カレー「ココイチ」の壱番屋、既存店・全店ともに売上高がマイナス成長に(2019年12月)
LIMO / 2020年1月17日 12時15分
カレー「ココイチ」の壱番屋、既存店・全店ともに売上高がマイナス成長に(2019年12月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の、2019年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年1月7日に更新された壱番屋の2019年12月既存店売上高は、対前年同月比98.9%となりマイナス成長。内訳は客数96.9%、客単価102.0%であり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずにマイナス成長となりました。
また全店売上高も98.9%とマイナス成長になり、既存店・全店ともにマイナス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
今期の既存店売上高はプラス成長6カ月、マイナス成長4カ月という状態です。客単価は全ての月でプラスを維持しているものの、客数はプラス月が3カ月に留まっており客数面で苦戦しています。
また全店売上高もプラス月6カ月・マイナス月4カ月であり、既存店同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2018年から5,300-5,400円でフタをされた状態でしたが、昨年12月に5,500円に到達。その後も上昇が続き12月26日には6,000円に到達しました。現在は若干下落し、5,800円付近で取引がなされています。
既存店及び全店ともにプラス成長月がマイナス成長月を2カ月上回っていますが、客数のマイナスを背景に不安定な状態が続いています。今後客数の増加を果たし、安定的な成長につなげることができるのかが注目されます。
参考資料:月次情報(2019年12月度)(https://ssl4.eir-parts.net/doc/7630/ir_material1/132277/00.pdf)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値下がり率1位の銘柄は“新紙幣特需”の終了が理由か【昨日の株価】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月4日 5時15分
-
「餃子の王将」は年商930億円。2年間で4度の値上げも“ファンが離れない”決定的な理由
日刊SPA! / 2024年6月28日 8時52分
-
マイクロン、3─5月売上高が予想上回る 見通し精彩欠き株価7%安
ロイター / 2024年6月27日 8時14分
-
生まれ変わった大戸屋の業績が好転…怪我の功名となった敵対的買収? 男性客の取り込みに成功か? 次なる成長のカギはファミリー層の獲得
集英社オンライン / 2024年6月15日 8時0分
-
ワッツの上方修正が教える、100円ショップの転換期
財経新聞 / 2024年6月14日 9時13分
ランキング
-
1《旭川女子高生殺害》事件直前に助け求めたコンビニ店を責める正義の暴走 他のコンビニ店員「時給1000円とかでそこまで担うのは勘弁」
NEWSポストセブン / 2024年7月7日 16時15分
-
2なぜSuicaのペンギンは愛されるのか ペンギンの顔をした「ベレー帽」が“激アツ”の理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月7日 7時30分
-
3「同じ値段なら日本に行く」韓国人、済州島の宿泊施設が続々廃業―韓国メディア
Record China / 2024年7月7日 20時20分
-
4円安、中小企業の5割超が「デメリット大きい」…原材料価格の上昇や外国人労働者の求職減少
読売新聞 / 2024年7月7日 17時26分
-
5最悪、〈和式トイレ〉で助けを求める事態にも…老後の健康維持のために取り入れておきたい「超簡単な習慣」【60代の人気エッセイストが助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月7日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください