは妻の支えがあるからということを理解して家事参加に積極的にならなければ、早かれ遅かれ夫婦仲に亀裂が生まれてしまうのではないでしょうか。

どうすれば夫が動いてくれるようになるの?

「あなたも少しは家事を手伝ってよ」と言ったところで、何をすれば分からなければなかなか動いてくれないものです。夫に家事を依頼する時は「週末はトイレ掃除をして欲しい」「平日は夕食後の食器洗いの担当をして欲しい」など具体的に頼むと夫も動いてくれる可能性が高くなるでしょう。

それでも「家のことは女がすべき」という態度をとるのであれば、そこで諦めてはいけません。「自分さえ我慢すれば」と思うかもしれませんが、後々体調不良や精神的ストレスがかかり生活が上手く回らなくなる可能性が高いからです。そのため、家事分担についてはじっくり話し合う時間を作りましょう。

また、妻が家事・育児・仕事で手一杯になっていることに案外気がついていないという場合もあるかもしれません。そのため、「このままではキャパオーバーになってしまう」「いくら時短でも仕事が忙しいのはあなたと同じ。家事分担を増やしてほしい」など、本音で自分の意見を伝えることも大切です。

まとめ

家事分担に納得しないまま妻が我慢している状態が続くと、必ずと言って良いほど夫婦の溝が広がりますし、最悪離婚につながることもあるでしょう。男性に「態度で気付いて」と期待しても、期待した分だけ失望することのほうが多いもの。そのため、思っていることはきちんと言葉にして伝えることが大切です。

年収差があったり、働く時間差があったりしても、お互い家計を支えているのであれば、家事分担をしてもらうのは妻のわがままでも落ち度でもありません。もしかしたら喧嘩になったり、険悪なムードになったりするかもしれませんが、お互いが納得して生活するために、話し合いの時間を持ちましょう。

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