予測不能な突然の差し入れ、突然の訪問…「義実家近くに住む嫁たちのつぶやき」

夫の故郷に嫁ぎ、義両親とは同居ではないけれど、自宅から数分の距離に義実家がある…という人も多いのではないでしょうか？今回は、そんなお嫁さんたちの義実家が近いゆえの気苦労がしのばれるエピソードを集めてみました。

突然の訪問、突然の差し入れ…。お嫁さんたちの困惑。

・いつも突然の訪問に困ってます。あと、チャイムを鳴らすという習慣がないみたいで、急に玄関のドアが開いて「こんにちはー」って感じ。うちは0歳児がいるのですが、お昼寝中とか授乳中とか、タイミングが悪い時も多く。最近は突然開けられないよう、カギをかけておくようにしたところ、今度は出るまで連続でチャイムを鳴らし、ちょっとでも遅れると「いるんでしょー？」と玄関先で、大声で叫ぶんです。とても恥ずかしいし、ご近所迷惑…。（Yさん：義実家から徒歩5分）

・義両親からの突然の差し入れに戸惑っています。突然、「今から〇〇持っていくから。」と、携帯に連絡があったかと思うと、数分後に自家製野菜や義母の手作りのおかずといった差し入れが大量に届けられるのです。電話があったかと思うとくるので、断っている暇はありません。野菜は1日分とか可愛い量ならいいんですが、段ボールいっぱいとか…。保存場所もないし、葉物だと早く使い切らないといけないので、毎日そればかりになって、すごくストレスになります。

あと、おかずは、すでに私が夕食を用意してしまった後に持ち込まれることが多くて、メニューに合わなくて困ることが多いです。例えば、オムライスを用意したのに、大量の煮物をくれるとか…。（Cさん：義実家から車で10分）

義両親としては、近くに住む息子とその家族と仲良くしたいという一心なのでしょうが、お嫁さんにとっては少々迷惑…ということもあるようです。

マイホーム、子どもの進路…。口出しにチェックに、もうウンザリ。

・高校受験を控えた子どもがいます。会うたびに成績や志望校をしつこく聞き出そうとするのはやめてほしい。こちらは、模試の結果や学校の成績を見て慎重に受験先を決めようと思っているのに、「当然〇〇高のほうよね。応援してるよ。」と、名前の知れた偏差値の高いほうの学校を言ってきて、子どもにはプレッシャー。ババ友集まりでの話題にも出しているようで…。思うような結果じゃなかった場合のこともあるから、そっとしておいてほしいのに。（Sさん：義実家から徒歩10分）

・マイホームを購入することにしたのですが、近くで様子がわかるからか、土地選びの段階から、「あそこはいい」「ここはダメ」と、すごい口出し。業者さんとの交渉より、義両親の説得に時間がかかりました。ようやく施工にこぎつけましたが、今度はウォーキングを兼ねて、毎日建築現場をチェックしに行っているようで、「仏滅なのに工事をはじめたけどいいの？」「外壁が黄色よ。本当にそんな色を指定したの？」とかいちいち電話してきます。全部うちが指定した通りですし、そもそも頼んでないので、そんなに毎日チェックしてくださらなくても結構なんですけど…。（Mさん：義実家から徒歩15分の場所にマイホーム購入）

近距離ゆえに、息子夫婦のライフステージの変化に立ち会うことができる…と、張り切りすぎて、チェックや口出しがすぎる義両親に困ってしまうお嫁さんも多いようです。

義実家の集まりが何回も！もうヘトヘトです。

・うちも含めて主人の兄弟が、全員義実家の周辺に暮らしているんです。だから、義両親の声掛けでの集まりが年に4～5回あるんです。それもみんな座っての食事会とかならともかく、朝から準備に集まって、いざ始まれば男性が飲んで食べてゴロゴロして、女はひたすら給仕…という、何時代？みたいな宴会。私は、平日は仕事があり、休日に義実家でお酒やら料理やらを運ぶくらいなら、たまった自分の家の家事を片づけたいし、何もなければ休みたい。せめてお正月とお盆の年2回程度にしてもらいたいのですが…。（Nさん：義実家から車で20分）

義実家での集まりが苦手…という人も、遠距離ならば帰省している間だけの話ですか、近居ゆえに回数が多くて苦痛というお嫁さんもいるのですね。

まとめ

「同居に比べれば、別世帯ということで気楽」「帰省時期は、集まりはあっても、宿泊をしなくていいので余計な気をつかう機会が減る」「良好な関係を築けば、育児などのヘルプも期待できる」などメリットもある義実家のそばでの暮らしですが、それなりの気苦労もあるようですね。

義両親への感謝の気持ちは持ちつつも、無理はしすぎず、程よい距離感を保って、お互い干渉しすぎないのが、うまくやっていくコツなのかもしれません。