串カツ田中HD、既存店売上高のマイナス成長が続く(2019年12月)
LIMO / 2020年1月16日 12時15分
串カツ田中HD、既存店売上高のマイナス成長が続く(2019年12月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は串カツチェーン店「串カツ田中」を運営する串カツ田中HD(3547)の、2019年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年1月8日に更新された串カツ田中HDの2019年12月既存店売上高は、対前年同月比96.3%となりマイナス成長。客単価のプラス(101.8%)で客数のマイナス(94.6%)をカバーできず、マイナス成長となりました。
一方で全店売上高は125.6%となりプラス成長。客数124.2%、客単価101.2%といずれもプラスとなりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は11月決算)。
既存店売上高について前期Q1はプラスで推移したものの、以降は失速しマイナス成長となりました。今期12月は96.3%とマイナス成長からのスタートであり、前期からのマイナス成長が継続しています。
全店売上高は継続的な出店を背景に、前期からプラス成長が継続中です。今期も12月は125.6%と高い成長を見せており、成長が続いています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は2019年1月と8月に1,700円台でダブルボトムのチャートを形成。8月以降は着実な上昇を見せた後に、11月25日の2,652円をピークに下落しました。12月13日の2,072円で下げ止まった形であり、現在は若干上昇した2,200-2,300円で取引されています。
今期は前期から続く既存店売上高のマイナス成長からスタートしました。新規出店を背景に全店売上高は高成長が続く中で、今期は既存店売上高のマイナス成長から脱することができるのかが注目されます。
参考資料:月次報告(2019年12月度)(http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS06609/eca3962d/274b/4d65/a9e5/872b94993cd7/140120200108444576.pdf)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
老舗喫茶店、人材確保へさらなる値上げを検討 但馬屋珈琲店
食品新聞 / 2024年4月30日 2時59分
-
100均「キャンドゥ」イオンの子会社化で赤字でも株価は上昇 3期ぶり黒字化への道のりは?
Finasee / 2024年4月25日 17時0分
-
ケンタッキー、新アプリの「歴史的改悪」が占う未来 コロナ禍以降、業績は順調も「新たな課題」が
東洋経済オンライン / 2024年4月17日 17時30分
-
株主優待人気ランキング2024年5月:株価も絶好調のタマホームのQUOカード、ハニーズHDやブックオフグループHDの買い物券!
トウシル / 2024年4月13日 11時0分
-
製造業で決算発表の先陣を切った安川電機、今後の日経平均どう読み解く?
トウシル / 2024年4月11日 7時30分
ランキング
-
1物価の優等生『もやし』生産者はようやく少しずつ値上げ…しかし消費減で悲鳴「このままでは生産者がみんな廃業してしまう」
MBSニュース / 2024年5月8日 19時18分
-
2「肉も野菜も安い!」ドラッグストア絶好調の理由 物価高で高まる存在感、買収で生鮮食品も導入
東洋経済オンライン / 2024年5月9日 8時0分
-
3米検察当局がテスラを調査 報道、詐欺行為の疑いで
共同通信 / 2024年5月9日 6時5分
-
4損保大手、火災保険料引き上げ=10月に10%、災害激甚化で
時事通信 / 2024年5月8日 17時54分
-
5「次を決めずに辞めてもいい」実は英断な“あえて無職”=「キャリアブレイク」の活用を経験者に聞く
オールアバウト / 2024年5月8日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください